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ALEXプロトコル再開の計画

ALEX Reopen Roadmap 2024.05.27

I. 影響を受けていない、または回収済み資産の返還

まずは回収済みの資産の取り扱いについて最新情報をお伝えします。これらの資産は可能な限り早期に返還することを目指していますが、現在進行中の財務支援プログラムの議論によって、返還のタイミング及び方法がガバナンス投票および最終的な財務支援プログラムに従うことになります。
5月28日の火曜日のAMA後すぐに、財務支援プログラムの詳細を確定するためのガバナンス投票プロセスを開始する予定です。
すべてのオンチェーン$ALEXトークンホルダー(取引所での保有分を除く)に対し、Stacksブロック150610時点での$ALEX保有量に等しい特別な非譲渡性の投票トークンを配布します。これにはLPポジション、atALEX、ステーキング分、B20オーダーブックの保有分も含まれます。
ガバナンス投票の詳細は火曜日のAMA前に発表しますので、すべてのオンチェーン$ALEXトークンホルダーの投票参加を推奨します。


II. ALEXプロトコル再開の計画

1. セキュリティ強化

以前にお知らせしたとおり、ALEXを再オープンし、Treasury Grantプログラムを進める前の重要なステップとして、すべてのスマートコントラクトを新しいスマートコントラクト管理インフラストラクチャに移行する必要があります。これにより、既存のすべてのスマートコントラクトが廃止され、新しいものに置き換えられます。

2. 現在のStacksインフラの課題

現在のStacksにはセキュアなスマートコントラクト管理インフラが不足していると認識しています。

  • ネイティブStacksマルチシグ(「SM…」で始まるアドレス)の採用は、いくつかの技術的な理由で困難です。これらを扱うツールが非常に限られており、ウェブウォレットでは十分に対応できず、実際のスマートコントラクト操作ソリューションとして実装するのは難しいのが実情です。優れたマルチシグソリューションは、それ自体が一つのプロジェクトになります。他のブロックチェーンエコシステムではGnosisのようなプロジェクトがその役割を担っています。

  • さらに、ハードウェアウォレットはコマンドラインベース、非UIベースのスマートコントラクト操作(コントラクトのデプロイを含む)には使用できません。「コマンドラインウォレット」という概念がないためです。

3. 新しいソリューション

  • 上記を踏まえ、@LisaLab_BTCチームと協力して、新しいスマートコントラクトベースのマルチシグを作成しました。これはすでにLISAで使用されており、ALEXでも採用します。

  • スマートコントラクトのデプロイおよび操作を強化するため、新しいプロジェクトと協力して、ハードウェアベースのウォレットを使用できるようにしています。これによりマルチシグのセキュリティがさらに向上します。

4. コントラクトのマイグレーション

  • AMMおよび$ALEXトークンコントラクト、ステーキング/ファーミング関連のコントラクトを移行します。

  • 取引所で保有されている旧トークンの移行も調整します。

5. AMMのマイグレーション

  • 新しいスマートコントラクトベースのマルチシグ:新しいAMMコントラクトは新しいマルチシグに基づきます。

  • アドレススクリーニング:攻撃者と疑われるアドレスをブロックするためにアドレススクリーニングを実施します。

  • 移行が必要な影響を受けていないプール:STX/ALEX (legacy)、ALEX/Banana、ALEX/Slime、ALEX/USDA、ALEX/DIKOなど$ALEXとペアリングされたプールは移行されます。

  • 移行が不要な影響を受けていないプール:xUSD/USDA、STX/xBTC (legacy)、STX/sUSDT (legacy)、STX/Welsh、STX/xUSD、STX/MIA、STX/NYCなどのプールは、コミュニティが攻撃者の盗んだSTXの移動リスクを許容する条件で、すぐにオープンできます。

6. $ALEXトークンのマイグレーション

  • 新しいスマートコントラクトベースのマルチシグ:新しい$ALEXトークンコントラクトは新しいマルチシグに基づきます。

  • セキュリティ監査:新しいトークンは、Least AuthorityおよびCoinFabrikによって監査された旧トークンと同じスマートコントラクトコードを使用しています。
    Least Authority:https://cdn.alexlab.co/pdf/Least_Authority_ALEX_Protocol_Smart_Contracts_Final_Audit_Report.pdf
    CoinFabrik:https://cdn.alexlab.co/pdf/AlexGo_Audit_202202_DAO.pdf

  • トークノミクス:新しいトークンは、名前、シンボル、ティッカー、少数点、スマートコントラクトの機能性、ユーティリティ、流通供給量、最大総供給量、トークノミクスとトークンメトリックを含め、旧トークンのトークノミクスに全く同一です(1:1)。

7. マイグレーションのタイムライン

  • 旧トークンのオンチェーン保有者は、https://app.alexlab.coで新しいトークンと交換できます。

  • 取引所で保有されている旧トークンの移行は、各取引所と調整します。

  • 一般公開の移行期間は約1か月(6月末まで)を予定しています。この期間を過ぎた保有者は、コミュニティマネージャーに移行のため連絡してください。

  • 移行には、オンチェーンのStacksネットワーク手数料以外の費用はかかりません。

皆様の継続的な支援とフィードバックに感謝いたします。ALEXの再構築にあたり、貴重なご意見をお待ちしています。


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