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出産レポ(長男編)

ふと思い出してnoteに残しておこうと思いました。長男の時の出産の話です。
(次男の時のも書こうと思っています)

出産レポとか言って、妊娠の頃からの事をつらつらと書きます。笑
ちなみに自然分娩(予定の和痛?)です。



長男が産まれたのは夏。
妊娠が発覚したのは10月頃だったかなぁ。

私は営業だったのでよく接待に行くし、深夜23時まで仕事〜なんてのはよくある感じでした。


「なんか最近胃が重いっていうか、だるいっていうか、気持ち悪いっていうか...なんか調子悪いんだよね〜」
と後輩に言いながら、セブンでお昼ご飯を買っていたのを思い出す。

その時は、“もう歳だし接待で胃がもたれたかな”“残業しすぎたのかな”位に思ってたのですが、あまりに悪阻的な症状と一致してたのと旦那さんとのそれもあったので、検査薬を買ったらズバリでした。


それからは悪阻で地獄の日々。
毎日食べられるものが違うし、大抵パンがフルーツかオニギリで生き延びてました。
(&食べる時はひたすら食べてる。)

油っこいものは本当にNG🙅‍♀️

ニオイもダメで、洗濯機を買い替えたばかりだったのですが、洗濯した洋服さえもいつもと変わらないはずなのに洗濯機から出したての時はくさく感じていました。

夫がお酒を飲んで帰るとそのニオイもダメ。一緒のベッドで寝てたのですが起きた瞬間くさくてトイレに駆け込み吐くということもありました。

電車では長時間立っていられないので毎朝2駅位は途中下車してまた乗って、遅刻しながらなんとか会社に行ってました。
譲ってくれた人に感動感謝しすぎて電車の中なのに号泣してしまったこともありました。🤣(メンタルもやられてたのだろう。笑)

営業だったのでお客さんと会う寸前に吐いてから会う..とかもありました。 

どちらかと言えば空腹悪阻だったので、深夜残業した後上司と先輩と一緒にラーメン屋に行って、途中吐そうになりながらもなんとかお店に着いてお店のトイレで吐いた後すぐラーメンを食べるなんてこともありました。笑(お店の方とお客さん本当ごめんなさい..)

         *


そんなこんなで、やはり無理をしていたのか切迫気味になり、毎日深夜まで働く生活から自宅安静に。


そして、傷病手当をもらいながらひたすらゴロゴロする生活が始まりました。

毎日の家事位は許されました。
海外ドラマを観まくり、ケータイゲームに没頭する日々。
こういう時に勉強すれば良いのでしょうが、体調はあまり良くないのでそういう気にはとてもなれませんでした😇はい残念←

妊娠5ヶ月か6ヶ月頃からそんな生活をしていたので、体力がすっかり落ちてしまい、妊娠後期にはたまに外に出ると5m位しか歩けず貧血で立ってられない身体になってしまいました。(夏場だったということもあり)



はじめての出産だったので長男の時は実家に里帰りしました。旦那と住んでいた家の引っ越しもあり、早いですが予定日の2〜3ヶ月前位から実家暮らしをスタートしました。

実家では私専用の部屋を用意してくれて新しい布団なども用意してくれ盛大に歓迎してくれたのですが、
今度はゴキブリ(Gとします)と、里帰り出産あるあるかもしれませんが実母との戦いが始まりました。(母との戦いは割愛)


夏だったということもありそれはもう何度もGに遭遇しました。
妊婦で身重でどう逃げればいいんだ😠破水しちまうぞ😠と毎回恐怖と怒りでいっぱいでした。笑

1番嫌だったのは寝ている時に背中が痒くて「ん?」と少し嫌な予感と恐怖を感じパタパタと服を叩いたら、とーっても小さいGがいたこと...😇😇😇

もうそんな日はそこで寝るの嫌になりますよねぇ〜🤤

もちろん大きいverにも数回お会いしましたよ。

そんなこんなで?!、8月のお盆前に破水っぽい「ちょろり」としたものをおパンティーに感じ....。予定日よりも3日位早かったのですが「ん?もしや?」と思い一応病院に行き確認。

破水ですね〜
と言われ、入院。

「次の日陣痛来なかったら促進剤打って出産にします。」

と、言われました。
(とうとうキターーーー!!!)


出産と分かった時は、長かったぐうたら生活にも、Gに怯える日々にも終止符が打てる!と思い最初は嬉しかったです。


が、しかし【痛いらしい】というだけの未知の体験には恐怖でいっぱいでした。

そして.....
妊婦さん?の間で言われている【内診グリグリ】。


陣痛が来ない人には内診の際、子宮口が開くようにお医者さんが子宮口?を手でグリグリすること。
やらない病院もあるようなのですが、私はやられました。


これから出産を初めて経験する人には怖がらせるようで申し訳ないのですが、痛すぎて内診中足がガクガクと大きく震えました。。


というか、タイプが違うだけでまじで陣痛ばりに痛かったです😭😇


その“内診グリグリ”のせいで、私は恐怖心マックスになり、夫に早く来てくれと電話しました。かなり強い口調で。笑

人間とは本当に不思議なもので夫が来たら安心しました。

そして今度は余裕をかましました。
お昼の11時位に促進剤を点滴で打ったのですが、夜の出産になるだろうと思い会話でもしながら待っていようと思っていました。

夫が「履歴書書きたいからPC開いていー?」と聞くので「全然いーよー」と返事。


すると、数分後......
お腹に貼っていたNST(確か心拍確認するらしい機器)が、

【ドゴンッ!!!!!!】


と、鳴りました。
夫も私もビビり顔を見合わせました。

うん!来たかも!!
ぉお!!痛い...


本当の最初の1撃?は、「まあまあな痛さ」位でした。

そして一気に超絶痛くなりました。

「何パソコン開いてんの!!!アプリ開いて陣痛測って!!!!」とさっきとは一変して荒々しく叫びました。🤣


我が身を守るものは証拠と己のみだと思い、必死で夫に陣痛を測らせました。

初っ端から2分間隔でした。


ぐうたら生活が長かったので、しっかりプレママさんのブログやらを読み漁っていた私は、陣痛から出産の流れまではたくさんの事例を見ていたので、最初から2分間隔なんてこんなの絶対オカシイヨ!!どういうこった!!と思いました。


そして看護師さんを呼び、
アプリの証拠を盾に「陣痛2分間隔なんですけど、もう産まれるんですか?!痛すぎます!」と叫びました。

おそろしいことに看護師さんは
「まだ2センチしか開いてないですね、まだまだかかりますよー!」
と明るく言い放ち、去って行きました。


“ふぁ?!2センチ?(確か8〜10cm開かないといけない)
これからもっと痛くなるの?気絶しない?生きて還れるの?あと何時間耐えるの?
え、ムリムリムリムリ〜〜😭😭”


そして私は陣痛のたびにナースコールを押しまくりました。←

数分後(15分後位?)に、 
「じゃぁもう一度見てみますね〜」
と、若干面倒くさい妊婦だなぁという感じで見てくれ、そしたらなんと8cm開いていました。

ついさっきまで、うるせー妊婦だな位に思っていそうだった看護師さんは一変して「え、もう産まれるじゃない!」と慌てて他の看護師さんや助産師さんをバタバタと呼び...先生も急いで来てくれました。

歩いて分娩室に行くのは恐怖でしかありませんでしたが、分娩台に座ると鎮痛剤が効いたのか少し眠くさえなり、全く痛くありませんでした。


おかげで力を入れるのも逆に難しくなってしまい、最後は吸引で産みました。
(臍の緒が首に巻き付いていたのも原因だったようです)

産んでからも痛みがないのであまり実感がありませんでしたが、夫がうるうると涙を流し「ありがとう」と言ってくれたのでそこでようやく実感が持てました。

産んだ直後は貧血になり車椅子で移動し、なんでか忘れましたがその日丸一日位は尿は管を通して出していました。

長い自宅安静期間のおかげで出産後は暫く自力で歩くことが出来ませんでした。
(腹筋ってどこ?って感じ)

産後も暫く実家にお世話になりました。
また再びGに怯えながら、母のなんやかんやにイラつきながら3週間位...。

私は産後2週間位経過した頃、メンタル崩壊していました。
Gに怯える生活と実母のストレスも相まって?、夫に会いたくて会いたくて仕方がなくなりました。自分でおかしいのは分かっているのですが1時間位しくしくと涙が出てしまうこともありました。

“この子の親は2人なのになんで私だけ面倒をみていて父親がそばにいないんだ、おかしいじゃないか”と思っていました。
夫にそばにいて欲しすぎて自宅に帰る日を早めました。


そしてそして、不思議なことに自宅に戻り夫と生活をしだすと、今度はガルガル期?になったのか夫にイラついて仕方がなくなりました。(そこらへんの話はまた別の記事に書こうと思います。笑)

後から母子手帳で知ったのですが、陣痛分・分娩3時間のスピード出産でした。
(会陰後の処置とかの時間入ってて実際はもっと短かそうと思ってしまう)


最後に、、プレママさん達へ
出産の痛みは「必ず終わりが来る」ものではあるので、これから出産する方は怯えすぎずに(と言っても難しいと思いますが)がんばってください。


長くなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。🙇‍♀️


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