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占星術の基本的なこと

こんばんは、アレクサンドリアです。

占星術(占星学)について、基本的なところを、自分なりに書いてみたいと思います。


占星学とは

占星学とは、Astrologyと呼ばれますが、これは「Astro(天体)」と「logy(学問)」が結び付いたもので、宇宙における天体現象と人間社会との関連を研究する学問です。

占星術の種類

占星術にも、西洋占星術、インド占星術、東洋占星術などがあり、その中で、西洋占星術は紀元前2000年頃、古代バビロニアで行われていた天体観測が起源となります。その後、ギリシャ・ローマ時代に基本体系が整い、ルネサンス期などを経て、現代に至っています。

西洋占星術には、個人の性格や運命を読み取る出生占星術、社会動向を読み取るマンディーン占星術、具体的な質問に対する答えを読み取るホラリー占星術など、様々な占星術があります。

ホロスコープとは

西洋占星術の基本にあるのは、ホロスコープと呼ばれるチャートです。
ホロスコープとは、ある人が生まれた瞬間に、10個の天体がどこに位置していたかを示した図のことです。
天体以外にも、サイン(星座)、ハウス、アスペクトが描かれています。

ホロスコープを作成するには、出生年月日、出生時間、出生場所の情報が必要となります。

◆天体

天体は、ホロスコープの中で役者のような存在です。それぞれの天体には役割があり、人間の活動欲求を表します。

10天体

10天体とは、月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星のことです。自分の中に10人の役者がいるようなイメージです。

10天体∔地球

黄道帯

地球から見た空を一つの球体(天球)とみなすと、太陽はこの天球を1年かけて一周するように見えます。この太陽の通り道を黄道と言います。黄道には上下幅が20度ずつぐらいあり、この幅があるので黄道帯と言います。

◆サイン


「サイン」は、この黄道帯を反時計回りに、春分点から30度ずつ区切ったものです。いわば、宇宙を住所のように区切ったもので、12サインあります。

12サイン

12サインとは、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座のことです。
12サインは天体のエネルギーが表れる際の、基本的な性格を表しています。
また、12サインは人が生まれてから死ぬまでの一生ともリンクします。


12サイン

◆ハウス

「ハウス」は、地球上の観測地点から見て、黄道を太陽が通過する時間に合わせて12分割するもので、観測地点や時刻によって異なります。
いわば、地上に立って空に番地をふったようなもので、12ハウスあります。

12ハウス

12ハウスとは、1ハウス・2ハウス・3ハウス・4ハウス・5ハウス・6ハウス・7ハウス・8ハウス・9ハウス・10ハウス・11ハウス・12ハウスのことです。
ハウスは人為的なもので、私達が一生の間に体験するこの世における分野を示します。

12ハウス

◆アスペクト

「アスペクト」は、天体と天体が形成する角度のことで、それぞれの天体のエネルギーが相互に影響し合います。

角度は、特定の角度において意味があると考えられます。
特定の角度とは、ホロスコープは全天を360度と考えますので、360度を1,2,3,4,5,6,7,8の数字で割って求められる角度のことになります。1から8の数は各天体を示します。

詳しくは、またの機会に書きたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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