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阪神競馬場での撮影【桜花賞】について

こんにちは♪
先週、兵庫県宝塚市にある阪神競馬場にGⅠレースである【桜花賞】の撮影に行って来ました。
クラシックレースといって、その世代(3歳馬)が一生に一度しか出走するチャンスが無い、GⅠの中でも非常に重みのあるレースです。

ペーパー・オーナー・ゲームの頭文字を取ってPOGと呼ばれる、仮想馬主ゲームが競馬ファンの間に存在し、私も30年ほど参加しています。
今年はリバティアイランドという桜花賞でも大本命となる程のスターホース候補を指名する事が出来ていましたので、昨年夏のデビュー当時から『桜花賞は絶対に応援に行く!』と決めていました。

それくらい、デビュー戦から圧倒的な強さだったという事でもあります。

私は東京在住ですので、阪神競馬場には新幹線や飛行機で行く事になります。
全国旅行支援もあるので、今回は宿泊し土日で行きたかったのですが、条件が合わず日曜だけの日帰りになりました。

当日入りですと、始発で大阪に向かっても阪神競馬場に到着するのは開門後の10時前になってしまいますので、人気の撮影ポイントは開門と同時に朝イチで埋まってしまいます。
そこで、コロナ禍で入場制限ついでに導入された『屋外西』の指定席を確保しておくのです。

屋外西の席の後方寄りであれば、席からレースの撮影も、ウイニングラン・表彰式まで全て可能な『全部入り』になるのです。
(コース沿いで撮影すると、レース後のウイニングラン・表彰式は諦める事になります)

コロナ禍で指定席になってから、大阪杯・桜花賞・宝塚記念は屋外西の指定席から楽々撮影するのが、私の定番パターンでした。

ここで…コロナ禍では、という点がポイントになります。
コロナ禍で立ち入りが制限されていたので、屋外西指定席の真正面にあるウィナーズサークル(表彰式などを執り行う場所)までは『障害物が何も無かった』のです。

なので、レースもウイニングラン・表彰式も、余計なものが写り込まないように撮影ができたのですが、、、。
何と今開催からウィナーズサークル前に一般観客が入れるようになっていました。
先週のGⅠ大阪杯に行かなかったので、それを知らなかったのです。
(例年は大阪杯の反省を活かして桜花賞の撮影ポイントを修正していました)

リバティアイランド、最後方から直線だけでゴボウ抜き!

よって、観客が被る事は避けられないため、それならそれで割り切って『敢えて観客を入れる』構図へと方針転換して撮影したのがこの写真です。
ゴール前で、粘るコナコーストを『予定通り』と言わんばかりに差し切ったリバティアイランドと川田将雅騎手です。

歓喜のウイニングラン

リバティアイランドの勝利する事は1ミリも疑っていませんでした。
最終コーナーで大外に出した瞬間、纏めて差し切れるだろうと確信しました。
昨年同様の、先行馬・内枠が有利な馬場条件でこのパフォーマンスですから、過去の名牝達に匹敵する程の能力がある事が、デビュー4戦目にして証明されました。

今回のタイトルにある阪神競馬場での撮影についてですが、ウィナーズサークル前に観客が入れる事になったので、次回から『屋外西は無い』ことにします。

また、今回カメラはNikonZ9、レンズはNIKKOR Z400mm F4.5 VR SにZ TELECONVERTER TC-1.4Xで撮影しました。
Zレンズで最も品薄とも言われている1.4倍テレコンを、桜花賞3日前の木曜日に急遽GETしてまで撮影に臨んだのですが、陽炎の影響か解像度が悪く眠い写真になってしまいました。

その陽炎の影響も軽減すべく、次回の阪神競馬場遠征からはコース沿いで撮影しないと駄目だ、と決めました。

結論、阪神競馬場の屋外西指定席は『もうお勧めしません』という話でした。
参考になれば幸いです。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

華やかなパドック

NikonZ9+NIKKOR Z17-28mm F2.8

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