スオミの話をしよう

はい、本日はこちら。

結婚歴5回のスオミ!

スオミの夫たち

1.中学時代の体育教師(オッサン)
2.マルチまがい商法からのYouTuber(イケメン)
3.警察課長(オッサン)
4.デカ長(イケメン)
5.詩人(金持ちオッサン)

オッサン→イケメン→オッサン→イケメン→オッサンのルーティーンで夫が変わるスオミ。

スオミはフィンランド語でのフィンランドという意味。
日本だから可愛い名前ですが、外国人が子供にニッポンって付けているようなものです(ヤマトは実際にいますが、昔の呼び方ですからね、倭は)。
でもそんなスオミの夢はフィンランドで老後を送ること。

「モイッカ!スオミ!」って呼ぶと「ヘイ!フィンランド!」って意味なんだろうな…と。

さて、予告でも5人の夫が話すスオミ像は全て異なるのですが、これについてややネタバレ入るので、ネタバレ(若干ですけど)がお嫌な方はここまでで(笑)。



スオミが夫によってキャラが違うことに関しては、1番目と2番目の夫は「相手に合わせる女」ということを認識しています。

ですが、何故そんなに相手に合わせる人間なのか?

時は遡り、中学の三者面談。
スオミと同じ顔の母親(というか、長澤まさみの中学生コスプレが痛々しいw)は、3度の婚歴があり、スオミは1番目の外交官の夫の子供で、父親が3度変わっても上手くやっていたと話します。

そう、「相手に合わせる女」が出来上がった経緯は、変わっていく父親たちに合わせていた娘と言うのが基盤だったのだな、と思います。

ですが、夫たちと長続きしない理由が「本当の自分じゃないことに疲れたから」というのは、母親のそれぞれの夫たちとの結婚生活が長続きしなかったのだろう、と言うのが憶測です。

ここまでは、納得する流れですが、では結婚した理由は?というところは全く触れられて居ません。

ラストのミュージカルシーンで夫たちの良さを語りますが、惚れた理由ではありません。

さて、話は戻りまして、オッサン→イケメン→オッサン→イケメン→オッサン、じゃあ次は若いイケメンだな!とこの法則を語ったのは2番目の夫(松坂桃李)です。
この時点でも6番目は戸塚純貴(5番目の詩人夫に携わる編集者)ではなく、瀬戸康史(4番目のデカ長夫の後輩)であることは確定しましたが、その経緯がまさかのそこからの2つの伏線からだったとは!

しかし、2番目の夫は自家用セスナ保有とは!
セスナのライセンスって国内で約600万円、アメリカでも400万円取得に必要と言われていますが、フィリピンだとホテル滞在費込235万円で免許の取得が可能って読むと、私でも取れるかも!って思ってしまいます(笑)。
フィリピンへ行くことがあったら、とりあえず体験ツアーやってみたいなぁ。
機体は中古でもあのサイズは1400万くらいするみたいですけどね。

とにかくスオミはお金持ちを捕まえる能力が桁外れですね。

子供がいないから、何度も結婚離婚を繰り返してもそんなに問題ないんでしょうけどね(せいぜいクレカとかの名義を変更するくらいの手間)。

私には無理だなぁ、と(笑)。

とにかく、終始場内は笑いが絶えない作品でした。