3DSあるある

最近Twitterを開くと、「近々Switchの次世代ハードが発売されるんじゃないか」という噂を事あるごとに目にします。

ともなれば、僕たちが小学生時代に夢中になってたあの3DSが、今の小学生にとってはレトロゲームという認識に移り変わるのも時間の問題です。

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じゃあ、もうやることは一つ。

思い出に浸ろう！

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あるある①
顔シューティングを家でやってる時、お母さんが何とも言えない憐れんだ表情でこちらを見つめてくる。

(イメージ図)

僕の言いたいことは、まんま上のフリー画像が示している通り。誰しも一回は通る道だと思うんですよね。VRが世に浸透しきっていない時代です。虚空に向かって愛する我が子がピコピコやってたら、そりゃ薄気味悪いでしょう。

ですが、これには「幽霊が見える」と、クラスメイトの注目を集めようと奮起して嘯いていた、あの頃の私と重なって見えたことも原因の一つと考えられます。架空の敵と激闘する我が子も、お母さんと同じように架空の友達とか作っちゃうのかなぁ、という不安がよぎっていたのです。安心してください。顔シューティングごときで厨二病は発症しません。

これがちょっとしたトラウマになり、親の面前で顔シューティングができなくなった子たちも結構居そうですよね。

あるある②
ニャニャニャ!ネコマリオタイムを毎回欠かさずに観てるけど、友達にリスナーであることを公言したことは一度もない。

ニンテンドーeショップを開いた時、下にカーソルを動かすと出てきたゲームの紹介番組。毎回毎回、最新ゲームや発売予定のゲーム情報を手際よく伝えてくれました。ワザップに全信頼を置いてるような情弱キッズにとっては、これほどありがたい番組はなかったと思います。

ただやはり、低年齢層にリーチしてることを誇示する為に差し込まれるパペットの寸劇が災いし、休み時間の教室で「昨日のネコマリオタイム観た？」とかいう会話は一度たりとも起こらなかったと思います。

何といっても、あの頃の僕たちは「小学生にもなって夕方に忍たま見てるとかお子ちゃまかよww」という価値観の中で生きていたんですよ。しかし今思えば、忍たまほど室町時代の時代考証がしっかりされている長寿アニメは他に存在しませんからね。入学したてで粋がってたガキ共は、中学の歴史のテストで泣きを見ることになりました。

今こそ、当時忍たまとネコマリオタイムを毎週見ていた子たちは胸を張りましょう。

あるある③
3DSのニンテンドーeショップのダウンロード画面に見慣れていたせいで、Switchソフトのダウンロード画面が物足りなく感じる。

Switchユーザーのみなさんは、新しいゲームをインストールしている最中、どのように時間をお過ごしでしょうか。当然、洗濯物を取り込んだり、お鍋に入れる野菜を切ったり、ダイソーのレシートに記載された110円の出費を家計簿に記入したりして、時間を潰していることでしょう。

律儀にテレビの前に鎮座して、ダウンロードを待っている人など居ないはずです。Switchのダウンロード画面は、進捗状況が有効数字2桁で表されること以外特筆することがなく、シンプル過ぎて見応えがないためです。

しかし、3DSのニンテンドーeショップは違いました。ダウンロード画面のディテールにも、任天堂による創意工夫が施されていたのです。

アパレルブランドが立ち並ぶデパートと直結した駅で流れてそうなBGMが、僕たちの購買意欲を掻き立ててくるのです。そのままダウンロード画面まで進むと、カーテンを開く爽快な音と共に、右から左からカラフルなララクラッシュが、一粒ずつ滴れていく演出へと移行します。当時の僕は、新しいゲームへの期待感を、このララクラッシュと共に募らせてからプレイするのが大好きでした。

ですが、Switchになってからはそのような演出がめっきり無くなり、横転した温度計が虚無感を募らせてきます。eショップにとって、ララクラッシュにハマっていた時のことは、誰にも触れられたくない黒歴史だったようです。

以上、3DSあるある、いかがだったでしょうか。Switch世代の子たちも、本文を通してノスタルジーを感じられたことだと思います。

次に発売されるハードで、顔シューティングとネコマリオタイムとララクラッシュが復活してることを願って続報を待ちましょう。