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過去の全英の2つの不運

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THURSDAY, MARCH 12, 2020
TEXT BY PREM KUMAR | BADMINTONPHOTO

Yonex All England Openの2011年大会では、3人の日本女子選手が1日で自国のスポーツヒーローになりました。

バーミンガムアリーナはダブルスの藤井瑞希/垣岩令佳組とシングルスの廣瀬栄理子がストレートで準決勝を通過することに成功しました。

この勝利は何を意味していたのでしょうか?彼女らは世界最古のバドミントン大会で「Land of the Rising Sun:日出ずる国」の2つの長年の呪いを破りました。

松尾静香/内藤真実組を倒して勝ち上がり、藤井/垣岩組は20年前にウェンブリーアリーナで陣内貴美子/森久子組がやったことを再現しました。廣瀬もこの機会に立ち上がり、1989年の近藤沙織に続く日本の女子選手でシングルスの決勝に到達しました。廣瀬はブルガリアのPetya Nedelchevaを最後4連続で得点し、21-15 22-20で破りました。

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[Wangに惜しくも敗れ笑顔でコートを後にする廣瀬。]

しかしながら、3人は翌日の決勝戦では記憶に残る勝利を上げることは出来ませんでした。

藤井/垣岩組は中国の第3シード、Wang Xiaoli/Yu Yang組に何もさせてもらえずに敗け(21-2 21-9)。廣瀬の試合は接戦だったが、同じく中国選手で世界ランク1位のWang Shixianに 24-22 21-18 で敗れました。

5年後に日本は松友美佐紀/高橋礼華が1978年以来ついにAll Englandの女子ダブルスのタイトルを獲得しました。また、1979年に偉大な湯木博恵が表彰台のトップを飾った39年後に女子シングルの優勝を奥原希望が成し遂げました。

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[藤井/垣岩組と優勝したWang/Yu組。]

#バドミントン #全英オープン #日本選手

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