セルフライナーノーツ - 『Sorry For Being Late』
最近カルパッチョとペペロンチーノの違いがわからなくなってきました、どもAlfredボーカルのSHIGEです！
さて今回は、2021/10/9(土)にリリースされた2nd Digital Single「Sorry For Being Late」のセルフライナーノーツを書きたいとオモイマース！！！ふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇ！
まだ聞いてないよーって人は、下のリンクから聴けるようになってるんで、一旦Listenしてきてください！
▼YouTube▼
https://youtu.be/aZ7T4JT0Vtg
▼各種ストリーミング▼
https://linkco.re/uEUy0tDg
さて、実はこの曲一年以上前からYouTubeに1番までのデモver.(→こちら)を上げていたんですが、それを刷新して今回本格的にリリースしたものになります！
そして当時のデータをあさってたら、たまたまSorryの作曲最中のボイスメモが出てきたので、せっかくだから一部公開します！下から聴けるようになってるよ！
（いつもこんな感じでボイスメモに録りながら、何回も同じところを歌ってちょっとずつメロディーを変えていって、一番気持ち良い音を探っていくっていう作曲方法でやってます）
さて、そんな『Sorry For Being Late』ですが、この曲実は自分を主人公に投影して書いた、自分自身を内省した歌なんです。僕自身遅刻グセがスゴくて、なかなかに周りの人に迷惑とかかけまくっていて、、、(時間の逆算が苦手...)。そろそろ改めなければと思って、自分への戒めとして「遅刻すると大変なことになるぞ！！！」みたいな物語の曲を書きたくて。それでこの曲ができました。タイトルは『Sorry For Being Late』、訳はそのまま「遅れてごめんね」。
曲のストーリーはこんな感じです。短編小説っぽく書いてみました。
今日は彼女の誕生日。AM12:00に待ち合わせの約束をしていた。しかし朝起
きるともうAM11:55。大遅刻だ。待ち合わせ場所まではかなりある、あわてて彼は家を出た。自分のポリシーである「信号無視をしない」というルールも破って突き進んだ。そしてようやく待ち合わせ場所に着いたが、辺りを見渡しても彼女はどこにも見当たらない。その瞬間彼は思い出す。以前彼女が冗談交じりで言っていた、「お金持ちの男性っていいよねぇ！」という言葉を。そうだ、遅刻グセのあるだらしない自分に嫌気が差して、他の男性の元へ行ってしまったんだ、と。彼は立ちすくんだ。自分が遅刻していなければ今ごろ。もう彼女は自分のところには戻ってこない。そう自責の念に駆られている中、彼女が現れる。彼はもう後悔させないと、ポケットの中から指輪を出そうとした。そう、実はこの日、彼女にプロポーズをしようとしていたのだ。だが彼はすぐに気づいた、指輪を家に置いてきたことを。
結局何もうまくいかない男。その後二人がどうなったかはわかりませんが、いずれにせよ遅刻をすると良いことなんて一つもないんだよ、ということを彼は教えてくれました。はい、まさに僕の自戒の歌です。大事なプロポーズに遅刻しないために、今から気を付けます...笑
あと歌詞に関してこだわりポイントがあって、1番Aメロで「You say "I'm on the Roseman Bridge"（「今ローズマンブリッジにいるよ」と君は言う）」という部分があるんですが、さてここで問題です！この「ローズマンブリッジ」は、とある映画から引用しています。さて、その映画とはなんでしょう？（かなり昔の映画）
↓答えは下に
正解は『マディソン郡の橋』(1995年)という映画です。あ、こっからはネタバレ含むんで、映画をまず見たい！って人は観てからまた来てください！
この映画、簡単に言うと「不倫」の映画です（笑）。
あらすじはこんな感じ。
女フランチェスカは、夫と二人の子どもの4人で単調な田舎暮らしをしていた。ある日、農産物品評会に参加するためフランチェスカ以外は4日間家を出ることになった。そしてその日、車で道に迷った男、ロバートと出会う。彼はとある橋の写真を撮りに来ていたらしい。そう、その橋こそ「ローズマンブリッジ」である。フランチェスカとロバートは次第にお互いの魅力に惹かれていき、橋で再び待ち合わせるなどして何度も会うことになる。そして、禁断とわかっていてもお互いの想いを抑えられず、夜を共にすることになる。二人が結ばれることはないとわかっていても。そして4日間が過ぎ、二人は二度と会うことはないと思っていたが、街に夫と出かけたときに大雨の中でびしょぬれで立っているロバートを目撃する。お互いの想いを忘れられない二人。それでも運命は変えられないとわかっている。自分の想いを押し殺して、二人はそれぞれの道を行く。二人は、二度と会うことはなかった。
つまり、二人が出会う場所として「ローズマンブリッジ」が描かれています。他の男性と出会う場所、その象徴として歌詞に使いました。『Sorry For Being Late』の主人公が遅刻していつもだらしないから、女が「今ローズマンブリッジにいるよ（＝他の男性のところに行っちゃうからね）」と脅しているわけですね。。。急げ、主人公！！！（笑）
さて、ここまでがこの曲の世界観のお話。次はこの曲の一番の見どころを紹介します！
実はこの曲、Alfrends[アルフレンズ]（＝Alfredを応援してくれている方々のこと）の声が入ってるんです！どこだかわかりますか？
そうです、2番Aメロの「Run Up!!（ランナップ!!）」という部分です！僕らのLINE登録者限定で、音声参加企画をしました。そしたらなんと、約20名もの方が参加してくれました！！！おかげで大人数で歌ってるような演出をすることができました！
元々Alfrendsと一緒に何かを作りたいと思ってたんですよね。あと、Alfredの「これから」はAlfredメンバーだけじゃ決して作れないし、だからこそAlfrendsのみんなにドンドン関与してほしいって思ってて。その一環として、楽曲制作に参加してもらってみんなで作り上げるっていう機会を作りたくて。それで今回みんなの声が入れられるように曲をアレンジしたって感じです！（色んな事情で声参加できなかった人もいると思うんですが、もちろん「想い」だけは代わりに曲にブチ込んでおきましたぜっ!!👍）
音楽ってのは、作った本人たちがこの世からいなくなっても残り続けるものなんで、俺らのこのストーリーを一緒に後世に語り継いでいこうな！
さて、最後に未来のお話。
『Sorry For Being Late』、これは今までの曲の中で一番僕らが目指す姿に近いと思ってます。僕らAlfredは「エモポップパンク」というジャンルを謳っていますが、それを一番体現できたと思ってます。Alfredの未来への一歩目となる曲、これからみんなで一緒に育てていこうね。
あ、ただもちろんここで満足してるわけではなく、俺らならまだまだいけると思ってるし、まだまだカッコ良くなれるから、これからも一緒に進んでいこう。くれぐれも、振り落とされないようにしっかりしがみついてろよ！
あ、そだそだ、今日遅刻してしまったそこの君！『Sorry For Being Late』でも聴いて、明日からは気を付けようね！
ほんじゃまた！
（Vo.SHIGE
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