MOMOTAとCHENに誰も対抗できない MALAYSIA MASTERS:FINALS
SUNDAY, JANUARY 12, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO
Kento MomotaとChen Yu Feiは昨シーズンの終わりに続いて、PERODUA Malaysia Masters 2020でもシングルスの栄誉を獲得した。
MomotaはViktor Axelsenとの15回の試合のうち14回に勝利し、その間にFuzhou China Open、HSBC BWF World Tour Finalsと併せて3回のタイトルを獲得した。
今日のAxelsenとの決勝戦は第1ゲームの後半に要所が集まった珍しい試合でした。試合開始はレベルの高い争いが行われ、どちらも我慢を強いられました。デンマーク選手は13-18の敗けている展開から追いつき延長ゲームに持ち込みました。第1ゲームを決めるポイントでネット前ではねたシャトルをMomotaのコートに叩きましたが、審判にフォルトと判定されゲームを獲ることが出来ませんでした。
Momotaはもう1度のゲームポイントを守り第1ゲームを獲りました。第1ゲームを失ったことでAxelsenは意気消沈したようにみえ、3-17 と第2ゲームの出だしに失敗しました。
その後、Momotaの攻勢は収まりフットワークが遅くなったことでAxelsenの反撃を許しました。しかしながら、点差が大きく開いていたためAxelsenは最後のシャトルをコートに落としてしまいました。
Momota「今年の最初のトーナメントで優勝したことを嬉しく思います。お互いに良く知っている相手なので慎重に試合を運びました。相手の状態が良くてリードされていました。審判がフォルトと言うまでゲームを落としたと思っていました。」
Axelsen「今日の試合も数多くの大会の一つ。ベストを尽くしましたが、残念ながら今日は私の日ではありませんでした。第1ゲームは非常に良いプレーが出来て満足しています。1週間にわたっていい状態でプレーが出来ました。まだ試合を消化出来ていませんが、ベストを尽くしました。明日からまた頑張ります。」
Chen Too Good for Tai
Chen Yu FeiはTai Tzu Yingに完勝し、決勝戦で9回連続勝利という素晴らしいパフォーマンスを続けました。
通算成績は2勝14敗と負け越しているものの、最近の状態はChenの勝利を予感させました。それでもここまでChenが圧倒するとは予想できなかったでしょう。Chenの見事なフットワークと読みはTaiの攻撃を封じ、どうしたらいいか分からなくなった世界2位はイライラしていきました。
ChenがTaiの打つショットに対して滑らかに動いていたため台湾を代表するTaiも突破口を見出せませんでした。Taiの強烈なスマッシュは読まれて返球され、特異なネット前の詰めを行えませんでした。一方Chenの攻撃は甘く上がってきたシャトルを恐ろしいほど正確に叩き込みました。
Taiは、相手をネット前に引き出している間、ある程度上手くいっていました。おそろくネット前でチャンスを作れなかったことが敗因でしょう。後ろに上げる球をコントロールすることが出来ず、コート全面に相手がいるようにみえてしまったためにTaiはカードが崩れるように試合を壊してしまいました。
Tai「相手はとても安定していてけっしてミスをしませんでした。空調の風が分からずロビングをコントロールすることが出来ませんでした。」
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