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推しのワンマンライブに10万円支援した話

今推しているバーチャルシンガーのクラファンにに10万円支援した、タイトル通りの話。今こうして10万支援することになった軌跡と覚悟について書き殴ろうと思います。




バーチャルサーカス団「VALIS」

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2020年5月より活動しているバーチャルシンガーグループです。構成メンバーはララチノネフィニナヴィッテミューの6人組。(+団長のソート。21年7月にはVALISディレクター操桃としてお披露目されました。)
ちなみに私の推しはミューとヴィッテ。色っぽいボーカルのミューとメンバー随一の歌唱力を誇るヴィッテの虜になりました。もちろん全員好きですけどね。

活動は主にオリジナル曲とカバー曲の投稿。

その他ブイアワやL3など歌のイベント参加、神椿生放送への出張なども行っています。(見れてないですけど…)


2020年5月に初オリジナルMV「残響ヴァンデラー」を投稿し、21年8月現在「天命系メルト」で13曲目。1年でオリジナル13曲という、アルバムが作れてしまうペースはバーチャルシンガーとしてはかなり多い部類だと思います(というか花譜が多すぎる)
楽曲はすべて○○(熟語)××(カタカナ)で命名が統一されています。

それ以外にオリジナル曲と関連したストーリーがNoteの小説と同時に進行するほか、メンバー同士の背景や活動を焦点にしたボイスドラマを投稿しており「VALIS」を楽しむことがで来ます。


そんな彼女たちがストーリー的にも活動的にも大きな転機を迎えたのが6曲目、「超常現象ダンスダンス」
ストーリーに関してはNoteを読んでいただきたいので割愛しますが、これが「VALIS」初の3DMVとなりました。見どころは何といっても3D化したことによるダンスパフォーマンスでしょう。更に彼女たちの特殊能力。時間停止、重力操作、瞬間移動、物質生成、分身、巨大化&縮小化、これらがパフォーマンスの中で使用されています。初めて見たときの衝撃は忘れません、というか狂いました。かいりきベア氏特有の韻の踏み方も心地よい。

それから10曲目「再構成ウィーバー」でストーリーは一区切りを迎え、12曲目「新世界ピグマリオン」で新たなストーリーが始まりました。

「新世界ピグマリオン」ぜひ見ていただきたい。柊キライ氏の生み出すダークな世界で人形から人になっていく。オリジナルMVとして間違いなく最高傑作です。
そしてこれを機に神椿のメンバーが活躍する神椿市、その近くにあるという深脊界市に活動を移します。

深脊界市に移住してからの新曲「天命系メルト」これもヤバいです。深脊界市で現在活動しているのは「VALIS」とVsingerの「存流」。存流ちゃんはまだオリジナルが無くカバー投稿がメインなので「天命系メルト」深脊界市初の曲ということになります。
追記:21/08/14に存流初のオリジナル曲「さよなら」が投稿されました。これについては次の記事で。
こちらの見どころはサイバーな都市に誘うかのような甘く蕩ける歌詞とボーカル。それに合わせたネオン看板風タイポグラフィティ。

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このタイポグラフィティ凄いです。イラストMVなのに3DMV並みの満足度がある。「新世界ピグマリオン」「天命系メルト」はサブスク配信にありますが、やっぱりMVで見たときの満足感が高いです。

深脊界市に移住後この「天命系メルト」以外に特に大きな話題も無いまま訪れた7/31日。

始めに言うとこの日は無料のカバーライブ「旋律コレクション」があったんです。「VALIS」初のデジタルライブで全編無料、これはとても凄いことでした。そしてそのライブの最後で初ワンマンライブ「拡張メタモルフォーゼ」が発表されました。どうやらこのライブで「VALISが結成された理由」「深脊界市での目的」その答えが示されるようです。

このワンマンライブも全編無料です。全編無料。え????全編無料???初のワンマンが????

ヤバい。

『VALISの一世一代のショーを、多くの方々にご覧いただきたいー』

無料化し「VALIS」を広く知ってほしいディレクターの思いからクラウドファンディングという形で資金を募る形になりました。(クラウドファンディング開始から30分で目標金額300万円を達成したので心置きなくお楽しみください)
追記 これを書いているときにはもうクラファン総額が600万円まで行っており当初の目標金額の2倍にまで達しました。クラファン開始からまだ5日目なんですけどね…。



ここからは私の話です。

VALIS自体は1年前から追ってきました、出会いはYouTubeの広告から。かいりきベア氏や煮ル果実氏といったボカロP大手コンポーザーを起用していたこともありすぐに腰までズブズブに浸かってしまいました。「開幕ゼノパレード」に至っては作詞作曲がYOASOBIのAyase氏です、超豪華。そして12曲目で柊キライ氏、13曲目でOresamaを起用した素敵な楽曲により推しへのボルテージが最高潮に達していました。

迎えた「旋律コレクション」当日。過去に歌った曲の再カバーと新カバー曲が合計20曲も公開される最高の2時間でした。神椿ヒットナンバーという紹介とともに現れた「食虫植物」「命に嫌われている」には号泣しました。
「食虫植物の歌詞は私たちVALISにも共通しているところがあって、歌に熱が入った。」
「命に嫌われているはデビュー直後に歌おうとしたが団長から許可が出なかった。今こうして歌うことができてとても嬉しい。」
そう語ってくれて涙腺大決壊です。

そして最後のKING。大好きな曲です。大好きな絵です。それがVALISメンバーの歌とイラストで見ることができました。泣いています。最高のショーだった。

その後に発表されたワンマン無料開催のためのクラウドファンディング。現地観覧はあるのかと真っ先に探しました。ありました、10万円支援のプラチナコースに

はっきり言うととても悩みました。というのも直近の神椿ライブは13000円のチケット制、KMNZのクラファンでは現地観覧は4万円支援だったからです。ワンマンが決まることもクラファンがあることも予想はできていましたが現地観覧コースは予想を超えていました。ライブ自体はクラファン成功すれば無料なので5000~50000円でも、最悪支援しなくても達成さえしていればオンラインでライブを見れるわけです。ライブ見終わってから2時間後、腹を決めた自分は5万円コースに決めました。1stこそ現地に行けなくとも2ndで現地に行ければいい、今は無理のない範囲で支援をしよう。そう決めたのです。

クラファン開始1時間前、メンバーによる決意表明の動画が投稿されました。

これを見た瞬間昨日の悩みや支援をいくらにするかの葛藤は全部どうでもよくなりました。普段にぎやかなメンバーの悲痛な叫び。ここまで静かなヴィッテは初めて見ました。

そしてクラファン開始。開始から10分で10万円のプラチナコースが完売する事態に。私はというと。

無事に購入出来ました。11月までは霞を食べて生きることにします。10万支援したことについて、これでよかったのかその後数時間かけて悩みました。しかし10万支援してなければ絶対それ以上に後悔していたのでこれでよかったんだと思います。ここで行けなかったら一生後悔する。買わなかった後悔より買って後悔しよう。その後5㎞くらい走ったら気持ちも落ち着きました。


まとめです。

これを読んだ方、ぜひVALISを聞いてみてください。彼女たちの織り成すダークなサーカスの虜になってしまいましょう。
結構な長文になりましたのでこの辺で。VALISを語るには短すぎるくらいですが。今はもう覚悟が決まりきったのでライブ開催と支援のリターンが届くのを心待ちにしている気持ちしかありません。最高額支援に「メンバーとの10分オンライン通話」があったので今度はそこで何を話すか頭を悩ませていますが…。

よくよく見なおしたらKMNZのクラファンでは現地観覧+メンバーとおしゃべりのコースは20万円。こっちは10万円なので安く感じてきました。あれ?????????
といってもこっちは現地観覧のおまけにメンバーとのおしゃべりがついてきた、といった趣ですが…。メンバーとのおしゃべり権が無い現地観覧プランがあったらそっちを買ってたと思います。推しを目の前にして何喋ったらいいかわからないので…

プラチナコース支援の方とは現地で、それ以外の方はYouTubeの無料配信で、それぞれお会いしましょう。それでは。

アリシア



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