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七十二候マラソン覚書

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四季折々の道端の草木や空模様を書き留めています。
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2021年4月の記事一覧

第十六候・葭始生(あしはじめてしょうず)

連れ添って仲よく踊る スイカズラ 咲き始めたスイカズラ、近づくと楽しそうに並んで風に乗り…

第十五候・虹始見(にじはじめてあらわる)

寂しげな ツバメが一羽 棚の上   ツバメが帰ってきた。でも今年は独り?つがいで帰ってく…

第十四候・鴻雁北(こうがんきたへかえる)

たくましく隙間に新芽 前途多難   遊歩道の花壇を覗き込んでいたら、種から芽生えたばかり…

第十三候・玄鳥至(つばめきたる)晴明

花冷えに 肩身すくめて閉じる窓 曇天でスッキリしない窓の外、日が差し込んできたので窓を開…

第十二候・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

大樹消え 若葉に偲ぶ 木の芽晴れ 長い間親しんでいたポプラの木。様子を見に久しぶりに行っ…

第十一候 桜始開(さくらはじめてひらく)

かれんなる白き花 ひっそりと咲く 遊歩道の花壇に捨て置かれたような、元盆栽らしき姫リンゴ…