運動音痴が選ぶもっとも嫌いだった体育種目

 こんにちは、千露です。突然ですが僕は極度の運動音痴です。(ちなみに普通に音痴でもあります)体育の授業に対していい思い出が一つもありません。正直どの種目も嫌な理由はいくらでも思いつくんですが、その中でも一つ別格で嫌いだった種目があります。それがバレーボール。今回はなぜ運動音痴の僕にとってバレーボールがそれほど嫌だったかを書いていきます。(バレーボールを見るのは別に嫌いではありません)

団体競技である

 これは運動音痴でない人でも想像しやすいかと思います。正直機械体操のような個人競技は運動音痴にとってはラッキーな種目です。いくらやらかしても自分の成績が下がるだけで、他の人にはなんとも思われないですからね。マラソンなんてただ走っているだけなので、辛いだけでやらかすリスクも非常に少ない。
 それに対して団体競技は自分がやらかすと同じチームの人に迷惑をかけてしまうことになります。別に大会でもないので周りの人はそんな深刻に考えてないと思うのですが、運動音痴にとっては深刻な問題です。

ミスが目立ちやすい

 例えばサッカーやバスケットボール。運動音痴がパスをあらぬ方向へ蹴ったり投げたりしてしまったとしましょう。それが直接失点は結びつくこともたまにはあるでしょうが、大事に至らないケースも多いと思います。
 それに対してバレーボール。運動音痴があらぬ方向へレシーブしてしまったらほぼほぼ相手に得点が入ります。ボールを落としたら確実に相手の得点です。このようにミスが失点に直結するので、めちゃくちゃミスしたことが目立ちます。戦犯まっしぐらです。

サーブの存在

 バレーボールのもっとも忌まわしき風習。それが交代でサーブを打つシステムです。運動音痴としてはなるべくボールに触れず試合を終わらせたいのに強制的にボールを渡されるわけです。当たり前のように運動音痴はサーブミスをして、相手に得点を与えます。
 さらにこのサーブでたまに厄介なことが起こります。何を考えているのか先生や経験者が「サーブミスはなしにして、やり直しにしよう」と言い出します。こうなるとエンドレス地獄です。無限にコート外にサーブを打ち続けるマシーンの誕生です。大体お情けでコートの前あたりから打つことを許可されて、なんとかサーブもどきを成功させるという結末を迎えます。
 ちなみに同様に出番が回ってくるタイプの球技としてソフトボールが挙げられますが、こちらは三振や凡打をしたところで相手に点が入るわけではないので意外と大丈夫です。もちろんアウトは献上しているわけですが。

 以上、僕が体育の授業でバレーボールが一番嫌だった理由でした。唯一の救いは高校卒業後、バレーボールをやる機会はほぼないことくらいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?