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学生はお金がない。それでも学ぶことはある。

留学だけの記事ではなく、投稿企画にもチャレンジしてみる。


学生の私は常にお金について考えて生活をしている。

私は大学2年次から大学の寮に入寮し生活していた。その寮は個室に冷蔵庫、ベッド、机、クローゼットがあり、シャワー、トイレ、洗面所、キッチン、テレビ、洗濯機がすべて8人で共用であった。そのため、寮生活は、一人暮らしをする価格よりもかなり家賃と電気代がおさえられる。
1年次は一人暮らし、2年次から約4年間寮生活となったのだが、家賃による出費が少なくなったことで、「まだ貯蓄できるかも」とか「もっと安く生活を済ませよう」といった考えた少しずつ過激化していく。これは、学生時代は将来返済が必要な貸与型奨学金を借りて学生生活を送っていたこともあり、「自分のお金ではない」という考えが常につきまとっていたことも原因かもしれない。
例えば・・。
特に食事は一日一回、大体18時頃にスーパーで割引となっているお惣菜を買って食べるという日が多くなった。(キッチンが共有のため、誰かが料理しているとモチベーションがさがることも原因であるが。) 自転車で行ける場所は地下鉄やバスを使わず移動する。(一時間以上ママチャリで移動したこともある。) 服は中古の店から買う。(200円~500円で買える。) 靴、リュックやバッグは友人が引っ越すとのことで捨てようとしていたものをもらった。 髪は自分で切る。(美容院にいくとしても年に2回ほどだった。)もとから化粧もほとんどしないのだが、寮の隣の部屋の友人からのおさがりを使う。冬は暖房を使いたくないため、できるだけ図書館に残って勉強する。などなど。

この生活にかなり満足していたし、今も満足している。多少の不便さがあっても、慣れてしまえば全く問題はない。
これをやりすぎて精神的につらくなるのは、「交際費」への出費をする際である。例えば、行きたくない飲み会への出費をしてしまうことも何度もある。飲み会後、「ああ、今日行かずにスーパーのお惣菜食べていれば3000円セーブできたのに、、」と思うこともしばしばあった。
しかし、すべてが思い通りにいかないのがお金である。そもそも、私が大事にしているのはお金ではなく、人とのつながりである。だから、こういう飲み会の後は、「色んな人と話せたし、いっか!いつも節約してるし!」と考えを瞬時に変換させる。
お金があればあるほど何でもできるかもしれない。逆に、節約もすればするほどお金がたまる。でも、本当に大事なことを見失わないようにしたい。

#お金について考える


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