中小企業診断士の頻出ワード5つ【合格するまで毎日配信第169章】
1日5分レッスンへようこそ。
中小企業診断士でよく出るワードを5つずつ毎日配信していきます。
本日の勉強分野は
「中小企業経営政策」
それではさっそく行っちゃいましょう!
あなたは以下のワードを説明できますか?
・損益分岐点の求め方
・損益分岐点比率の求め方
・安全余裕率の求め方
・目標営業利益の求め方
・限界利益率求め方
今回は上記の5つのワードについて、勉強していきます。
※この記事は、中小企業診断士でよく出るワードを5つずつ勉強していくものです。
中小企業診断士でよく出るワード5つ
損益分岐点の求め方とは?
・売上 - 費用 = 0円(利益ゼロ=企業が最低限達成すべき位置)となる「売上高」もしくは「販売数」のことだよ。
・損益分岐点では、「損失は出していないけれど、利益も出せていない状態」のことだよ。
・損益分岐点 = 固定費 ÷ {1―(変動費÷売上高)}で求められるよ。
・損益分岐点を引き下げるためには、費用を減らす方法(固定費、変動費を削減する)、売上を増やす方法があるよ。
損益分岐点比率の求め方とは?
■意味
・損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 / 実際の売上高 × 100で求められるよ。
・どこまで売上が落ちてもトントンでいられるかを示しているよ。
・損益分岐点比率 = 2,000万円 / 4,000万円 × 100 = 50%この式からは、売上が半分まで低下しても、まだトントンで大丈夫ということを示しているよ。
・損益分岐点比率=固定費÷限界利益でも求まるよ。
安全余裕率の求め方とは?
■意味
・安全余裕率=(売上高-損益分岐点売上高)÷売上高×100(%)で求められるよ。
・安全余裕率は、売上総利益率に似ているよ。(売上高-損益分岐点売上高で利益が求まるよ。)
・経営の安全性を確認するための指標だよ。
・安全余裕率の改善方法には、大きく分けて「売上高を伸ばす」「損益分岐点売上高を下げる」の2つの方法があるよ。
・安全余裕率=1-損益分岐点比率で求められるよ。
目標営業利益の求め方とは?
■意味
・目標売上高=固定費+目標営業利益/貢献利益率(1-変動費率)で求まるよ。
・目標数量=固定費+目標営業利益/1個あたりの貢献利益で求まるよ。
・300,000は固定費、150,000は営業利益、60円は1個当たり貢献利益の場合は、目標数量は、7500個になるよ。
限界利益率求め方とは?
■意味
・限界利益とは、売上高-変動費(利益+固定費)のことだよ。
・「限界利益÷売上」を限界利益率といい、この数値が高ければ高いほど収益力のある会社と判断可能だよ。
・限界利益がそのまま会社の儲けとなるわけではなく、限界利益からその商品の販売にかかった人件費、店舗代、広告宣伝費などの固定費を差し引いて営業利益が求められるよ。
・限界利益率を高めるために、仕入値を引き下げて変動費を下げるのか、人件費や地代家賃を引き下げて固定費を下げるのかなど考える必要があるよ。
今日のレッスンは以上です。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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