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【FX時短】効率的にトレンドフォローができるGMMAを徹底解説!移動平均線の虹に注目です!
どうも!
こんにちは、証券会社出身トレーダーの塾長かずきです。
今回のテーマは
「たった1分でトレンドがわかる!GMMAを徹底解説!」
です。
みなさん、仕事などで忙しい日々の中、
FXの相場分析を行う時間はしっかり確保できていますか?
時間が限られている中で、どうやったら効率よく市場のトレンドやレンジを素早く見極められるかって、大事な問題ですよね。
この記事でご紹介するインジケーターを使えば、一目でトレンドの強さや相場の動向を把握できるので、忙しいあなたの大きな助けとなります。
これは、Trading Viewの『RAINBARS』という画期的なインジケーターを用いた方法です。
これを使えば、34色の移動平均線で相場の状況を簡単に把握でき、市場の変動に迅速に対応することができるようになるんです!
相場状況を素早く正確にキャッチできれば、
限られた時間の中でもとても効果的なトレード戦略を立てることができます。
相場状況がすぐに分かる理由は、直観的かつ視覚的にトレンドを把握することができるから。
このインジケーターは、トレンドの強弱や市場の状況を色や形で表現するため、
複雑な分析や長時間のチャート監視なしに、効率的に市場を理解することが可能です。
これにより、短い時間でも高い精度でトレード判断を下すことが可能になり、
忙しいあなたのトレードを大きくサポートします。
それでは本題に入ります!
今回はトレンド・レンジの区別や、トレンドの強弱を一発で見極める超便利なインジケーター。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585538191-4NFiso0UMi.jpg?width=1200)
Trading ViewのRAINBARSというインジケーターです。
ベースとなるインジケーター・GMMA
このRAINBARSという虹色のインジは、GMMAという比較的メジャーなインジを改良したものなので、まずはそのGMMAから簡単に紹介しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585544262-tPb74SO3sK.jpg?width=1200)
GMMAは、短期と長期の2つのグループに分けられた12本の指数平滑移動平均線(EMA)を使った分析手法です。この手法では、異なるタイプの市場参加者の行動を視覚的に区別することが可能です。
第1グループ(緑色)は、3~15のEMAを6本含み、短期トレーダーの行動を反映します。
第2グループ(赤色)は長期トレーダーで、30~60のEMAが6本用いられます。
GMMAはトレンドフォローに基づく使用が一般的で、第2グループ(赤)は長期的な市場トレンドの強さを、第1グループ(緑)は短期的な市場変動を読み解くのに適しています。
例えば赤の第2グループ各線が平行に推移している間はトレンドが強いとか、1つのグループのMAが収束してきた場合にはレンジになる兆しだなどの判断をします。
RAINBARSの概要
さて、今回のメインテーマのRAINBARSの特徴は、
何といっても34色ものMA(移動平均線)で相場の状況を分かりやすくしている点です。
後で説明するように、色は多くても覚えることはそう多くはありません。
直感的に理解できるようになっていて、
即座に視覚的に相場状況が把握できるようになっています。
設定方法
![](https://assets.st-note.com/img/1711585551210-pNFojPVr3T.jpg?width=1200)
ではこのRAINBARSをTradingViewのチャートに設定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585569345-LtLbHksjUx.jpg?width=1200)
ツールバーの『インジケーター』をクリックして
![](https://assets.st-note.com/img/1711585575222-qYyPnZnbdS.jpg?width=1200)
検索BOXにrainbarsと入力していきます。
そうすると、RAINBARSが出てくるので、これをクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585580900-20YqMNMp6t.jpg?width=1200)
チャート上に虹色のMAが表示されます。
デフォルトでは、MAだけでなくローソク足もこのようにカラフルになっていますが、
ローソク足が陽線なのか陰線なのか判定しにくくなるのでこの色を変えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585587300-tydTHuHmUF.jpg?width=1200)
この歯車が設定なのでクリックして、
![](https://assets.st-note.com/img/1711585594480-8Wmdd98oXG.jpg?width=1200)
設定画面のBar Colorのチェックを外します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585600999-qvW7RSN7ty.jpg?width=1200)
そうすると、このようにローソク足の色が通常のチャート通りになります。
なお、このチャンネルではいつもなら背景を黒に陽線は赤、陰線は白にしていますが、
今回は色がかぶらないようにこれらを変更しています。
また、このインジではMAの色は変えることができますが、
今回はデフォルトのままでいきます。
MAの期間は変更できない仕様になっています。
MAが表示している期間は、期間1から期間34本までの34本。
ローソク足1本分から34本の期間を平均化した単純移動平均線の
合計34本ということになりますね。
分析方法(RAINBARSの見方)
虹の形・並び方
基本的な分析方法としては、虹を作るMAの形・並び方に着目します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585608660-MST14gXm5W.jpg?width=1200)
大まかに見てもらって構いませんが、この矢印が指すよう2か所のように、
虹のMAが等間隔で直線の状態できれいに整列して並んでいる場合には、
トレンド相場の最中であると判断できます。
一方で、
![](https://assets.st-note.com/img/1711585615465-DoYTTgi54O.jpg?width=1200)
このように虹が収束している場合にはレンジ相場になっており
![](https://assets.st-note.com/img/1711585620746-bp1fWpiLcM.jpg?width=1200)
また、複雑にクロスしている場合、これは一番左のように一部だけが、ここでは虹の下だけがMAがクロスしている場合もありますが、その時点ではレンジ相場になっているか、トレンドが終了しそうで判断が難しい場面です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585627060-FU93GNO7qt.jpg?width=1200)
同じくこの画像でも上の整列の部分と下のクロスの部分が
両方とも同時に表れています。
現在は相場状況が変化している最中で今後どうなるのか判断が難しい状態です。
その後トレンド相場が終了したり、あるいはその逆で、
トレンドが一時的に弱まっただけでエネルギーを貯めて再度開始して継続する時に、
RAINBARSはこんな状態になります。
虹の幅による判断~価格変動の強弱
次に注目したいのは、虹の列の幅です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585638773-etvIlfQIM4.jpg?width=1200)
矢印の指す虹の幅に着目してみてください。このように虹の幅が大きく広くなっている場合には、トレンド相場が強い最中であることを表しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585645240-Pwi1z99jit.jpg?width=1200)
逆に、右のように虹の幅が狭い場合には、トレンドが弱いか、さらにはレンジ相場になっていると判断します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585651363-gHk5qrxjrO.jpg?width=1200)
そして、虹の幅が短期間で大きくなったり小さくなったりと安定しない場合は、現在相場状況が大きく変化していると判断します。
このような時には、今後トレンドが継続するのかレンジになるのかどうなるかの判断が難しく、だからエントリーをすることは避けた方がいい状況になります。
~うねりと色
このRAINBARSには、他にも見るべきポイントがいくつかあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585658940-kBKHwooGmk.jpg?width=1200)
まず、通常のMAの場合の解釈と同じように、ローソク足が虹、その中でも特に青系の虹の反対側に移動しその状態が続く場合には、上昇トレンドに転換が生じたサインと見ることができます。
下降トレンドに転換する場合には赤系の虹の反対側に移動しその状態が続くことになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585666665-ZKYBK6qqkO.jpg?width=1200)
次に、この画像の右側のピンクの矢印の指す部分のローソク足の動きと虹を見てください。
ローソク足自体は確実に上がってきている動きになっていますが、
トレンドは左の下降トレンドに比べたらそんなに強くはありません。
そういった状況では、虹は、うねって波打っているように見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585674680-qZDDr1Qxto.jpg?width=1200)
左の黄色矢印が指す強い下降トレンドが形成されたところでは、波のようなもの・うねりが見られない綺麗な直線的な層になっているのに、ピンクのところでは波があるような状況です。
そういった状況になっている時には、あまり大きな安定したトレンドではない。
確かに上昇傾向は見えるんだけども、
利益を取りにくいような相場になっている可能性があります。
上下動の繰り返しが多く、また押し・戻しが深い波になってくる可能性があるので
注意しながらトレードする必要があります。
次は、虹の色の並び順に着目してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585683342-kq7IjV9049.jpg?width=1200)
色の並び方は、画像左の安定した上昇トレンドが形成されているところでは、上側に赤、下側の部分に青があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585690460-l14UrgJpjD.jpg?width=1200)
一方、右側の矢印が指す部分のように、安定した下降トレンドが出ていると上側に青、下に赤というように、色の並びが逆転しています。
この色の並び順を見れば今現在相場が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか判断できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585698445-JKlX3yoFBY.jpg?width=1200)
そして、この2か所のように虹の並び順が反転していくような変化が現れ始めたら、
トレンドが終了したりレンジになったり、更には反対方向へのトレンドが開始するサインと見ることができます。
また、
![](https://assets.st-note.com/img/1711585706136-fioX5UtKOj.jpg?width=1200)
短期間に何度も虹の色の順番が反転するような場合はレンジ相場だと判断できます。
例えば、
![](https://assets.st-note.com/img/1711585713492-PkwgjVEqXf.jpg?width=1200)
この矢印の部分に着目してみると、下側に青系の色のMAが来ていますが
![](https://assets.st-note.com/img/1711585719918-pxudB50CBJ.jpg?width=1200)
ここは下が赤、
![](https://assets.st-note.com/img/1711585726316-COfAMKE9c9.jpg?width=1200)
次は緑、そして
![](https://assets.st-note.com/img/1711585732839-e57U0k12mT.jpg?width=1200)
次はまた赤などと、
目まぐるしく色の並びが変わっていますが、
こういう時はローソク足も方向感なく上下動を繰り返しています。
このような色の並びの変化の仕方をしているときはレンジ相場だと判断できるわけです。
実践的な使い方
このRAINBARSでは、明確な取引サインを表示することはできません。
虹の形・幅・色の並び方などを見ることで、
環境認識つまり比較的大きな視点での相場状況を簡単に判断できます。
使用するMAが34本と、とても多いので、
いわゆるダマシが少なくなるというメリットがあります。
一方で使う指標が多すぎると分析が複雑になって難しくなるものですが、
このインジは直感的に判断が可能なので、その弱点を克服することができています。
虹の形、幅、色の並びなどによって、トレンドの有無、強さを明確に判断することができます。
ただし、他のインジケーターを組み合わせてエントリーポイントを決めるのに使いたい場合には、トレンド系のインジケーターはで使わないほうがいいと思います。
このインジは34本のMAを表示しているので、他のトレンド系のインジケーターを表示すると、チャートがみづらくなってしまうからです。
もし別のインジケーターを使うなら、MACD、RSIなどのオシレーター系のインジケーターを使うとか、
エントリーは違う時間足チャートを使い、その時間足チャートではこのインジは使わないなどの方法を採ります。
そもそも、色の順番は
![](https://assets.st-note.com/img/1711585740681-njPg0Ojvqu.jpg?width=1200)
上昇トレンド中は、画像の縦線部分のように
色が上から順に
『赤→黄→緑→青』という順番になっています。
下降トレンドならその逆です。
そして、上昇トレンドが出てからの押し目を狙うなら
押し目になるであろうポイントに向けて下降が始まるときには
![](https://assets.st-note.com/img/1711585747041-ABPoItHIFm.jpg?width=1200)
ボックスで囲んだところのように、長期の青・緑系はきれいに並んだままですが
![](https://assets.st-note.com/img/1711585753239-7zyMuRqz7T.jpg?width=1200)
このボックスのように短期の赤・黄色系は下降を始めるので
お互いにクロスしたり緑の部分にかかってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585760059-hbbIs4LbUt.jpg?width=1200)
例えば、左の4時間足チャートで赤・黄同士のクロス、更に緑とのクロスが現れ始めたら右の15分足チャートと同時表示にしたり交互に切り替えるなどして注意深く両方の時間足の監視を始めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585767197-J3kkZZ2hjU.jpg?width=1200)
監視を続け下降がはっきりしてきたら
![](https://assets.st-note.com/img/1711585775261-RydZYS7pMI.jpg?width=1200)
15分足のみを監視し、その中で他のエントリーサインの点灯による押し目を待つといった手法が考えられます。
この画像では、4時間足の直前での強い上昇の波に対して下降するフィボナッチ0.382の押しのラインで複数回サポートが確認できました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711585781942-nIlWKaSM0d.jpg?width=1200)
それを押し目と見てこれのもとになった画像の高値の上抜けでエントリーしています。
丁度サポートされたところがダブルボトム状になっていますね。
このように上位足での環境認識にこのRAINBARSを使うとすごくわかりやすく環境認識ができますし、
エントリーポイントを決めるためのどんな手法に対しても邪魔はしませんので、
環境認識にすごく便利でおススメのインジです。
まとめ
それでは、今回のまとめです。
Trading Viewの「RAINBARS」は、34色のMAを用いて市場の状況を直感的に把握できるインジケーター。
・RAINBARSの特徴は、虹色のMAで相場のトレンドやレンジを分かりやすく示す点にあります。
・MAの形、並び方、色に着目することで、トレンド相場やレンジ相場を素早く識別可能。
・虹の幅による分析で、価格変動の強弱を判断できます。
幅が広い時はトレンドが強く、狭い時は弱いかレンジ相場を示唆。
・色の並び順を見ることで、上昇トレンドや下降トレンドを判断可能。
順序が頻繁に反転する場合はレンジ相場を示す。
・RAINBARSは他のインジケーターと組み合わせることでより効果的なトレード戦略が立てられますが、一画面ではトレンド系インジケーターとの併用は避けた方が良い。
・このインジケーターは、忙しいトレーダーでも短時間で相場分析を行い、
迅速で正確なトレード判断を可能にします。
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かずきってどんな人なの?などなど、何でも構いませんので
リアルタイムで僕に質問をぶつけてみてください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
フォロー、コメント欄へのアウトプットもお忘れなく!
今日もお疲れ様でした!
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