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学マス 有村麻央の私服と「初」衣装について

曖昧な洋服と知識と有村麻央のストーリー(親密度6)を読んだ上での妄想をここに繰り広げます。

読まないことをおすすめします。

深夜の乱筆故、思いつきとこじつけしかない。許せ。

追記(2024.7.17)
親愛度10まで読みました。
親愛度7のコミュからより衣装について触れていて有村麻央の核の部分を衣装とともに紐解いていくんだなって完全解釈一致起こして拍手でした。有村麻央、一生推す。学マス最高。


結論

長ったらしい文章を読んでもらうのは忍びなさすぎるので最初に結論まとめます。

有村麻央の「初」衣装は
デフォルト立ち絵私服との対比でありつつも
それまでの彼女も新しい魅力を見つけた彼女も
アイドル“有村麻央”の全てを受け入れた
新しい出発点として最高の衣装

それが全てです。
後述はもうそれを細かく説明してるだけです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。


私服について

有村麻央のデフォルト立ち絵の私服

ストーリーで本人も言っていたように基本メンズ服。主に上半身。

ジャケットと中のシャツのボタンの左右。

着ている本人から見て右にボタンが付いていて左に穴がある。いわゆる“左前”

ジャケットの着丈もお尻が殆ど隠れる大きさのメンズ仕様。

ニットベストもサイズ感によるシワやレディースのオーバーサイズとは違うであろうシルエットから、恐らくメンズだろうと。

細いウエストや嫌でも膨らんでしまった胸を覆い隠すようなコーディネートになってると思う。

男性的なかっこよさを理想とするが故に
“伸びない身長”・“女性的な丸みを帯びていく体”
を呪ってきた。


この私服からどうしても考えてしまうのが

この洋服たちを探すまで
彼女はどれだけ苦労したんだろう。

彼女の身長は157cm。

17歳日本人女性の平均身長は157〜158cm
女性としては平均的だけれど、

じゃあ、男性では?

17歳日本人男性の平均身長は170〜171cm程度
157cmの値は、13歳男子の平均身長だった。

男性が白シャツを求める年齢は主に高校3年生頃から。

それまでは着ても制服程度で、
そのシャツは学校指定の制服専門のお店で仕立てるはず。

13歳の中学生なんて尚更だ。

つまり、高校生が行くような普通の洋服屋さんで

157cmの人間仕様のメンズの白シャツは取り扱いが少ない。

恐らく、白シャツを探してメンズの洋服屋さんに行っても、ピッタリのサイズは見つからなかったんじゃないかと勘繰ってしまう。

ジャケットやベストに関してもそう。

試着の瞬間か、はたまた会計の瞬間か。

体型に決して合ってるとは言えないサイズ感。

肩の落ち方や不自然なシワの多さ。

「こちらのサイズで“本当に”合っていますか?」と、どこに行っても確認をされる。

店員だってあくまでお客様が間違えないように念の為の、なんてことない言葉だと思う。

最初こそ彼女だって、ただの確認の言葉だと思ったはず。

ただ、サイズと、自身の体を見比べるような視線を向けられたあと、

その言葉をかけられることの意味が、段々と分かってくる。


「このメンズ服は、貴女の体では合いませんよ」

そうして、服を買うたびに

その言葉と視線を浴びるたびに

「かっこいいアイドル」を目指す自分を
何度も否定され、段々と心を無くしていく。




「あぁ、身長さえ伸びれば。

胸さえ膨らまなければ。

もっと、あのスターに近づけたかもしれない。」

そうやって、自分で自分を殺していった。

「初」衣装について

まだTrue Endは観れてないけど最終試験1位になった麻央の映像、衣装がよく見えて凄く良い。

結論から言うとこの衣装

デフォ私服との対比を出しつつ
中性的なかっこいいアイドル有村麻央の出発点を表すような衣装

ストーリー的にそりゃそうだろっていう話なんだけど、
衣装にもそれが詰まってて見れば見るほど感慨深くなってしまう。

全部深読みだけど。


まず全体的なデザインが
トレンチコートをイメージしたデザインになっている為、
レディース服でありながら
“かっこよさ”を違和感なく取り入れてるところ。

・袖口とウエストのベルト

・襟の側のボタンみたいな菱形のチャーム

・肩から二の腕部分にかけての覆うような刺繍&Dカン(Dの形してる黒いパーツ)

・後ろの肩から背中部分にかけての覆うような白い部分

・ジャケット後ろのスリット(切れ目)

こう、似た特徴がこれだけ上がるくらい、
トレンチコートに近い雰囲気のジャケット。

月村手毬ちゃんの「初」衣装も似たような雰囲気だった気がする。

男女ともに、トレンチモチーフはかっこいい。

麻央のメンズ服姿を何の気無しに「変な格好」
言った藤田ことね。

「体の成長から目を背けて
背伸びをするように王子様であろうとする」

そんな姿を、彼女はその言葉に集約したのかもしれない。

このトレンチコートモチーフの衣装は

今まで理想の王子様を“演じてきた”麻央が

演じずとも、

彼女にぴったりのサイズのレディース服でも

かっこいい王子様になれるんだと

そんな優しい説得力がある。


余談

トレンチコート自体、軍服(詳細は調べて)をもとに作られたものなので当時の機能性として作られたガンフラップ(背中や肩の生地)とかがかっこいいデザインとして残ってたり、シンプルながらオシャレでデザイン性高くてかっこいいので衣装に取り入れたらかっこよくなるの当然すぎる。


異素材ディテール

パッと見て分かる通り
ベースとなる白いもったりした生地だけでなく

襟の部分や背中の半分、ジャケット裾等が

淡い紺やベージュ・クリームの色合いの柔らかそうな生地が使われている。

この、異素材生地の色合い、凄く有村麻央に似合ってるなぁと思って。

よくよく考えると

麻央のデフォ私服の色合いにちょっと似てるんだ〜

とこじつけにも近い考察をしてしまうほど、

この衣装の色合いめっちゃ良い。

そう考えると

背中が衣装の生地の“白”と

それまでの私服の色“紺やクリーム”の

繋ぎ合わせなのが

有村麻央の新しい引き出し“可愛い”も

それまでそうあり続けた“かっこいい”も

全部繋がって、それが有村麻央だ
と言わんばかりの衣装だなと、変に深く捉えてしまって。

どうしようもないです。

襟型がしっかりしていたり

トレンチコートといったクラシックな形でも

異素材生地のおかげで色味が加わったり

軽めの生地でヒラヒラと動きを出してくれる

シンプルながらステージ衣装としての華やかさもある。

しかもこの色合いが強すぎない。


それとインナーのシャツが

縦に襞(ひだ)が入った白シャツで、(男性のタキシードの中に着るシャツをイメージしてもらうと分かりやすい)

フォーマルでありつつ華やかさを出すシャツでもある。

異素材の色合いと中のシャツの作用で

麻央の憧れた歌劇団のスターのような

華やかさに上品さが加わって本当に考えられてるなと、、。


全体的なシルエット

細いウエストに短い着丈。

忌み嫌うように隠し続けてきた女性らしい体つきが強調されるシルエット。

これはもう言うまでもなく

麻央本人が自分自身の可愛らしさを
受け入れた結果

“かっこいいアイドル”の在り方を見つめ直して

レディースの服も着るようになった象徴。

身長に関しても

パンツスタイルで潔く着丈短く

上半身にボリュームを持たせてるから

身長が低くとも自然とスタイルが良く見えて

改めて

自分らしい“魅せ方”を掴んだ象徴の衣装だなと

本当に素敵すぎて語らずにはいられなかった。

全部妄想だけど。ただ、

有村麻央がもうこれ以上
自分の体を呪わずにアイドルができる


そう思わせてくれるこの衣装は

有村麻央のことを必死に考えて作ってくれたんだろうなと感謝の意を表したい。

ありがとう、運営。まだ始めたてだけど。



もしここまで読んでくださった方がいらっしゃったら

本当にありがとうございますとしか言いようがないです。

本当にありがとうございます。

ここから先は黒歴史にもなりかねないヤバい妄想文章が連なってるのでaliceの弱みを握りたい方で時間に余裕のある方となんでも許せる方は読んでみて下さい。

こんな文章に時間を費やしてくださって本当にありがとうございます。すみません。


私服(シャツ)について更に妄想
(二次創作にも満たない何か)

ジャケットやベストに関してはぶかぶかなの見ての通りなんだけど、

シャツは第一ボタン開けても綺麗な形だし

袖丈も長かったりしてないことからの妄想。

高校に入ってすぐ

新しい制服を仕立ててもらうため

試着としてもちろんレディースのシャツに袖を通すんだけど

中学の頃より体の凹凸が出ることに気付いて

仕立て屋の鏡の前で暗い顔をする麻央。

それを不思議に思った仕立て屋のおばあちゃんは、ふと、麻央が着てきていた洋服を見て

何か思い出したかのように
「ちょっと待っててね」と店の奥に行き
「まだあったかしら...」と何かを探している様子


少しして、
「あったあった」と手に持ってきたのは
メンズのシャツ。

「今は初星さんの注文しか受けていないけれど

昔はうちも男の子の制服作ってたのよ。

今着ているシャツより

もしかするとぶかっとしちゃうかもだけど

そこは仕立て屋の腕に任せてちょうだい。」

ほら、着てみて、とカーテンを閉められる。

丁度、メンズの服を買い始めていた頃だった。

メンズ服を求めるたび、

自分の心が死んでいくのをうっすら感じていた。

どこに行っても門前払いだったのに。

こんなに、当たり前のように

“有村麻央の着たい服”を考えてもらえたのは初めてで。

情けなく涙が出てきた。

かっこいいアイドルになりたい有村麻央を

何も言わずに受け入れてもらえた気がした。

なら、泣いてる場合じゃない。

涙を拭って、メンズシャツに袖を通して

レディースと左右逆のボタンを掛ける。

カーテンを開いたらすぐに
「あら、着れたのね〜」と言って

すぐに採寸に移ろうとするおばあちゃんに

あのっ、と声をかける。

今はまだ感謝することしかできないけれど

ボクがボクとして

なりたいアイドルになることができるなら

その姿を、いつか見てもらえると良いな。

そんな有村麻央〜。見たい〜。絶対いるって〜。

多分その後は頻度は高くなくても

偶に顔を出してお洋服仕立ててもらうと同時に

麻央が少しでも素の顔に近い安心できる場所になってたら良いなと思う。

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なにこれ????

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