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オールライト研究所、はじまります

みなさま、はじめまして。
「オールライト研究所」にようこそ。

オールライト研究所は、「そのままでたのしい、そのままがたのしい暮らし」を、みなさまと一緒に研究し、作り出していくプロジェクトです。

『マイノリティデザイン』の著者、澤田智洋さんを「ゆる研究員」に迎え、みなさまが持つ「よわさ」や「苦手」や「コンプレックス」をきっかけとした商品開発を行います。

今回は、オールライト研究所発足のきっかけと、私たちが目指していることについてお話します。

●きっかけは「神戸学校」

フェリシモでは、「神戸学校」というトークライブを毎月開催しています。この「神戸学校」に2021年4月澤田智洋さんに登壇いただいたことから始まりました。

※神戸学校とは:阪神淡路大震災をきっかけに「建物の復興はできないけど心の復興はできる」と神戸に本社を置くフェリシモが毎月、オーソリティの方を招いて開いている講演会です。

●何か一緒にできたらいいなで、はじまった

講演後、澤田さんとプロジェクトメンバーとでお話しさせていただきました。各メンバー「自分がマイノリティな部分」を話し始めます。

こういうところ、「できないんですよねぇ」というメンバーに、「こういう視点でみてみたら・・・?」と、思ってもみなかった視点で澤田さんからコメント。

例えば、趣味がない人は「無趣味プロフェッショナル」。地図アプリがあっても迷子になりやすい人は「迷子コンシェルジュ」(現代は迷子不足である。果たして迷子にならない人生はいいんだろうか?)。

澤田さんにかかると、自分が思っていた、苦手なことがどんどん強みに変換されていきます。確かにその方向性から考えるとおもしろい・・・!

メンバーが「澤田さんと何か一緒にやりたい。おもしろそう!」という気持ちが強くなったところでその日は時間切れ。

「困りごとを解決する」のではなく、「弱さをそのままに強みにする方法」があるんだと気づいた私たちは、澤田さんと一緒にできる企画を考えてみたいと強く思いました。

●何が一緒にできるか、考え始めた

気持ちは盛り上がったものの、どこから考えたらいいんだろう?このプロジェクトって、どういう人に向けたものにしたらいいんだろう?

澤田さんの著書『マイノリティデザイン』の中で書かれている「弱さは社会の伸びしろ」「苦手を直すのではなく苦手が苦手のままで楽しい」という想いが自然とテーマになり、澤田さんと一緒にできることは何だろう?と考え始めました。

●私たちが目指しているもの

私たちフェリシモが得意としているのは、たくさんの人のお声を商品開発に生かすこと。

このプロジェクトでは、たくさんの人のよわさや苦手やコンプレックスを教えていただき、それをヒントに、みなさまと澤田さんと一緒に商品開発を行います。

困っている人のお声をもとに商品開発を行うことで、困っている人はもちろん、誰にとっても楽しい、やさしい、使いやすい商品を生み出すことを目指しています。

そして、よわさや苦手やコンプレックスをなおすのではなく、そのままでいい、そのままでもたのしいと思える社会を作っていきたい。よわさや苦手やコンプレックスに、「イッツオールライト!」と言える、たのしい社会にしたい。

そんな思いから、「オールライト研究所」というプロジェクト名に決めました。

~オールライト研究所とは~
よわさや苦手やコンプレックスに悩むのは、そろそろ終わりにしましょう。足りないのは、あなたがそのままでたのしく暮らせるための、社会の工夫。オールライト研究所は、「そのままでたのしい、そのままがたのしい暮らし」をみなさまと一緒に作り出すプロジェクトです。『マイノリティデザイン』の著者、澤田智洋さんをゆる研究員に迎え、さまざまなテーマで商品開発を行います。

●ちょっといいなと思ったら・・・

あなたの「よわさや苦手やコンプレックス」を、ぜひ教えてください。
あなたのご意見がきっかけで、商品開発や、新しい企画が生まれるかもしれません。

「当たり前」になっていて、見過ごしている、あなたの「お困りごと」や「よわみ」や「コンプレックス」はありませんか?
たくさんのお声を聴きたいです。ぜひアンケートにご協力ください。

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