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便り


最近になって、
よく海外で出逢った人達から連絡がくる。

10年ぶりにオーストラリアで出逢ったチリとカナダに居を構える友達から。
3年前、フィジーで出逢った人から。
そして、昨日はイギリスでヒッチハイクしたときに拾ってくれた女性から😳😳😳
彼女は25mプールも自宅に在る大豪邸に住んでいる方😳
部屋も20部屋以上あったよ😳😳😳
あとで家に招かれてから知ることなんだけれど、
そんな彼女からのポストカード📩

なんかすごいな~。
こうやって覚えていてくれて、
連絡してくれること。
手間だし、わざわざ時間取ることなのに、気になったらすぐ行動に起こしてくれて、
どう過ごしているのか想いを馳せてくれること。

世界中旅をしていると、
空や大地が繋がっていること。
太陽や月を眺めては、
地球の裏側に今太陽が行ったんだなーとか、
朝ランニングをしながら、
あの国では今、月が大活躍中だな~とか。
ふとした風景。
朝日、夕日、風、香り、木、水。
あらゆるモノから、
"あの人"や"あの場所"を急に想い出すことがある。
今どうしているんだろ、
元気にしているのかな。

一瞬ふっと登場するけれど、
その度にその人に連絡をするとか、
手紙を書いたりはしていない。

だから久しぶりにこうして連絡をくれたり、
覚えていてくれることは、
奇跡なんだよな~といつも想う。

それぞれに、
生きていたらいろんなことが在る中で、
誰かが誰かの心の中に居るっていうのは凄いことだと想うもの。

その中で、
ワークショップ中にも久々の連絡があった。
それはある人の自死を知らせる連絡。
これはかなりのショックで、
よくあの日ワークショップできたなーと今振り返ると不思議でしかない出来事。

そして、
彼の存在は、ただの友達ではなく、
お互いに好意があったけれども、
その当時は自分を優先すること(今もだけれど)が第一で、どうにもその気持ちをお互いの持って行きたい形には表現できなかった間柄。
それでも、気まずくなることなく、
連絡取り合っていたのは、5年くらい前までかな。
数年前に自死を選び亡くなっていたコトを知り、なんとも言えない喪失感。

家族ができ、子供にも囲まれて幸せそうに見えていたけれど、
人はいつだって、誰にでも闇が在ることも忘れてはいけない。
宇宙のほとんどが真っ暗闇で覆われているように。

不思議。
この話を聞くまでは全く何も失っていなかったのに、
そして、彼はすでに数年前に亡くなっているのに、今亡くしたかのようなこの喪失感。

一生彼のことを聞かなければ、
何処かで生きているだろうと意識することさえなかっただろうに、
亡くなったと知った瞬間、
何かできたのではないか、
救えたのではないかと想ってしまう人間の勝手さと傲慢さも感じた。

そして、
やはり一人の人が亡くなることの影響。
ぽっかりと何かが空く。
確実に私の中で何かが死に生まれた。

毎瞬毎瞬地球のどこかで、
宇宙のどこかで、
繰り返されている生と死の揺らぎ。
毎日多大なる生命を失い育んでいくことの体感を私の中で感じた。

それは私の体内の細胞達にも言えること。
赤血球は一秒間に230万個も作られ、そして破壊されていく。
それが全ての臓器でそれぞれにそれぞれが破壊と再生を繰り返す。
同じ私は存在しない。
毎日毎日生と死に溢れている内も外もどこの世界も。

地球と対比したら、
一人の人間の大きさはアリくらいの小ささかもしれないけれど、
地球の裏側で、
その一人の人の死が影響を及ぼす。
彼は私の中にいたからこそ、
何かを喪失した私が居る。

そして、
その影響を私がまたここで吐露していくことで、
読んだ人が何か影響を受けたり、
受けなかったりしながら、
人生というモノは続いていく。
影響を及ぼし合うことでしか成り立たない生命の性。

今まで出逢った人、出逢っていない人。
触れたモノ、触れていないモノ。
感じたモノ、感じていないモノ。
存在するだけで影響し合っている。

いつか逢えると想っていても、
やはり未来なんてない。
今しかない。

だから英語で"今"を訳すと
present=プレゼント🎁 
私達は毎瞬毎瞬、
"今""今""今"の繰り返し。
ということは、
"プレゼント""プレゼント""プレゼント"

人生とはプレゼントが続くことのことだそうです🎁
一瞬一瞬がプレゼント。

"今日が人生最後の日なら"

今やろうとしていることは、
本当にやりたいことなのか?
その悩みは悩むに値することなのか?
時間もお金も言い訳にしている場合なのか?
何をしそびれたのか?
私は今幸せなのか?

私は今日も、今を生きていたい。
私に出来ることはただそれだけだ。
そして、
それ以上の幸せはない。
生きているだけで、本当に奇跡だ。
存在するだけで、
居るだけで、
素晴らしい生命を、今日も生きる。

さぁ、
お返事を書こう。
覚えていてくれた感謝を込めて。

今日も素晴らしい1日を👋

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