MainStage 3の話

ホールライブ本番でやらかした

そろそろライブのリハーサルを始めるので機材の動作チェック。2023年11月のランドマークホールでのライブ🔗の時、実は大きなトラブルがあって、現場では原因が特定できなかったのよね。

11/25(土)#横浜ランドマークホール での #居酒屋ROUNDABOUT 10周年記念ライブ「#CandytreeGarden」ありがとうございました。広い会場に満員のお客様、共演して下さったアーティスト皆様、制作総指揮に当たって下さったトゥモローハウス野口社長はじめ各部門の皆様、
↓#プログレ居酒屋 pic.twitter.com/PXcVP2k65v

— ACB(K) (@ACBKjp) November 26, 2023

ちょっと前置きをすると、ギターのエフェクターにAppleのMainStage 3🔗というアプリを使っているのね。これを使うにはMacとオーディオインタフェースをつないで、そこからアンプなりPAなりに音を出すのね。まあまあややこしい話になるので今日はそのあたりの詳細は省略 (後日書くかも)。で、トラブルというのはまったく音が出なかった、という話。

まずはいつものように接続して起動。そしてトラブル再現。MainStage 3もオーディオインタフェース(Audient EVO8🔗)もシグナル出力しているつもりでそれぞれ出力音量メーターも振れているのに、何も音が出ない。

なんなのよこれ...

トラブルシュート101→再起動

トラブルシュートの1丁目1番地🔗は再起動。これはPCもMacも同じ。ランドマークでは実はこれで乗り切った。その時は何度か再起動しているとそのうちMacの起動音がEVO8から出力されるようになり、何度も再起動していていつの間にか何事もなく出力されるようになっていたのよね。今日は何度再起動してもダメ。

MainStage出力メーターは振れていて、EVO8の出力メーターも振れているのだから、EVO8の出力まわりにフォーカスして原因特定を進める…

EVO8のファームウェア確認、ドライバ確認、各チャンネルのミュートON/OFF、そしてマニュアルも通読。ひと通り確認しても特におかしいところはなし。

...と格闘することしばし。

まさかの治し方

まさかと思い、MainStage 3の出力設定に普段の制作用のオーディオインタフェース (Arturia AudioFuse Studio🔗) を選んでそっちには音が出るのを確認。そしてライブ用のオーディオインタフェースEVO8を選び直したら...治ったぴょん！

なんなのよこれ…(再掲)

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ちなみに昨年2023年春の様子こちら。

MainStageの使い方はこんな感じ：

• 入力

  1. ギター：マグネット出力

  2. ギター：ピエゾ出力

  3. ボーカル

• 出力

  1. ギター：マグネット出力 (ソロ、歪み、クランチ、特殊)

  2. ギター：ピエゾ出力 (IR通してアコギ味を一層"らしく"加工)

  3. ギター：MIDIに変換してメロトロン出力

  4. ボーカル：エクスプレッションペダルだけ通して出力 (ヘッドセットなのでオフマイクの代わりにエクスプレッションペダルを使用)

ギターアンプは使っていなくて、オーディオインタフェースからPAに直結、ライブ配信にも直結、お茶の間まで直結です (額から大粒の涙…

いかがでしたか？

MainStage仲間の皆様、こういうこともありました、ということでトラブルシュート体験共有しますね。