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【フィンランド交換留学】Day96 2022/11/25 Fri. (3日目なのにまた新しいルーマニアと出会う)

2022/11/25 ルーマニア3日目(下書きだけ書いて投稿していなかったので今アップする!)


朝起きて、昨晩買ったヨーグルトを食べる。
日本のヨーグルトと似ていてほんのり甘い味がついている。

フォークが無かったので蓋をフォークの形に変えて食べた(日本の様にプラスチックのフォークが入っていないのは普通なのかもしれない。)。

国民の館
友達と一緒に国民の館に向かった。ルーマニアでは国民の館さえ観れれば良い、と決めていたくらいだったので楽しみにしていた。アメリカ国防総省ペンタゴンに次ぐ、世界で二番目に大きい建物として知られており、現在は国会議事堂として使用されている。1974年から15年間大統領を務めたチャウシェスクが、建設を命じた。この建設にかかった費用により、ルーマニア経済はひっ迫し、国民が困窮を強いらたとも言われている。1989年のルーマニア革命によって一時工事は中断された。建設費は日本円にして1500億円、部屋数は3000以上らしい。
確かに、ルーマニア旅行中、新しい建物というのは2つくらい見ただけで、その他はすべて壊れかけていたり、汚れていた。この国民の館だけが変な存在感をかもしだしていた。その横にはクリスマスマーケットの広場があったが、すぐにいつものルーマニアっぽくなる。国民の館の周りは車の交通量が多く、たまに超高級車も見かけた。

国民の館で何かイベントがあるらしく、入れなかったため柵の外で見ていたら、警備員のおじさんがきて、ちょっとだけ中に入ってみていいよと柵の中まで少し入れてくれた。友人によると、ルーマニア人自分でルールを作り、それを誇りに思い、頑固に突き通す人が多いと言っていた。ヨーロッパでも国民性みたいなものがあるのは面白い!

写真に入りきらない。


クリスマスマーケット

各国の料理があった。特に肉料理を出している店が多かった。
非常に美味しかった。ルーマニアは特に様々な国からの料理がある。例えばハンガリー、ギリシャ、セルビア、トルコなど。日本から来たというと、店の人が「好きな日本人Tik Tokがいるから、この人は日本語で何を言っているか教えてほしい」と言ってきた。(ラップみたいな音楽で全然分からなかった。)
ご飯を食べていると、店の店員に各国の現金を集めているので交換しないかと言われ、ルーマニアのレイと日本円1000円を交換した。国民の館から歩いて10分程度の場所に会った。ワールドカップの試合が大きなスクリーンに放送されていた。

おいしい香りがそこら中に。
ルーマニアで食べたものは全部大当たり。すべてがおいしい。
こんな感じの店がいくつも。


その後、国立ディミトリ―グスティビレッジ博物館へいった。
そこは17世紀から20世紀にルーマニア全土で使われていた民家が展示されており、実際に中に入ったりできる。日本の縄文・弥生時代あたりの住居に似たものもあった。ほとんどが木か石で作られていた。

冬は寒そう。


凱旋門
1878年の露土戦争でルーマニアが独立した際に木造で建設された。第一次世界大戦後の1922年にコンクリートで建設された。12月1日が独立記念日。

東欧の小パリともいわれているらしい。

ケバブ 非常に大きくて美味しい。なぜ写真を撮っていないのか。
お土産は小さなスーパーマーケットでチョコレート等のお菓子を買った。帰国後、ボスとカードを買うのを忘れてしまい、後悔している。
まとめ
ルーマニア旅行は、飽きることが無く、全てが新鮮で、非常に充実した3日間だった。フィンランドとも日本とも全く雰囲気が違った。交換留学中に訪れた国の中で一番印象に残っている国である。フィンランドは旅行人気観光地となっていたり、教育の国、と容易にイメージしやすい国ではある。町もきれいでおしゃれなカフェがあったり、実際に住んでみて安全である。フィンランド留学中に驚いたことは多少はあったが、全てなんとなく予想内ではあった。
しかしルーマニアは異なる点がいくつもあった。旅行に来ただけなのに本当に毎日が新しく非常に刺激的だった。ヨーロッパ、と言っても一括りにはできないなと思った。(例えばユーロ高円安が進んでいるが、EU圏にある国だからと言って、その国の人が全員、例えば日本製品の購入や日本旅行にたくさん行けるわけではない。EU圏内でも賃金格差、政治のクリーンさ、価値観も大きく異なる。) フィンランド人はサマーコテージで夏の休暇を過ごし、物価も高い。大学で会った友人は海外旅行に行く人も多い。しかし、それがどれくらいルーマニアで起こっているのかはデータがないので詳しくはわからないが、おそらく多くないと予想できる。
日本と似ていたり、人気な国だけに関心を持つのではなく、ルーマニアやその周辺国にも関心を持つことが案外大事なのでは、と自分の将来の研究や今後の旅行したい国のことも考えた。そして将来どこで何をして働きたいのか、何のために働きたいのか等も含め色々と考えるきっかけになった。
それと同時に、日本のことも考えたが、日本はどこに行ってもおいしい食事、ご当地名物があり、さらにアニメをはじめとしたコンテンツ、いたるところにある様々なコンセプトのカフェ、etc..あげればきりがないが、選択肢にあふれていて盛沢山で飽きることがない。(私は大学のため約4年間北海道にいたが、いまだ北海道をすべて観光しきれていない。もちろん、選択肢にあふれているかは日本国内でも地域による。例えば札幌は選択肢にあふれていて飲み会会場を探したりするのも一苦労だが、私の出身地の長野県の田舎では選択肢は非常に少なく、そもそも車がないと移動が難しい。)

日本、フィンランドとは異なる国に行き、色々と感じることが出来たのは本当に人生の中で財産だと思う。将来、お金をためて、絶対にまた行きたいと思う。そして、日本2つしかないが、ルーマニア料理店にも行ってみたい。一緒に3日間案内してくれた友人には感謝しきれない。

今回の曲は The lumineers のsleep on the floor
”'Cause if we don't leave this town We might never make it out”
この街を出ないなら、もう絶対にうまくいかないのさ。

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