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学校では学ばないけど大切なこと

 東京都では2020年4月から自転車保険への加入が義務化される。このことを知っている学生はどれくらいいるのだろうか。私も日頃からの不勉強のせいで、親から話を聞いて初めて知ったタイプである。来年から新社会人となることもあり、私も半強制的に自転車保険検討会議に参加されられたのだが、話し合いを通じて強く感じたことは保険について日本の学生は知識を得る機会が少ないのではないかということだ。

 保険だけではない。税金などのお金に関する知識や労働や福祉などの社会制度に関する知識を持っていない学生が非常に多いように感じる。私自身も今回のことがなければ保険について関心のないまま社会に飛び出していただろうし、正直税金の控除については全く知識がないので勉強しなければならないなと思っている。私のように気づくことができた人はまだいいが、気付かず社会に出てしまう人も一定数いるのではないだろうか。

 子どもにそのような知識を伝えていく、あるいは学ぶ必要があることに気づかせることも大人の重要な役目の一つだと思う。お金に関することをタブー視する風潮もあるようだが、子どもの将来のためにも重要なことではないだろうか。

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