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ネガティブでもポジティブでも自分なりに波動を整える方法

アリーのこと

初めまして、ソリューション系ヒーラー、アリーです。トーキング・ヒーリングというメソッドの中に、日本の言霊・音霊の要素を混ぜて独自に作ったメソッドで、セルフヒーリングを行っています。

トーキング・ヒーリングとは、おしゃべりをしていく中で本当の課題や悩みの原因を引き出して、解決の道を探していくやり方のヒーリングです。日本ではあまり使われていないメソッドの一つです。でも日本は言霊に導かれる言葉を使う、そんなことを考えるとセルフヒーリングにはもってこいのメソッドなんです。

さて今回はここ数年で市民権を得た、「波動」のことをお伝えしつつ、ネガティブとポジティブのこともお話していきたいと思います。ネガとポジという言い方もするように、この二つは表裏一体のものですが、受け取られ方が極端に真逆ですよね。本当にそこまで真逆に受け止めていいものなのでしょうか?

波動ってなに?

昨年2020年12月22日、結構有名になりました、地の時代の終焉と風の時代の幕あけの時でした。この数年、アセンションに始まり、このタイミングを目指して波動も市民権を得て、いろんな所で使われるようになりました。

でも波動ってなんでしょう?

特に人に対して使われる「波動」とは? その言葉を感覚的にでもつかんでいる人は、案外少ないのではないでしょうか?

本来は物理学の用語である「波動」。これは形状を指し示す言葉の一つでした。音や光がその代表です。実態はあるけれど、固形でも液体でもなく、静止しているわけでもなく、動きがあり、単体でもなく集合体ではあるけれど極微小の粒子であり結合されいるわけでもない。こう聞くとほぼナンジャモンジャですよね。

この波動が人に使われる場合は、「その人のエネルギーの状態」だと思ってくださればいいと思います。エネルギーの状態がフル充電のいい状態だと波動は高止まり、疲れていたりして足りない状態だと波動は下げ止まりとなるとされています。

そんなイメージで受け止めておいてください。

波動においてのネガティブとポジティブ

ネガティブとポジティブは、その人が持つ考え方・物事のとらえ方の一種のクセです。この10年くらいは「ポジティブシンキング」が大流行して、ネガティブであること自体が悪い印象が強くなっています。しかし、どんなにポジティブに物事を受け止める人でも、必ずネガティブな思考回路は存在しています。

全人類の遺伝子を解析して、大本をずっと辿っていくとみんな同じ遺伝子に辿り着くと言われています。聖書で言うところの「アダムとイヴ」ですね。これが、潜在意識につながる「集合意識」の存在の裏付けになってきています。集合意識とは個々の潜在意識の更に奥にあると言われています。

人のネガティブな発想は、人類共通の「長い歴史の中で培われた経験」から来る、警告音です。物事を始めるにあたって、最初に「○○という事態になったら?」「事故はないよね?」「天気はどうだろう?」といった不安要素が頭をよぎる、そんなことは誰にでもあると思います。これは自分がその経験がなくとも、誰かの経験が集合意識を通してアラートを出してきているわけです。

ネガティブの波動は重たくて低い波動です。気分が乗らない時、体が重かったりしますね。あれは単にエネルギーが落ちているだけではなく、エネルギー自体が重い波動を出して、動くことを阻害しているのです。動き出してから少し経つと、なんともなくなったりするでしょう? エネルギーは「ものが持つ動くための力」なので、それ自体が巡り始めれば波動が変わっていくので、重さが取れていきます。

これに対して、ポジティブの波動は軽くて高い波動です。やる気に満ちて、思う以上に体が動けてしまう、そんな状態の時の波動です。エネルギーも巡りよく動いているので、気分も軽くエネルギーも軽いです。そのため、消耗が早いという側面も持ち合わせています。

動きやすいのは、波動が軽くなるポジティブの波動です。でも動き続けることは、誰にでもできません。休むことも必要なんですね。ポジティブに惹きつけられる人は、そこを「自分の弱点」のように考えてしまいがちです。また普段からポジティブな人にとっても、休憩の取り方は結構な難問なんです。ポジティブに慣れてる人は、あiまり自分の疲れを意識しません。そのため、かなりくたびれ果てて初めて「ああ、疲れてた」となることが多いのです。それでも深く問い詰めず、いつもより多く睡眠時間をとって回復なんて人もいます。

質問

自分が「疲れたなあ」と思った時に、真っ先に何が浮かびますか? 


明日以降の予定や仕事が頭に浮かんで、気が重くなる人・・・ネガティブからの波動上げを重点的に読んでください

ひとます寝ちゃえと思った方・・・ポジティブ波動の調整を重点的に読んでください


ネガ&ポジ 共通のところ

最初に共通のお話をしたいと思います。最初にも書きましたが、ネガとポジは表裏一体の関係です。どんなポジティブな人にもネガティブな側面があり、どんなネガティブな人にもポジティブな側面があるのが普通です。表面で見える面が違うだけで、どちらの方が「真面目」だとか「仕事ができる」だとかは関係ありません。その証拠に石橋をたたいて叩き割ってしまいそうなくらい慎重な人なのに、行動させるとえらい勢いある人もいます。また勢いあること言うのに、行動させるとカタツムリくらいのリズムの人もいます。見える面が違うだけなのです。

そこを踏まえておいてほしいのですが、どちらが先に立つとしても、ご自身が「自分ってこうなのね」と受け入れることができないと、物事は変わっていきません。深刻にとらえる必要はありませんが、まずは受け入れることを、ご自分に許可してください。この許可が、それまで「途中まで調子いいのに、なんか最後までその調子を保てない」とか「やることはわかっているのに、すぐに着手できない」とか「なんとなくやりたいことが持続できない」といったことへの解決策になっていく可能性があるんですよ。

ひとまず深く考えずに「受け入れる」これが肝心です。

ネガティブからの波動の上げ方

ネガティブを嫌う傾向は、言葉が違いますが1980年代後半から顕著になってきたと思います。当時は「オタク」「ネクラ」がネガティブに相当する言葉でした。誰もが浮かれたバブルに入っていく、そんな時代の波もあったのかもしれません。真面目=オタク、ネクラという時代でした。

今の50代はその頃に中高生、大学に入るころにはバブルがスタート、華やかな時代が青春真っ只中のパワフル世代です。かくいう私もそのメンバーの一人です。あまりバブルには関係がない業界に入ったので、恩恵はなかったですけどね、当時。

今の中間管理職以上には、若い頃「仕事は盗んで覚えるもんだ」と言われ、先輩にくっついて歩いては、飲んでいろんな相談や愚痴をこぼしあい、ひたすらにぎやかでお祭り騒ぎのような生活を経験した人が多くいます。理不尽に耐え、24時間働けますか?のキャッチコピーさながらの毎日でした。

そのせいか、今真逆の立ち位置にくる若い方の行動パターンが理解できない、という話もよく聞きます。自分たちの若い頃と比較してしまうわけです。ですが、あまりにも環境に違いがありすぎて、受け入れらないということも、また事実だとは思います。若い方の方が、フリクションタッチも早いし、新しい物事を身に着けるのは当然早いですからね。やたらに頼っている上司の方も少なくないでしょう。

でもそれは弱点に見えてしまい、心の奥に「できない自分」を閉じ込めて毎日を過ごしいたりしていませんか? この10数年、日本ではポジティブシンキングへの傾倒が強く、ネガティブはありとあらゆる面で「だめ」なレッテルが貼られています。本当にそれでいいのでしょうか?

ネガティブな自分は弱虫?

それは違います。冒頭でも述べましたが、ネガティブな発想はマインドに溜められた経験則や常識的な判断に伴う警告です。若い方に比べて、「あれができない、これがわからない、なのに自分が指示を出す側にいるなんて」ここまできてしまうと、単なる自己否定なのでそれはもう警告ではなく、むしろ闇の部分のささやきですね。

ネガティブを受け入れるというのは、その時できないこと、その時辛いこと、その時いやなことをひとたび認めてほしい、ということなんです。

否定しないでください。できない自分、辛いと思う自分、いやだととらえる自分はダメな自分でなく、理由があるはずなんです。単に感情的に感じているだけではなく、引っかかる何かがあるんですよ。そこを訊いてみないことには、自己否定をするだけになり、前にも後ろにも進めなくなってしまいます。ただ一言あなた自身に訊いてください。

「どうしてできない(いやだ、辛い)と思うの?」

すると、最初に来るのは”表面的な行動の理由”です。実際にできないことであれば、当然そうですよね。誰かの方がうまいから、よく理解できないから、誰に教えてもらえばいいのかもわからない、今更聞けない等々。。。。その理由も全部聞いてあげてくださいね。聞いた上で、もう一度尋ねてください。

「わかったよ、そう思っていたんだね。でもどうしてそんな風に思うの?」

二つ目の質問で、すぐに答えが返ってこないことが多くあります。本当に感じていることを、普段から押し込めている人は余計そうなんですが、自分の本音って見ない方が楽なことが少なくないですよね。でもここでは、待ってあげてくださいね。一言ポロっと出てくることがあるんですよ。この一言、もしくは告白が出てきたら、それは素敵なあなたの始まりです。

どんな言葉が出てきても、否定はしないでくださいね。驚いたなら、そのように伝えてください。「そんな風に思っていたなんて、知らなかった」でいいんです。「私がそんなこと思うはずがない」なんて言わないでくださいね。

あなたの奥底の気持ちを聞いたなら、ネガティブの重たい所から波動を上げるポイントが見つかります。例えば、「できない自分が恥ずかしい、若い子に馬鹿にされるんじゃないか」と思っていたとしますね? 恥ずかしい理由は明白です。できないから。じゃあ、選べばいいんです。その何かはできないけれど、自分が得意とする所は全面的に若い子のバックアップをする自分はどう? それともできないことを若い子に教えてもらって、ちょっと遅いけど全部やってもらうのはやめる自分になるのはどう? それとも昔の自分の上司のように、苦手ジャンルは全部若い子に振り倒して、ひとまずふんぞり返っておいて、ご飯をごちそうする上司になるのはどう? 等々。。。。

ネガティブ・ポイント(いやだと思う本当の原因)を確かめることがうまくいけば、行動に繋いでいくマインドの起こし方は、実は簡単なんです。多くの場合、次の行動へ移るポイントが決められないために、ネガティブを引きずることになります。そこを決めてしまえれば、波動は自然と上がっていくものなんです。行動へ繋がるマインドは、内側にあるエネルギーを表に放出してくれます。ネガティブを抑え込んでいたエネルギーは、実は物凄く膨大なんですよ。もったいないから、思う存分使ってくださいね。

ネガティブからの波動上げのまとめ

・ネガティブな感情に対して「どうしてそう感じているのか」を尋ねる

・返ってきた答えを否定せず、さらに「どうしてそう思うのか?」を尋ねる

・二つ目の質問に答えがきたら、ネガティブ・ポイントに対しての解決策を提案する

さあ、ここからはポジティブな方の波動調整です。

ポジティブからの波動調整

ネガティブな感情からの調整とは逆で、エネルギーの使い過ぎを止めるのが、一つのポイントになってくるのが特徴です。ポジティブな感覚が元々強い方は、体力はあるよという人が多い。穏やかな印象よりも、いつでも元気で快活という人も多いですよね。そのため、多くの方が「調整なんて必要ないでしょう」と思っていることも間違いではないんです。けれど、ポジティブさんはなんとなく経験している方がいると思うのですが、「あなただけが元気」とか「あなただけができると思っている」なんてことはありませんか? 

どんな社会にも、常にムードメーカーで周囲に気を配り、極端に落ち込んだり浮いたりしないようにしてくれる人が、存在します。大方の人がポジティブなタイプです。中には、周囲がいい時はムードメーカー、沈んだ時は浮く人というパターンもあります。高い波動を出しているポジティブな人は、周囲に合わせてそれを落とすことは、できないんです。そのためどうしても浮いてしまったり、なんとなくうっとうしい存在になってしまったりしがちです。本人は、それでもあまり気にしていなかったりして、ちょっと不思議ちゃんになったりします。

でも共感をしてもらえない波動は、実はエネルギーの無駄遣い。良くも悪くも、本人は疲弊していきます。

ネガティブさんが無理にポジティブを装っていると、ものすごく疲れますよね? あれは、ネガティブを抑え込むエネルギー+ハイテンションのエネルギーという二重の底上げを必要にするから、なんですよ。ポジティブさんはフラットは状態で、すでにハイテンションのエネルギー状態にいますから、底上げの必要はないんです。だからポジティブさんは、時にはおごってるように受け取られてしまうんです。本人はそんな気毛頭ないんですけどね。

さて、ポジティブなあなた、ご自身の疲れに鈍感な傾向がありませんか? 本当はきちんと警告されないと危ないものなんですが、エネルギー値が他人よりも高いため、本人も見過ごしてしまい、くたびれ果てて初めて「あー、疲れてた」とか「医者に行ったら、叱られた」なんてことになりがちです。疲れに鈍感なあなた、これは波動が落ちる前に起こりやすい状態です。エネルギーがフルの状態は、本来はそう長くは持続できるものではありません。なぜなら一定のリズムで休息を挟まないと、物事を動かす力は溜められないからです。ポジティブさんはそう長く休みを取らなくても、エネルギーが充填されていくので、ネガティブさんよりかは休息時間は少ないことが多いです。

なので、あなたが動き出す時に気を付けてほしいことは

「自分のエネルギーはフルになった?」

動き出す前に心がムズムズして止まらない、次のことを考えると楽しくなってくるなど、エネルギーがきちんと行き渡った状態であることを確かめてから動くようにしてくださいね。特に休み明けは、いきなり動いてバーっと使い果たすようなことにならにように、要注意です。

またそんな時には、もう一つ質問してみてください。

「今自分はどこに立っている?」

ポジティブさんは、一人で他の人が見てない先を見ていることがあります。周囲の人はそこにはついてこられません。なぜなら、同じ風景を見ているとは限らないからです。もし、あなたの立ち位置がチームや会社の上層であれば、下の人たちに向かって同じ景色をシェアしていくことで、意識の一体化を図っていけます。けれどあなたが下の方の立場であれば、あなたが見ている景色を共有させることは難しいでしょう。地に足がついた状態、それを必ず確かめてください。また上層の立場にあっても、あなたのスピード感を共有できる部下ばかりとは限りません。あなたが見ている素晴らしい景色を、早く本物にしたくても、一緒に動く仲間が疲弊してしまったら、あなたは他人のネガティブを一身に背負うことになります。これもエネルギーを消耗させる一因です。

また波動を調整するための方法としては、もう一つ

「自分でやることと頼むことを明確にする」

なんか当たり前のことでしょう? でもポジティブさんは頼まれたことを、なんでも引き受けちゃうことがあります。仕事だとしても、趣味のことでも、自分でやることと誰かに振ることを、ある程度は分けておかないと、限界を超えてもSOSを出せなくなりますよ。 エネルギーが有り余っていたとしても、周囲とのバランスは必要なものです。あなた一人がなんでもできても、そこにあなたがいなくなったら、立ちいかない状態は不自然ですよね。

「あの人と一緒だと、結局みんな持っていかれる」と言われる人がたまにいます。そういう人は、実は直前にお話ししたタイプのポジティブさんなんです。本人はほかの人のためを思ってやっているのに、完全な空回りなんです。心当たりがある方は、そういうことなんですよ。

ポジティブな方の波動調整のまとめ

・自分が休んだ後、必ずエネルギーの状態を確認する

・自分と周囲との距離感や空気が大幅に違っていたら、地に足がついた状態で話しているか、自分の中を確かめる

・なんでも自分で引き受けないで、他の人とのバランスを考える

終わりに

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。興味をもって読んでくださったなら、本当にありがたいです。ちょっとこなれていない箇所もあるので、自分でも未熟じゃなーと思うのですが、今回初めてまとめたノートになります。これからも、どんどん精進して書かせて頂きます。「こんな時はどうなの?」「もっと○○なことは知ってる?」などありましたら、お知らせ頂けるとありがたいです。

また感想など、お聞かせ頂ければ励みにも参考にも反省点にもなりますので、よろしくお願いします。








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