ハッピーターンばばあ

職場にいる、いつもはつらつとして可愛らしい子が、いつもと違う。

打ち合わせでも声に元気がなく、頬杖なんてついたりして。
明らかにやさぐれている。

理由は本人ではなく周りから聞いた。
たしかに本人の不注意だが、管理職がかばってあげなかったようだった。

色々ある。みんな、色々あるからね。

わたしは、大体夕方になるとお腹が空いて電池切れになるので、引き出しにせんべいを常備している。ノーせんべいノーらいふ。そして無差別に配る。

本日のせんべいはなんと。人を幸運にするあのせんべいだ。なんてラッキー。

ハッピーターンを2つ、彼女のデスクに置いた。

ペイフォワードという映画の主人公が、1人3ついいことをすれば、それが世界に広まって平和な世界になるのではないか言っていた。小さな子どもの考えだけど、わたしはとっても素敵なことだと思っている。

その理論でいえば、ハッピーターンが世界を救う可能性はゼロではないということ。
ハッピーのお裾分けはハッピーの連鎖を生むんだ!いいぞーー!

なんて1人で考えを巡らせながら現実に戻って仕事再開。

人の心配をしている場合ではないくらい積もっている仕事を片付けよう。

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