第百六回 Ba 沙我|ノーズマウンテン・ラジオ「沙我生誕祭“SAGA SEA”について大いに語る」(後編)

第百六回 Ba 沙我|ノーズマウンテン・ラジオ「沙我生誕祭“SAGA SEA”について大いに語る」(後編)

"沙我様のコーラスの声に気づいた"とコメントを入れてくださったみなさん、沙我様からエアーハグは届きましたか?そんな沙我様によるLUNA SEA、Jのサウンド分析、面白かったですね。その沙我様がなぜ、LUNA SEAのコピー曲だけで構成した<ONEMAN LIVE 2021~沙我生誕祭~「SAGA SEA」>を開催したのか。このライブを通して得た、5人それぞれが互いのタイム感リズム感を常に意識することで、独特の緊張感を保ちながらグルーヴを生み出していくLUNA SEAのバンドサウンドの在り方。さらには、キラキラした明るい楽曲で至福感に包まれながら終わるのではなく、重厚感あるスローな楽曲でずっしりとした空気感で幕を閉じていくというエンディングの在り方。それらが8月28日、USEN STUDIO COASTで行った<17th Anniversary Live「17th THEATER」>公演への布石となっていたことが分かった時は鳥肌ものでした。そんな沙我様がSAGA SEAをやったからこそ改めて感じた、LUNA SEA、アリス九號.について、今回も文字ラジオ形式でお届けしていきます。SAGA SEA、第2弾はあるのか…!?

ーーSAGA SEAでLUNA SEAをコピーしてみて、改めて思ったことはありましたか?

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ライブに込める熱量を自ずと求められるバンドということですね。LUNA SEAは一度終幕したとはいえ、30年という長い年月存在し続けてきていて。だからといって気を抜いてやれるようなバンドじゃないと思うんですね。だって、楽にやれないんですもん、曲が。そういう曲たちを毎回ライブで20曲ぐらいやるんですからね。LUNA SEAを続けるのも楽じゃないなと、今回やってみて思いましたね。

ーーバンドのグルーヴを保つために楽にできる曲を作ってないとも考えられますよね。

かもしれないですね。しかもね、音の役割がはっきりとしているから、5人メンバーがいても誰一人として手を抜けないんですよ。

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ーー特に初期のLUNA SEAは各々の自己主張も強かったから、なおさらそういう曲が多い。

だからですかね。やってるとめっちゃ疲れるんですよ(笑)。疲れたからって誰か一人でも崩れちゃったら曲がダメになる。そういう曲がいっぱいあるんです。

ーー曲が「誰にも楽させないぞ」というものになってるんですね(微笑)。

そうなんですよ。だから疲れる。

ーーそりゃあ終幕もするだろう、と。

ホントそう!理解しましたね。こんなの続けてたら「もういいわ」ってなるかもしんないなっていうのが分かりました。10年も続けてたら、「そりゃもういいだろう」って思うだろうなって。そこはちょっとだけ僕もやってみて共感できました。

ーーアリス九號.とはバンドの在り方が違いますね。

いや、バンドの在り方というよりも、LUNA SEAは曲がそうなんですよ。各々が担う役割、重要性だったりがはっきりと曲の中にある。そこが根本的に違うんですよ。僕らがLUNA SEAのコピーをやって感じた緊張感で自分たちのライブをやったとしても、それは違うんですよ。根本にある曲、そのフレーズに対する一人一人が背負ってる役割、責任感。その“重み”が僕らとは全然違うんで。

ーー逆に言うと、今後バンドとしてそういう部分を開拓していく余地があるともいえますよね、アリス九號.は。

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そうですね。僕はそういうものがスリルがあって楽しいなと思うので、そこは今後バンドとして追求していきたいなとは思います。

ーー本当に知れば知るほど凄いバンドですよね、LUNA SEAって。「ROSIER」といえば、今やJさんのマイクスタンドをぶん投げるパフォーマンスがハイライトで、あれを含めて「ROSIER」じゃないですか?そこをコピーしなかったのは何か理由があったんですか?

あの、リハでは1回投げてみたんですよ。でもね、ここでJさんがいつも投げてる場所を想像してみてください。さいたまスーパーアリーナとかで投げてるのであって、僕があの時投げようとした場所はSHIBUYA PLEASURE PLEASUREですから。投げてみて思ったんですけど、そもそもの場所がJさんとは違うんですよ。だから、リハで僕が投げたらマイクスタンドが自分のアンプに落ちてきちゃって、アンプが壊れそうになったんですよね。

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