illustratorを極めるには!第2回
こんにちは。
デザインスクールXYZ主宰の
蘭義隆(アララギヨシタカ)と申します。
第1回では、三十路を迎える未経験の男だった私が、
何度も何度も打たれながらも、ついに、
グラフィックデザイナー職を勝ち取った。
そんなところまでお話ししましたが、
今回はその続きです。
入社した会社は印刷会社で、
データ制作も自社で行っていました。
製作部に行ってみると、
電子組版期なる機械が3台あり、
オペレーターも3人既にいました。
メンツが足りている。。。
嫌な予感は的中し、
私は営業を兼任させられました。
というかほぼ営業職です。
人数が足りているのだから、
専用のマシンを与えられるわけでもない。
状況を見ればすぐ察することができましたが、
制作で入社したつもりだった私は、
当然納得がいきません。
そしてもう一つ納得がいかなかったのは、
使用していたマシンです。
画面がモノクロで、
ディスプレーは縦型。
これでデザインができるの?
採用されたのは嬉しかった、
しかし反面この状況は大ショック、
私が思っていたのとは全く違っていました。
私が想像していたのは、
1日中デザイン制作に没頭する、
Macintoshの達人!
そう、マックに触りたかったのです。
営業は客先だけではなく、
外注先のデザイン会社へ行くこともあり、
そこでマックを羨望の眼差しで見ていました。
「俺の居場所はここだ!」
そう思うも、あくまでそこは外注先。
マックに触らせてもらうこともないし、
ましてや転職なんてあり得ない。
またもや私は壁にぶつかり、
絶望感に苛まれる毎日となりました。
毎日毎日客先を回るだけの営業職、
フラストレーションは溜まりに溜まり、
今にも爆発寸前でした。
そしてついに…
長くなりましたので続きは第3回で。
次回をお楽しみに!
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