自分を信じろ (PART 2)– JOACHIM FISCHER
（Fischer／Christinna Pedersenは当時、最高のペアの一つ）
THURSDAY, JANUARY 16, 2020
TEXT BY DEV SUKUMAR | BADMINTONPHOTO
デンマークの偉大な混合ダブルスの選手であり現イギリスコーチであるJoachim Fischer Nielsenへのインタビューの第２部はヨーロッパのダブルスに対する気掛かりと、最高の地位を取り戻すために何をしなければならないかについて語っています。
ヨーロッパペアがトップのアジアペアと対戦する時はどのようにすべきですか？
生死をかけた試合の時のような鬼気迫る目にならないといけません。例えば私とChristinna （Pedersen）、それぞれの引退試合がそうでした。もし負けていたら海に飛び込んだ方がマシでした。それは勝つか無かでした。それが今選手に求めていることで、気迫をみせないといけません。これは本当に重要です。楽しみのために行うものではありません。１１０％の力を出さなければ最高の相手と勝負にならないでしょう。もちろん、アジア選手もさらに良くなっていくでしょうが。
（オリンピック金メダリストのZhang Nan／Zhao Yunlei組）
リオオリンピック後の期間で、XuChen、Ma Jin、Zhao Yunlei、Liliyana Natsir、Christinna Pedersenやあなたのような一時代を築いた混合ダブルスのペアが引退または解散しました。それがZheng Si Wei／Huang Ya Qiong組の独走を許す助けになってはいませんか？
おそらくはそうでしょう。引退した選手はいました。数年間、彼ら（Zheng／Huang）は前の世代と一緒にトーナメントを回っています。現在、ヨーロッパの選手たちはこの方法を採ってていません。力の差が大きくて見るに堪えません。イギリスで仕事をしていたとしてもデンマーク選手たちがそのような手段をとっているのをみるのは心苦しいです。デンマークは苦戦しています。
現在プレイしていた場合、Zheng Si Wei／Huang Ya Qiong組とどのように戦いますか？
スピードでは明らかに彼らが勝っているのでそこでは勝負をしません。それでは大きな賭けになってしまいます。まず第一に、彼らを打ち負かすには、それが出来ると信じる必要があります。試合に向かうペアを見ると、彼らを打ち負かすことが出来ると信じていません。当時、Zhang Nan／Zhao Yunlei組も本当に強かったのですが、私とChristinnaは彼らを倒せると信じていました。それが最初の一歩です。私にははじめから諦めているように見えます。
５～７回打ち合うと精神的に参っているように感じます。私が１０年前の身体で復帰すれば勝負出来ますよ。（笑顔）
（Zheng Si Wei／Huang Ya Qiong組。）
Zheng／Huang組は、実際にはZhangやZhaoなどの世代よりも速くプレイしていますか？
はい、そうだと思います。しかし、（速くなったのは）対戦相手の影響もあります。そうは言っても、もちろん彼らを大変尊敬しています。とても素晴らしいバドミントン選手であり最高の選手に含まれるでしょう。それでもZhang Nan／Zhao Yunlei組の全盛期は同じくらいだったと思います。スタイルは異なりますが。今は諦めている選手が多いと思います。
しかし、Praveen Jordan／Melati Daeva Oktavianti組など中国選手を倒しているペアもいます。
Jordanも少し古いやり方です、彼も前の世代から学びました。彼は素晴らしい選手です。イギリスに彼のような選手がいたら楽しみです。素晴らしい選手です。彼のキャリアのように浮き沈みがありますが、期待しています。とても高いレベルのトーナメントで勝っていますが低いランクのトーナメントにも出ています。しかし、それが彼のやり方です。
大会会場に再び来た感想は？
トーナメントで優勝した国にこのように戻ってこれて嬉しいです。そして、誰もが私と選手に親切にしてくれます。ツアーに戻りたいのですが、どれくらいかかりますかね。
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