幼児期の運動と脳の発達について
子どもの発達には、『食事』『睡眠』『運動(遊び)』が大切であると、よく言われますが、運動をすることで、脳由来神経栄養因子と呼ばれるタンパク質の一種であるBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)が作られ、これが脳の発達に大きく影響することを最近知りました。
BDNFの役割りの全貌はまだ分からないものの、発達期の脳においては、神経細胞の生存の維持や分化誘導、シナプス形成やシナプス結合の誘導などのさまざまな作用を有するとされており、身体運動に伴い生じる神経活動により、BDNFの発現が増加するということです。
そのため、脳の発達に必要なBDNFを脳に供給するためにも、幼児期には運動がとても大切であると理解できます。
それでは、このBDNFが脳の各部位の発達に十分な量となるために、幼児期に、毎日どのくらいの運動量と運動強度が必要となるのか、それが分かれば幼児教育に採り入れられると思うのですが、頼りになるデータや情報が見つかっていません。
もし、何らかの研究結果やデータをご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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