書き置き

10月からおやすみします

500人弱のフォロワー様に「お知らせする」というよりは、自分自身の記録のために書き置きをしておきます。10月13日で一度、Twitterでの発信やプロジェクトの担当、団体の運営などの活動をお休みすることに決めました。18歳になるその日を切り替えにして、受験勉強に専念することにします。選挙権が得られる日だし、そこからもっと意見とかも言っていきたいのにもったいないね。笑


- Flowers need time to bloom

私は「全部やります、できます」と言って生きてきたので、受験生になったからと言って何かを諦めるつもりはありませんでした。何かひとつに突出することはなくても、バランスよく要領よく物事をするタイプだったので、ひとつを諦めてしまえば自分には何も誇れることがない、と思っていました。でも、高3になり、というかなる前から色んな出来事があって、自分を大切にしながら、将来をきちんと組み立てるために、一度切り替えてもいいんじゃないかと思うことができるようになりました。
自分が実現したい将来のためのリマインダーはたくさん積み上がっているけど、やりたいことリストを、いつかフルパワーで達成するための準備期間として、勉強に集中して環境を整えようと決めました。

- Do it for you

根本として、私は勉強することが好きです。小学生の時から割と真剣にやってきて、成功体験があったし、ただの暗記の先にある、「世界の解像度が上がる瞬間」にわくわくします。だから、勉強に心血を注いでいた中学生の頃の気持ちをふと思い出して、今もう一度一生懸命に向き合ってみたいと思ったことも決断の理由です。
派生して、「こんなに勉強する一年/夏/期間なんてもうないよ」という考え方には異を唱えたいと思っています。だって私はこれから一生勉強し続けるつもりだから。勉強という作業(?)を頑張った、長い時間をかけた、苦しい期間に耐えた、という気持ちのために勉強するんではなくて、楽しいから、そしてその先に私の可能性があるから、という動機で勉強を続けたいです。

- Not immediately but definitely

自分がずっと自分に課していたことのひとつに、「学生の間に何か成功すること」という、夢のような目標のような、いつの間にか重荷になったそんなことがありました。自分への期待が高すぎて、活躍している同年代を見て焦って、中学生や高校生で何かを成し遂げなくてはいけないと思っていました。
悩んだり辛く思ったりする日々が続いた後、ふと、高校生の間じゃなくても良いんだ、という安心を感じられる瞬間がありました。何か劇的なイベントがあったわけではなくて犬と昼寝してただけだったんだけど。
長い期間考えて対話して、自分の中でやっと心に落とし込めた答えでした。私にはきっと私のペースがあるし、私が取り組みたいことは、この先もずっと向き合い続けなければ変わっていかないことだから、焦らなくても大丈夫。
だから、勝手にどこかに逃げてはいかないリマインダーたちは一旦置いておいて、将来に関わる参考書たちを優先しようと思うことができました。
遅咲きでもいいよね。

 - Learn 'how' to realise 'what'

じゃあ自分は大学で何を勉強するのか、について。
ジェンダーを学ぶとか、政治を学ぶとか、高2での経験や人との出会いから、本当に悩みました。色々な知り合いに話を聞いていた時、ジェンダーをアカデミックに学ぶのではなく、ジェンダー問題を解決するための「手法」を学ぶといいのではないかというアドバイスをもらい、視界が開けたような気がしました。
ジェンダーをどの側面から解決したいのか?政治?教育?IT?

自分が僅かでも社会を変えるとき、その武器は言葉や経営学的視点であってほしいと思いました。
私は小さい頃から「言葉」が好きで、それが持つ力や与える影響をずっと信じていて、コピーを読むことが大好きです。そして、ニーズを突き詰めたり消費者行動をイメージしたり、ロジックを考えたりすることが、自分が本当にワクワクすることなんだ、と中高での経験を通じてわかりました。やっぱり自分がときめく(広義)こと、学び、そういう武器を沢山もっていたいと思ったのです。

- 余談

ここまでが本題の「受験で活動お休みするよ」でしたが、余談としてもう少し深掘って進路について書きたいと思います。
中学生から色々とワークショップや活動をしていたので、どうしても周囲からは「やっぱAO?」「指定校推薦とるの?」と言われることが多かったです。AO入試や推薦入試を非難する意図は全くありませんが、自分がやりたいと思っていることや強い動機があることに参加していただけなのに、それらの経歴を「利用する」ように語られるのに良い気持ちはしませんでした。それなりに学業を頑張ってきたこともあるので、過去の私の頑張りを精一杯生かしてあげる意味も込めて、一般国公立受験を頑張ろうと思っています。(ま、学校推薦に出すだけ出そうとは思っている、、、門狭すぎて猫くらいしか通れないのでは?)

そして、なぜか「え、海外大いくんだと思ってた〜」と言われることも頻繁でした。留学したことによって気持ちが揺らぐ部分もありましたが、私の学びたいことやこれからやりたいことは、やはり日本を拠点にしないと実現できないような気がしているのです。
そして、これも海外大を目指す皆さんを否定する意図は本当にないのですが、優秀だったりビジョンが明確に見えている若者たちが海外へ行ってしまうことに少し危機感を抱いています。多分、私も海外の方が生きやすいかもしれないし、のびのびと生活できるのかもしれません。
でも、自分は今の日本社会に問題意識を持っていて、これからこの国に生まれてくる子供達のために、この国の政治や社会を内側から変えなきゃどうしようもないと思うんです。だから、大学においては日本で暮らし、向き合い、考えることを選びました。

自分のための宣言

書き置きと言いながら長く書いてしまいました。意思が薄弱で、毎分揺れ動く自分の思いの澪標にするための書き綴りでした。
勉強期間に移行するまでの1ヶ月と少しの間、春に向けて、自分が実現したいことの種を蒔いておけるように、精一杯最後まで頑張ります。
今後ともAliceをよろしくお願いいたします。

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