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【FX5分足スキャルピング】知らないと「絶対」損する高勝率ATRスキャルピング手法
どうも
こんにちは、証券会社出身トレーダーの塾長かずきです。
今回はATRを使ったスキャルピング手法についてお伝えします。
ちょくちょくチャートを見れるけど、長時間まとまった時間は作りにくいという方におすすめの手法です。
何時間もチャートに張り付いておく必要はありません。
エントリーチャンスが多いので、いくつか見逃してしまっても大丈夫です。
家事の合間にチャートチェックできるけどずっとは見ていられない
という主婦の方や
帰宅後にトレードしたいけど、あまり長時間になると翌日に響くから出来ない
というサラリーマンの方に試していただきたいなと思います。
この手法では、環境認識がいらないのでチャートを開いたらすぐにトレードに取り組めます。
また、エントリーさえ出来れば指値、逆指値を入れて
放置しておけばいいのでチャートに張り付いておく必要もありません。
1通貨ペアあたり10回~15回程度のエントリーチャンスがあるので、
1日に何回かチャートを見れたら、全くエントリーできないということも無いでしょう。
この記事を最後までみて、是非挑戦してみてください。
手法の概要
では早速手法の説明をしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527961732-2HO0Iqrtmy.png?width=800)
使用するインジケーターは3本のEMAと、ストキャスティクス、ATRです。
EMAの期間は5,14,40に設定します。
その他のインジケーターの設定は後ほど解説します。
使用する時間足は5分足です。
この手法では、マルチタイムで分析するというような作業はありません。
勝率は80%程度です。
リスクリワードは3:2なので利幅より損切り幅の方が大きいですが、
リスクリワードがよい手法が正義というわけではありません。
リスクリワードがあまり良くない分、
勝率がいいので十分に稼げる手法となっています。
チャートの準備
それでは、インジケーターをチャートに反映して、準備をしていきましょう。
まずはEMAから。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527966060-sme1aUS6ui.png?width=800)
左上のメニューにある、「挿入」を選択します。
その後、「インディケーター」、「トレンド系」、「Moving Average」の順番で進むと、移動平均線のメニューが開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527974619-HCA1udkvMX.png?width=800)
まずは5EMAから設定してみましょう。
期間の項目を5にします。
種別は、初期設定ではSimpleになっていますので、Exponentialに変更します。
適用価格やシフトは初期設定のまま変更せず、
最後にお好きな色を選択してOKをクリックしましょう。
これで5EMAがチャートに反映されます。
続けて、14EMA、40EMAも同じように反映させてみましょう。
EMAを3本設定できたら、次はストキャスティクスを設定してみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527972526-gH4upyH4hx.png?width=800)
これがストキャスティクスです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527963215-55nYjfuZgr.png?width=800)
EMAの時と同じく、左上のメニューの挿入をクリックします。
そのあと、
「インディケーター」→「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」
の順番でクリックするとストキャスティクスのメニューが開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527968120-1eLm83Y2eF.png?width=800)
ストキャスティクスのメニューが開いたら、ご覧のような設定にしてください。
%K期間が14、スローイングが3、%D期間が3です。
もしかしたら初期設定のままだと、%Kが5になってたりするかもしれないので注意してください。
数値の設定ができたら、OKをクリックしてストキャスティクスを反映させましょう。
次はATRです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527970195-3FOj9lV4ft.png?width=800)
ATRは1本のラインが波打っているこのインジケーターです。
これは何をあらわしているかというと、値動きがあるかどうかっていうボラティリティの大きさを表しています。
ラインが上に行けば値動きが大きくなってきている、下に行けば値動きが小さくなってきているという見方をします。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527962168-XhoKtV5NcQ.png?width=800)
ATRというのは、TR(トゥルーレンジ)という値の平均値です。
TR(トゥルーレンジ)というのは、
「高値-安値」、「高値-1本前の足の終値」、「1本前の足の終値-最新の足の安値」
の3つを比べて、1番大きいものがATRのデータとして採用されます。
ATRは、このTR(トゥルーレンジ)を設定期間で平均した値を示します。
一番使われている設定期間である14の場合は、直近14期間の平均を示しています。
インジケーターでは、平均線としてラインで表示されます。
こういうところはあまり覚えなくていいかもしれませんが、今後オリジナルの手法を考えるときに、インジケーターの仕組みを覚えていれば、より効果的に使える可能性があるので一応紹介しておきました。
それでは、ATRをチャートに反映させてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976305-VGKOwq51xB.png?width=800)
まずは挿入→インジケーターの順番に選択します。
ATRはオシレーターに分類されるので、「オシレーター」の中の、「Average True Range」を選択してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977220-NsKLSUbX5I.png?width=800)
ATRは初期設定で期間が14になっています。このまま使用します。
これでチャートの準備は完了です。
エントリールール
この手法のエントリールールを解説します。
買いエントリーの場合でみてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527975693-awo5LSBgdY.png?width=800)
買いエントリーの場合、まずEMAが上から5、14、40の順番に並んでいるかをチェックします。
この順番に並んでいない時は買いエントリーできません。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977131-nU8ErLwwXA.png?width=800)
この四角で囲っているところはEMAの順番が乱れていますので、エントリーできないということになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527978146-nQ9x5IyWDE.png?width=800)
このように、上から5、14、40で並んでいるときが、買いエントリーしてもいい状態です。
EMAがこの状態の時にストキャスティクスがクロスした時がエントリータイミングとなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977392-GDbWu7kSvk.png?width=800)
メインがシグナルを上抜けたときが買いエントリーのタイミングです。
EMAが上から順番に並んでいる時に、黄緑色の丸で印をしているところのようなクロスが起こったら買いエントリーします。
エントリーするときは、ローソク足が確定するのを待ってからエントリーしましょう。
メインとシグナルの線の色は初期設定の場合は僕と同じ色になっていると思いますが、不安なかたはストキャスティクスのメニューで確認しておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976545-ExuL13YPL3.png?width=800)
さきほどの見ていていただいていたチャートで、
EMAが順番に並んでいて、なおかつクロスしたところを示すとこのようになります。
この矢印のところでローソク足が確定したら買いエントリーです。
売りエントリーの場合は買いエントリーと反対です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977066-ymbklVq5CL.png?width=800)
まず、EMAが下から5、14、40の順番に並んでいることを確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977360-xS5S8zcgZL.png?width=800)
EMAが下から順番に並んでいる時に、ストキャスティクスのメインがシグナルを下抜けた時に売りエントリーします。
買いエントリーの時と同じく、ローソク足が確定するのを待ってからエントリーしましょう。
エントリーに関するルールは以上です。
損切りルール
次は損切りについてのルールです。
損切りにはATRを利用します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976212-Ik5FELMaWP.png?width=800)
ストキャスティクスがクロスしてエントリーするきっかけとなった足、ここの時のATRの数値を確認します。
ATRの数値は、ATRにマウスカーソルを合わせると表示されます。
ご覧いただいているチャートの丸で印してあるクロスのところ、
ここのときのATRは0.064でした。
「高値-安値」、「高値-1本前の足の終値」、「1本前の足の終値-最新の足の安値」のうちの1番大きい値の平均値が0.064円という意味になります。
つまり6.4pipsというわけですね。
これは直近のボラティリティに基づいています。
そのため、その時の相場の状況に則した値幅の基準となります。
損切りラインは、このATRの値を3倍した値だけ離れたところに設定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527978084-7gGdHw3Kvk.png?width=800)
6.4pipsの3倍なので、19.2pips逆行したら損切りということになります。
利確ルール
続いて利確のルールです。
利確でもATRの数値を使います。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976818-vjnmjkMdCs.png?width=800)
使用する値も損切りの時と同じく、エントリーするきっかけとなった、
ストキャスティクスがクロスした足、そこのATRの値です。
利確ラインは、このATRの値を2倍にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976752-vZ0JK3HxeK.png?width=800)
6.4pips×2で、12.8pipsが利確幅となります。
損切り幅より利確幅の方が少ないので、もしかしたら拒否的な反応をされるかもしれませんが、僕はこれもありだと思います。
この手法は勝率が高いので少しリスクリワードで分が悪くても大丈夫というわけです。
過去チャートで検証
他のケースもみてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976460-sO82QqtWUG.png?width=800)
このチャートは2023年11月28日の最新のユーロドル5分足チャートです。
左端から見ていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976382-sSdPZat2XU.png?width=800)
この辺りはEMAが上から順番に並んでいますので買いエントリーをしてもいいという場面です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976905-HQZsO3tc8w.png?width=800)
というわけで、ストキャスティクスでクロスがクロスしたところで買いエントリーをします。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977435-aEh3o19B6C.png?width=800)
1.09550で買いエントリーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977000-x9vefmCjdZ.png?width=800)
ATRは2pipsなので、少し幅が小さすぎるような気もしますが、ルール通りにみてみましょう。
お使いのFX会社のスプレッドによっては、このようなATRが小さすぎる場合というのはスルーしても良いかもしれませんね。
ルール通りに損切りライン、利確ラインを引くと
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977682-rzQSxse8AD.png?width=800)
このようになります。
利確の幅は2pips×2で4pipsなので、1.09590が利確ライン
損切り幅は2pips×3で6pipsなので、1.09490が損切りラインとなります。
というわけで
![](https://assets.st-note.com/img/1711527978226-LvAJgtB7v8.png?width=800)
ここで利確となります。
ATRが上昇しているところも見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527975813-omDOY7yCb2.png?width=800)
ここのストキャスティクスのクロスはATRが上昇していますね。
これは値幅が広がってきているという証です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976618-O5Aa8Oc7HL.png?width=800)
エントリーとなったレートは、1.09659です。
この時のATRは5.9pipsでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977593-L4VcuePfxd.png?width=800)
エントリーは1.09559、
利確の幅は5.9pips×2で11.8pips
損切り幅は5.9pipsx3で17.7pipsとなります。
ということで
![](https://assets.st-note.com/img/1711527976140-BvqCVwvWFO.png?width=800)
ここで利確となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977867-TCSEvcKLJP.png?width=800)
この波を最後までトレードするとこのようになっています。
さらに勝率を高めるために
この手法は高勝率なのですが、勝率を高める工夫をすると、さらに安定します。
もちろんエントリーポイントを選別するので、エントリーチャンスは減りますが、負けやすいところをスルーするわけなので、そこは気にしなくていいかなと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977754-OqvhmLv6PH.png?width=800)
どうするのかと言うと、まずチャートに200EMAを追加します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977514-5UFd52Sdg6.png?width=800)
200EMAより上にチャートがある時は、売りエントリーのトリガーは全てスルーして、買いエントリーのみ行いましょう。
こうすることで、上位足のトレンドに逆らいにくいトレードができるので勝率が安定しやすくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711527977947-X3ZmmzEI63.png?width=800)
200EMAの傾斜がなくなってきて平坦の時はトレードせずに様子見をしましょう。
トレンドが曖昧になっていて勝ち負けを繰り返しやすくなるので、リスクリワードが良くないこの手法では避けてしまった方が無難です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
リスクリワードは良くないものの、高勝率なのでドローダウンがあまり続くことなく資金を増やせます。
恐らく皆さん使ったことがない
ATRというインジケーターを使う必要がある
少し計算する必要がある
このあたりをややネガティブに考えてしまうかもしれませんが、
エントリーしてしまえば利確、損切り共に予約注文でOKなので、
チャートを凝視しておかなくてもいいというのもメリットですね!
計算といっても、単純な掛け算、足し算だけなのでスマホの電卓機能を使えば一瞬で出来ます。
ぜひ試してみてください!
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