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見所満載。注目要素続出のNEW JAPAN CUP 2024のトーナメント表から見る新日本プロレスの春

表題の通りです。
いきなり出場者とトーナメント表をお出しされた訳ですが、もっと小分けにせい!!!!となりました。
因縁がいくつも重なってるので自分の整理がてらやっていきたいと思います。


トーナメント表

2/26に公開されたものがこちらでございます。

過去にこの大会を優勝したSANADA、EVIL、ザックセイバーJr、後藤洋央紀がシードとなっていますね。

では早速左上のブロックから見ていきましょう

YOSHI-HASHIとKENTAとSANADA(※全員日本人)

まずは旗揚げ記念日にて行われるYOSHI-HASHIvsKENTAから。

ドームにて長きに渡り君臨していたIWGPタッグをGoDに奪われ無冠の状態、シングル戦線にも意欲を示すYOSHI-HASHI
そこに彼と長年の因縁がある現IWGPタッグ王者のKENTAと対戦します。
お!?タッグ王者から勝ったからYOSHI-HASHIが奪還に行くのか!?となってほしくないのが正直な気持ちです。
YOSHI-HASHIとSANADAはものすごく長い因縁があり、彼ら2人の物語、共にドームでベルトを失った者同士の戦いも見てみたいなと思うからです。
またKENTAとSANADAという海外(WWEとTNA)でうまくいかず、新日本プロレスに人生賭けて勝負にきた2人が向き合う所も見てみたいですし、SANADA&タイチ組、上村優也&ジョーヘンドリー組が見たい筆者にとってはこの2人の戦いは想像以上に大きな価値を生み出しそうなので是非とも見てみたいです。

SCAPEGOAT

いや、これ日本でやるんですね
てっきりCMパンクでお馴染みのシカゴでやってジャックペリーに大ブーイングみたいなノリにするのかなあとか思ってたら日本でやっちゃうんですか
旗揚げ記念日なので実況陣がテレ朝のアナウンスチームになるかと思うのですがこの試合だけは村田晴郎さん、元井美貴さん、エルデスペラード選手のAEWジャパニーズアナウンスメントチームにやってもらっていかにジャックペリーという男がいい選手なのか、なぜジャングルボーイがスケープゴートとなってしまったかなど丁寧丁寧に語りまくってほしいものです。

個人的な考えとしてはジャックペリーはいわゆるAEWからの参戦選手であると考えており、この新日本プロレスでの実績(更生期間?)をもとにアメリカでFour Pillarsとしての新たな活躍に入ってくる……例えば海野翔太の師匠とかね?
そんな風にドキドキしています。

海野としてもNEVER王座奪取に失敗、そのNEVER戦でもトンガンツイストにガンスタンと新たなラーニングをしたので彼がこの大会でどのように技を取捨選択して価値を高めるのかが非常に楽しみです。

数年前の悪夢再び!?矢野通vs裕二郎

正直なところ、EVILの防衛、SHOの戴冠に成田の成長と若い衆の躍進が著しいHouse of Tortureの中で裕二郎さんが東郷さんポジになっていくのかなあと思っていたから出場するということがそもそも嬉しいです。

相手の矢野通は2016年のニュージャパンカップでとんでもない負け方をさせられた男でしかもその時も大田区体育館だったんですよね

嫌な気持ちを払拭してほしいのと、この試合の勝者がジャックペリーと戦うんですよ
高橋裕二郎といえば飯伏幸太に「東京ドームのメインイベントを飛ばした奴に負けるわけがない」と発言したり、アントニオ猪木死後に「神はもういない」「House of Tortureが新たな神になる」

などととんでもないことを時折言い放つHouse of Torture一番の極悪人ならきっとコレをやってくれるはずでしょう

あの頃の記憶をいじる極悪人高橋裕二郎をね。
キルスイッチやルチャサウルスといった単語、また現在のクリスチャンを匂わせる「House of Tortureが新日本プロレスの長」なんていうとんでもない事を言って彼のイライラを募らせてほしいものです。

Open Weight vs Rebel

無差別級を宣言し、トムローラーにもアメリカで勝利したTJPが先月アメリカで敗北したデビッドフィンレーと再戦をします。

フィンレーは彼が持っていたグローバル王座の奪還、そしてニュージャパンカップでの蹂躙を宣言した中でかつて圧倒的暴力で屠ったTJPが相手
フラグがもうビクンビクンしている感じですが2回戦の相手がタンガロアorオーカーンとなるので、タマ(オスプレイ)の意思を継いだロア(オーカーン)というリベンジが行えるのに加えてリーダー論で思想に違いが見られるTJPとオーカーンがぶつかり合ってやっぱお前はすげえってばよ…!をやるのかどっちも想像出来るからもうわっかんないですよねこの試合は

逆襲のロア

タマトンガ離脱に伴いその去就が心配されていたタンガロア
継続参戦で本当に嬉しいです。
パワーとタフさに優れながらも器用さを持ち合わせる彼。その相手がパワーもテクニックもある上にイシモリングフィットを勝ち抜くタフさを見せたオーカーン
共に中心人物を失ったユニットの設立者同士の戦い
激しいぶつかり合いが見たいです

首のない相手にパイルドライバー!?できらぁ!

かつて後楽園でオーエンズヘビー級だよマッチが行われたこのカード

オーエンズとしてはIWGPタッグ王者として臨むトーナメント
勝てば後藤洋央紀戦という事でCHAOS2タテを狙いたいところ
石井智宏も後藤洋央紀もオカダカズチカという大エースがいなくなったCHAOSで自身をどのように示すか要注目です

特に後藤洋央紀はタッグを失い、シングル戦線での活躍を今年に入って度々望まれてきました。
棚橋弘至、オカダカズチカが最前線からは退いた今、後藤洋央紀にこそ本隊とCHAOSを引っ張る姿を是非見たいものです。

EVILは大男とやるんですか!?

ヒクレオの対戦が決まったボルチンオレッグ

いやー、とうとうボルチンもNJC出場ですか
コロナ禍以外の時にヤングライオンが厳選されたトーナメントにエントリーしたのって過去にありましたっけ?
年齢も年齢なので海外に行かないままここで一気に脱ヤングライオンといくのですかね?
その割にはヒクレオというのは高く厚い壁…。
ヒクレオはタマより受け継いだポップアップ式のガンスタンという新兵器もあるのでこの大会に強い思いもあるでしょう

ただ彼らが勝っても次の試合は海野翔太相手に文字通り圧勝したEVIL
IWGPを巻いた男の本気は凄いなと札幌で見せつけた彼が経験と実力をもって現実を叩きつける姿も、ヒクレオがEVILや金丸をゴッドセントで沈めヒーローとなる姿もボルチンがEVILをグルングルン回してEVILが叫ぶ姿も想像つくので非常にワクワクしますね

YouTubeを失った?男vs髪の毛を失った男

札幌大会、それぞれいい試合をしても勝てなかった2人がシングルでぶつかります。
この対戦カードを見るまでは髪切りバフで生まれ変わった上村が一気に駆け上がるのかなあと思っていたのですが鷹木が相手はしんどいものですね
この試合の勝者がゲイブキッドvsカラムニューマンの勝者と戦います

金網戦のダメージで流れてしまった(代わりは鷹木信悟vsトレントセブン)この試合が日本でやる事になったら………。みたいな風に考えてしまうので丸刈りユーヤには若くてハツラツとした姿でキタキタキタ-と勝ち抜いてほしいですね
ただこれ以上鷹木が負けると年始からシングル4連敗になるのはちょっと怖いなあともなるので2人とも頑張ってもらいたいですね

Easy!?な1回戦

カラムもNJCに参戦。
自慢のスピードとオスプレイから受け継いだオスカッターを武器に春を駆け抜けるのかと少しワクワクしていたのですが

相手は金網戦で大暴れの怨敵ゲイブキッド

ゲイブは負傷で流れた鷹木戦、そしてコロナ禍で切磋琢磨をしてきた上村優也とのシングルに既に照準を定めていますね
カラムの負けん気の強さがこういう時に発揮されるんじゃないかな〜とか思ってはいるのですが本当何が起きるか一番分からない試合がココですね。

POWER vs POWER

髪切り戦で髪の毛を守った辻陽太と美しい髪の毛を持つジェフコブが戦います

辻は内藤哲也の持つベルトに狙いを定めその座から引きずり下ろす気全開でしょうが相対するジェフコブもオスプレイがいなくなり気合いが入っただけでなく、マットリドル参戦で非常にノリノリな様子
彼ら2人の美しい髪が振り乱れ、バチバチとぶつかり合う常夏のような暑苦しい試合で更なる価値を示してほしいです

コブもコブで怪我の影響もあり中々強いインパクトを与えられていない2024年、ユナイテッドエンパイアの初期メンバーとして意地とプライドを見せて世代交代の波を押し返し、逆に乗りこなしてほしいですね

ELP vs MAD

二冠王ではなくなったとはいえSTRONG無差別級タッグの王者であるファンタズモ
そんな彼の対戦相手がオリジナルTMDKのマイキーニコルス

昨年のG1ではシェインが内藤哲也に勝利、大阪ではザックセイバーJrがダニエルソンに勝ちと目立つ結果を残してきたがTV王座以外のベルトにはいまいち届かなかったTMDK
タッグであれシングルであれ彼らの腰にベルトが中々巻かれない現状に全員がMADとなっているでしょう

見るからに明るいシェイン、テクニックに優れたザックと違い一見特徴が掴みにくいマイキーですが彼こそがTMDKの頭脳でありバランサーとしてチームを支えています。
バンドでいうとフロントマン、自由な演奏をしまくるギターを支えるいぶし銀のベース的な感じなんですかね?
そんな彼が周りを考えず自身の結果のためだけにシングル戦戦で力を見せ、昨年オージーオープンのマークデイビスが狂い咲きしたような活躍を今年彼に見せてほしいと切に思っております。

デンジャラスデッカーズ対決?振り向けばそこにはプッシュアップバー

この団体は何度も何度も人の心がない組み合わせをやってきますね

地元北海道で大ヒーローのように歓声を得たタイチがその北海道でスリーパー&乱入で大ブーイングを喰らった成田蓮とのシングル、しかも勝者は今大会の優勝大本命ザックセイバーJrと戦います。
成田とザックはTV王座戦の熱戦、タイチとザックはタッグ戦線の名チーム"デンジャラスデッカーズ"同士の対決と因縁が組み合わさった心を揺さぶる組み合わせです。

J5GとTMDKは昨年全然絡みがなかったため久々のタイチとザックの絡みにワクワクするファンが多いでしょう。
筆者も今の彼ら二人がどのような試合をするか見てみたい気持ちがあります

しかしですね、そういった所をぶち壊すのがHouse of Tortureなんですよ
いやー、怖いですね〜。
金丸義信のミストからプッシュアップバーなんていう人の心をズタズタにする凶悪な連携が見れてしまうかもですね


まとめ

パッと対戦カードを見て考えたことをつらつらと書き書きするだけのものなんでめちゃくちゃ緩いし情報量も薄いと思いますがこれきっかけでこのカード面白そうだねってなる試合がひとつでも増えれば嬉しいです
では、この辺で。

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