運指改造計画進捗〜左手不器用な(元)皆伝の挑戦〜

お久しぶりです。全消しPです。

運指改造から1ヶ月が経過したということで、どのような方法で練習し、またどの程度上達したのかを細かく振り返っていきたいと思います。

練習編

【〜☆11までの譜面】

▫️よく選曲した譜面

  • 革命( H / A ) R乱:左手の階段を捌きながら皿を取る練習

  • Almagest(H) 正規:同上

  • Tripping Jumping(A) 乱:16分皿の練習

  • thunder(HOUSE NATION Remix) (A) S乱:左手の縦連+皿を取る練習

  • Red. by Full Metal Jacket(H) 正規:13+皿を取る練習

《総評》
赤鮭灰は最近練習として導入していますが、正規の序盤の皿地帯は奇数皿と鍵盤が13にしか来ないため、擬似的なALL-SCRATCHオプションのように使えます。皿を回す角度と手の位置を確認しながらアップもできるし、所謂hand-eye coordination(目と手の動きの協調)が鍛えられるのも良さそうです。
サンダーリミはかねてよりの弱点だった、縦連混じりの皿複合の練習と、基礎的な打鍵速度の向上のために選曲しています。1048式の始めたてはとにかく左手が動かないので、変な癖をつける前にそこそこの速さの曲でフォームを固めたかったのですが、目下、うまくいっているように感じます。

▫️その他の選曲にあたって考えていたこと

  • 123、321のような純正階段を練習できる正規譜面

  • 13トリル+皿の配置がある正規譜面

  • 左手と皿が16分ズレの皿複合譜面

  • (上記練習がある程度進んだら)なるべく傾向の偏りがないように乱常備で選曲

《総評》
1鍵担当の親指をはじめ、慣れていない指を使えるようにするにはかなりの回数の反復練習(最低でも1ヶ月程度と予想していました)が必要になると覚悟していましたが、意外にも1週間程で、ハードゲージ常備で問題なく回せるくらいには押せるようになりました。また、運指が崩れるのを嫌って、左手の疲労が限界に達する前に練習を切り上げていたのも効果があったと思います。弐寺における癖の恐ろしさは身を以て経験していますので…参考までに、運指変更前は1日あたり10万打鍵を超える日も少なくなかったですが、今では多くても8万打鍵に抑えています(というより、左手の体力が足りないのでそれ以上練習できない)。

【☆12】
《総評》
☆11までと同じく、運指改造直後は正規またはミラーで選曲するよう心掛けていました。
逆に選曲しないようにしていた譜面は、

  • SCRATCH譜面:手首皿ですべてを処理するつもりもない上に、左肩への負担が大きくて練習にならないとわかっていた

  • 地力S以上の譜面:イージーゲージでクリアしたとしても、右手で左手のミスをカバーしたようなリザルトだと練習の意味が薄い

  • 実質bpm210〜の曲:同時押しも乱打もまともに追いつかない、遅めの曲で地力の下限を引き上げてから改めて練習したかった

  • 今作新曲、未プレイ曲:上達し切ってからやればいい+旧曲も未プレイ曲が多数あった

といった感じです。
改造当初は、☆12に関してはどの譜面でもイージークリアを目標に設定していましたが、ある程度の練度を得た今、FINAL STAGE以外ではハードゲージで選曲するようにしています。

実力の変化

【スコア面の成長】

  • ☆11までの譜面であれば、自己ベストと遜色ないスコアを出せるようになった

  • ☆12の鳥は現状3曲だけだが、自己ベスト-50くらいにまで抑えられた譜面も増えてきている

《総評》
☆11までの譜面であれば複雑な同時押し混じりの乱打もなく、純粋に指の動きの精度がスコアとして表れるため、旧運指で取りこぼしていた点と手首皿で取れるようになった配置の点が相殺した結果、旧自己ベと同水準のスコアが出るようになりました。ここからは精度を上げれば上げるほど自己ベストが伸びていくということになり、運指改造の効果が出ていると判断できます。

【スコア面+クリア面の課題】

  • 同時押し譜面(特にmosaic)が難しい

  • 乱打、軸が左手に寄るとリズム、体力、目線のキープが困難になる

《総評》
手首皿を始めてみてわかったことですが、皿と左手側の鍵盤が絡む同時押しは見た目以上に難しいです。1回処理するだけでも体勢が崩れがちですが、練習によって克服できる思いたいところです。同時押しであっても乱打であっても、とにかく左手側の処理の忙しさに身体が追いついていない、というのが実情です。

かなりマニアックな話題

  • BSS / MSSについて

練習当初から悩まされていたことのひとつです。最近では押し押し、引き引き(皿を回す方向に一定間隔で入力する)を活用して切り抜けていますが、引き引きの動作が難しく、結局ほぼ片手で処理してしまいがちです。

  • (上記に関連して)Dynamite、Double Dribble あたりの曲について

皿と鍵盤の同時処理が多いため、運指改造前は手首皿の方が有利なのではないかと思っていましたが、全くそんなことはありません。しかし、連皿曲ほど運指的に向いていないわけではなさそうで、これらの曲の攻略のためにべちゃ押しをすぐに導入する必要はないと見ています。

  • 皿の精度 

左手側の鍵盤が絡んでいなければ90%近い成功率で皿を回せるようになりましたが、判定を掴んでいないせいか、黄greatで拾うのが精一杯です。鍵盤が絡むと判定どころか拾うことすら怪しくなりますが、根気よく練習を続けるしかありません。

まとめ

運指改造自体は順調に進んでいると言えると思います。これからは手首皿⇆べちゃ押しの移行、手首で皿を叩く練習など、細かい技術の習得も念頭に入れながら地力を上げていこうと考えています。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。