見出し画像

中小企業診断士の頻出ワード5つ【合格するまで毎日配信第163章】

1日5分レッスンへようこそ。

中小企業診断士でよく出るワードを5つずつ毎日配信していきます。

本日の勉強分野は

「中小企業経営政策」

それではさっそく行っちゃいましょう!
あなたは以下のワードを説明できますか?

1,小規模事業者経営改善資金融資制度
2,小規模企業共済制度
3,経営継承法
4,中小企業倒産防止共済制度
5,女性、若者、シニア起業家支援資金


今回は上記の5つのワードについて、勉強していきます。


※この記事は、中小企業診断士でよく出るワードを5つずつ勉強していくものです。

中小企業診断士でよく出るワード5つ

小規模事業者経営改善資金融資制度とは?

・商工業者に対する、日本政策金融公庫が行う無担保・無保証人・低利(基準金利より低い)の融資制度だよ。

・従業員が20人以下の法人、個人事業主(宿泊・娯楽業を除く商業・サービス業は5人以下)が対象だよ。

・この制度を浮けるためには、4つの条件があるよ。

・商工会の経営指導を6ヶ月以上受けていること。

・同一地区で1年以上事業を行なっていること。

・商工業者であること。

・税金を完納していること。


小規模企業共済制度とは?

■意味

・小規模企業共済法に基づく、小規模企業者の経営者の廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる退職金共済制度のことだよ。

・掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできるよ。

・従業員が20人以下の個人事業主、共同経営者、会社の役員(宿泊・娯楽業を除く商業・サービス業は5人以下)が対象だよ。

・組合員20人以下の企業組合の役員も対象だよ。

・従業員20人以下の協業組合、農事組合法人の役員も対象だよ。


経営継承法とは?

■意味


・中小企業の経営の継承の円滑化のための、金融支援、税制措置を行う法律のことだよ。

・都道府県知事の認定を受けた場合、日本政策金融公庫による貸付等の支援が行われるよ。

・条件を満たせば、相続税・贈与税の納税が猶予されるよ。

・都道府県知事の認定を受けていること。

・非上場株式の相続・贈与による継承すること。

・従業員を5年平均で8割以上を維持すること(端数切り捨て)。

・後継者が保有する株式総数の3分の2まで。


中小企業倒産防止共済制度とは?

■意味

・中小企業の連鎖倒産を防ぐため、中小企業基盤整備機構が運営する共済制度のことだよ。

・1年以上継続して事業を行なう中小企業者、掛金納付月数が6ヶ月以上ある経営者が対象となるよ。

・取引先企業が倒産し、売掛金・受取手形などの回収が困難となった額と、積み立て掛金総額の10倍の額のうち、少ない額(8,000万円以下)を無担保、無保証人、無利子で貸付を受けられるよ。


女性、若者、シニア起業家支援資金とは?

■意味

・女性、若者、シニアで新規開業7年以内の者に対し、日本政策金融公庫が行う優遇金利制度だよ。

・新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする資金に使われるよ。

・対象者は、女性、若者(35歳未満)、高齢者(55歳以上)だよ。(35歳以上、55歳未満の男性は対象外だよ。)

・限度額は、7,200万円(うち運転資金4,800万円)だよ。

今日のレッスンは以上です。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?