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これからの時代を生き抜く力とは?



AI時代について


今回はこれからの時代を生き抜く力について、AIと人の働き方に触れながら自分なりに考えていきたいと思います。

そもそもAIとは、、、

artificial intelligenceの略、すなわち人工知能の意味です!


人工知能
コンピュータを使って、学習・推論・判断など人間の知能のはたらきを人工的に実現したもの。

つまりコンピュータで人間の働きの代わりを果たそうというものです。
人間が行うと時間がかかる演算などを代わりにAIにさせることで、人間の仕事を効率的に進める用途で使われています。

昔からSFが好きだった自分はAIやロボットによる画期的な生活にワクワクしていました。AIの発達によって映画や漫画の世界であらわされる、AIやデジタル技術によって豊かに暮らせる世の中がすぐそこまで来ています。

AI関連でよく2045年問題だとか2030年問題とメディアで取りだたされる概念があります。それがシンギュラリティという考えです。


シンギュラリティとは、 人工知能(AI)が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念


この時期を境に働き方や人間の生活がガラッと変わるといわれています。

なぜか?

それは人工知能が人間の限界を超えることによって、今まで開発されている側の人工知能自身がさらに高次の人工知能を開発していくサイクルによって、人間のコントロールから外れた意図しないAIによって人間の生活が可能性があるからです。

もちろんあくまで可能性に過ぎないですが、人間がAIに支配される、映画「ターミネーター」に代表される、人がAIやロボットに支配される世界になるかもしれません。


AIの発展による働き方の変化

たとえば、、、
日本にある仕事の49パーセントがなくなると言われているそうです。(下記参照)とくに営業やプログラミングの仕事はAIにとって変わられていくといわれています。

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加えて単純な事務作業の仕事もAIやロボットによって変えられていくことは想像できると思います。ウエイターやコックなどもAIにとって代わられる可能性の高い仕事です。近い将来飲食店はすべてロボットが運営する世の中になるかもしれません。


人が活躍していくためには?

そんな世の中で人が活躍していくために必要なものを

”スキル”と”マインド”の観点から考えていきたいと思います。


①スキルについて

そもそも人間よりAIのほうが得意な仕事・スキルとはなんでしょう。

単純な数字の計算や統計をもとにした分析はAIの得意分野です。

オックスフォード大学のオズボーン教授が2014年に発表した報告書によると、AIにとって変わりにくい職業は創造性・協調性を持った仕事と言われています。
0から1を作り出したり、哲学や歴史などに関することはAIにとって変わられにくいです。

過去のデータの集積から結果を導き出すことはできますが、
人と対等に円滑なコミュニケーションをとり、組織やプロジェクトをリードしていくのはまだ難しいでしょう。

そのためAI社会では人と接する協調性や事業を0から作っていくいわゆる0→1の

②マインドについて

今の時代は昔より変化のサイクルの早い時代だと言われています。昔の10年で変わっていた過程が1年未満で目まぐるしく変化しているそれが現在です。

さらにAIの発展によってそのスピードや変化の振れ幅は加速度的に大きなものになっていくでしょう。

そのためまず変化を受け入れる受容性が必須になっていくと思います。

1年前や1ヶ月前の常識が目まぐるしく塗り替えられていく中で、固定観念に囚われず新たな仕組みや観念を受け入れていかなければ、適応していくことは難しいでしょう。

さらに他人の価値観を受け入れる柔軟性も必要だと思います。

AIがどのような発展を遂げるかは未知数ですが、表に出てきたデータから分析をする部分は人間よりも得意だと思いますが、人の気持ちや価値観に寄り添うことに関しては人間に軍配が上がると思います。

環境や周囲の人間に対して「柔軟性」を持って、生きていくことがこれからの時代を生き抜くために必要なマインドになっていきます。

さらに、、、

ここまで対AI目線で生き残るための力について話してきました。

しかし戦うべきはなにもAIだけではありません。AIに仕事を奪われた「人間」も競争相手になっていくのです。

そんな中で一つのスキルや得意分野で戦うことはとても困難だと思います。

ならばどうするか?

2つ・3つの能力を掛け算することです。

領域の違う複数の能力を備え、それを価値として提供することで可能性は乗数的に広がります。


しかし複数の能力を備えるためには、入念な準備が必要です。

マルコム・グラッドウェル氏の書いた『天才! 成功する人々の法則』で一つの能力を磨いて、一流と称されるためにかかる時間は1万時間と呼ばれています。

会社員が一日5時間時間を作れたとして5年半かかります…。

なにも1万時間必ずかかるというわけではないと思いますが、時代の節目であるシンギュラリティが訪れる2030~45年に向けて自分が戦えるスキルを2~3つ備えることで、AIにも人間にも負けない独自の市場価値をもって次世代を生き抜く人材を目指しましょう!!


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