嬉しかったことを、ちゃんと嬉しかったと伝えたい
先日、我が家の定期点検がありまして。担当の方には懇切丁寧に隅々まで見てもらって、ちょっとした汚れは掃除までしてもらって、すごく助かりました。都度感謝は伝えられたのですが、具体的に僕がどれほど助かったかは伝えられていません。
似たような例をもう一つ。インフルエンザワクチンを打ちに近所の医院に行ったとき、混んでいて忙しない雰囲気だったにも関わらず、終始笑顔で丁寧な対応をしてくれた受付の方。この方にも、僕がどれだけ居心地良く過ごせて満足しているかを伝えられていません。
会計時に「ありがとうございます」とは言ったものの、社交辞令的というか、すりこみで言っているような感じというか、恐らく受付の方にとって気にも止まらない一言でしかなかったと思います。
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近頃「相手のどんな行動が、自分にとってどのように嬉しかったか」を具体的に伝えられずにいることが、どことなく心残りに感じるようになりました。
変化のきっかけは、おそらくマネジメントを始めたことです。フィードバックをする機会が増え、ありがとうを伝えるときには具体的な行動と感想を添えることを意識付けるようにしてきたことが影響しているのだと思います。
もしくはプロダクト開発に携わる中で、「この機能が役立ちました」と具体的な感想をもらえる機会がどれだけ貴重かを理解できたからかもしれません。
それともう一つ。
最近覚えた言葉のひとつである「推しは推せるときに推せ」に背中を押されたというのもあります。感想を伝える一番のチャンスはありがとうを言う瞬間。言葉の元の意味とはやや違いますが、タイミングを失ってから悔やまないようにと強く思うようになりました。
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そういうわけなので今後は、少しでも、ありがとうに具体的な感想を添えることを心掛けようと思います。もしかしたら言われた方はキョトンとしてしまうかもしれませんが、僕が言いたいから言うだけなので、気にせず一方的に伝えていこうと思います。あしからず。
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