【初心者向け解説】valorantに於けるラウンド別武器の買い方
どうも初めまして、ales(アレス)と申します。普段はApexやヴァロラント等のFPSを遊んでいます。
今回は初心者にとって非常に分かりにくい「マネーシステム」の簡単な解説と間違えれば負の連鎖に陥る「武器やスキルの買い方」について詳しく解説していきます。
STEP.1【マネーシステムって何?】
ではまず、根本的な「マネーシステムとは何か」から書いていきます。
マネーシステムとは「配られた限りあるクレジット(お金)で使用する武器やスキルを購入し戦うシステム」です。
ヴァロラントはバトロワの様に落ちている武器を拾ったり、CODやBFの様に予め武器を選んでカスタマイズするのではなく試合中に貰えるお金で武器を買うシステムを取っています。
因みにマネーシステムはApexのアリーナモードでも起用されていますがラウンドが少ないのでヴァロラント程戦略的要素は多くないです。
マネーシステムは戦略性を高くするとても重要な要素であり、これが無ければ大会なども盛り上がりに欠けます。
ここで「ん?大会の盛り上がりに欠けるってどゆこと?」と思う方もいると思います。
マネーシステムは『「配られた」お金で武器やスキルを購入するシステム』だと言いましたが、ここの「配られた」の部分が重要です。
この配られるお金は一定ではなく状況や試合中の戦績で大きく変わります。
例えば、通常の場合勝てば3000円、負ければ1900円しか貰えないのですが2連敗以上している場合はなんと2900円も貰えます。負け続けててもまだチャンスはあると言う事ですね。更に1キルにつき200円、スパイクの設置及び解除で300円を貰うことが出来て活躍すれば活躍する程お金が多くもらえる仕組みになっています。
とはいえどれだけ活躍しててもラウンドで負け続けてれば活躍する意味もなく、更に毎度毎度武器を買っていると段々とお金も無くなっていきます。
そんな時にどうすればいいか。それを次の項目で解説行きたいと思います。
STEP.1「ラウンド別武器・スキルの買い方」
では次に、これまた初心者には分かりにくい「武器とスキルの買い方」についてラウンド順に書いていきます。
まず最初のラウンドです。ここは通称【ピストルラウンド】や【ファーストラウンド】と言われており、配られるお金は敵味方全員に均一800円です。
そしてサブマシンガンやショットガン、スナイパーライフルは最低でも950円なので全員がハンドガンを持って戦う事になります。
ここで買うべき物は使うキャラや攻守によって大きく異なります。ここからはピストルラウンドの買い方を役割別に解説します。
例としてデュエリストと呼ばれる敵を倒す事に特化した役割の中でもフェニックス・ヨル・レイナ・ネオンの様な相手の視界等を奪って戦うキャラはこれらを全て、若しくは一つだけ買ってゴーストやライトアーマー等を買うことが多いです。そしてジェットの場合はクラウドバースト(スモーク)を買ったり、スキルを一切買わずに800円のシェリフを買う場合もあります。レイズも同様にスキルを全買いしたりブラストパックで一瞬で相手との距離を詰める事が得意なのでショーティーと呼ばれるショットガン(カテゴリーはハンドガン)を買ったりします。
イニシエーターと言われる敵の索敵に特化したスカイやソーヴァ、KAY/O(ケイオー)はスキルを全買い若しくはスカイの場合回復、ソーヴァの場合はショックボルトを買わずに武器やライトアーマーを買うのが基本になります。そしてフラッシュ等で相手の妨害を得意とするブリーチは基本はスキルを全て買います。
センチネルと呼ばれる罠等を使える守りに特化した役割は攻めの場合は裏取りを警戒出来るスキル(サイファーのワイヤー・キルジョイのアラームボット・チェンバーのトレードマーク)を買うのが基本になります。サイファーのケージやキルジョイのナノスワームは一つだけ買って後は武器を買うか貯金する事が多いです。チェンバーのヘッドハンターはお好みで大丈夫です。
セージが必須のマップでは攻守両方で壁を買うのが基本です。必須ではない場合はスロウオーブとライトアーマーなどを買う場合があります。
と、こんな感じで各役割毎に買う物が大きく変わるので取り敢えず最初は自分が使ってみたいなって思ったキャラを使ってみて自分に合った買い物を見つけるのがいいでしょう。
次は【セカンドラウンド】です。
セカンドラウンドはピストルラウンドで勝利した側はスペクター・アレス・マーシャル・ブルドッグ・ジャッジと言った通称「中価格武器」とヘビーアーマーを買う事になります。これをセカンドバイと言います。
逆にピストルラウンドで負けた側は何も買わずにお金を残し、3ラウンド目にヘビーアーマー+ファントムorヴァンダルを買う事になります。この次のラウンドで武器を買う為に買い物を最小限に留める事を「エコ」と言います。
では何故、勝利側は武器を買うのか。
それは簡単です。勝利側と敗北側に圧倒的な経済格差が生まれているので相手は弱いハンドガンしか持っていません。しかし、このゲームはハンドガンでもワンチャン倒される事があります。そこのリスクSMGやSRを買う事で限界まで減らし確実に2ラウンド目も取りに行くのです。
次は【フルバイ】について書いていきます。
【フルバイ】とは名前の通りスキル・武器・アーマーを買える最大まで買う事を言います。買う内容はスキル・ファントムorヴァンダル・ヘビーアーマーです。
トムダルの部分をジェットやチェンバーはオペレーターを持ったり人によってはオーディン等を担ぐ場合もあります。
まあ要するにガッツリ戦える武器を買うんですね。
しかし、これをする上で重要なのはお金の管理です。例えばトムダルとヘビーアーマーを買う場合はお金が3900円も必要になります。更にスキルも加算されると大体のキャラで4400程必要になります。
ただ、勝っても貰えるのは3000円強です。負けたら最低で2000円前後しか貰えません。これでは全然買えないですよね。じゃあどうするか。
超簡単ですね。節約しましょう。
では、このまま次の【エコラウンド】の解説へと行きます。
エコラウンドとは必要最低限の物しか買わず、次のラウンドの為に貯金するラウンドを指します。
購入例としては使用頻度の低いスキルやクールタイムの存在するスキル(スカイの鳥等)は買わずに武器はゴースト・シェリフと言ったハンドガンにライトアーマーを買うことが多いです。
しかし、これはあくまで「購入例」なので勿論例外が存在します。ここで重要なのは前述した「次のラウンドの為に貯金」と言う部分です。そしてこの貯金と言うのが一体何円くらいを示すのか。
ズバリ、武器アーマー費用の3900円を基準にスキル費用含めて大凡4300〜4500円になるようにしましょう。そうしないと「1人だけクソ雑魚ハンドガン現象」が発生してアサルトライフルやスナイパーライフルと非常に辛い戦いになってしまいます。
しかし、エコラウンドの救世主とも言えるスキルがあります。
それはジェットのブレードストームとチェンバーのヘッドハンター、ツール・ド・フォースです。特にヘッドハンターを除いた2つのスキルはアルティメットであり、チャージが溜まってさえいればオペレーターの上位互換か若しくは必ず真っ直ぐ飛んでいく上に理論上無限に使えるクナイを無料で手に入れる事が出来ます。
チェンバーはヘッドハンター、ツールドフォース共に弾数に制限はありますがどちらも一撃で敵を葬れるポテンシャルはあるので非常に強力です。
更にヘッドハンターは1発100円と少し高くも思えますが使わなければ持ち越せるのでバイラウンドに買っておき、エコラウンドで使用すると言う貯金的な運用も可能です。
次にフルバイ・エコの次に頻度の高い【フォースバイ】について説明します。
ここで「フォース」と言う単語を言われてピンと来た方は多くないと思います。フォースのスペルは「force」で今は「チカラ」とか「軍隊」になります。しかしこれは名詞として使う時なので動詞にすると「強制」と言う意味になります。
なのでフォースバイを日本語に直訳すると「強制買い」になります。そう、強制なんです。
このフォースバイは別名「無理バイ」とも言われ、相手は金持ちだけど自分らが貧乏な状態でも今の所持金を全て使い無理やり装備を整える事を指します。
フォースバイをする状況の分かりやすい例は相手のマッチポイントです。相手が12ラウンド取っていて勝利へ王手をかけた時、ファントム・ヴァンダルが買えない場合はスペクターやブルドッグ等の中価格帯+ヘビーアーマーを買って勝利を阻止します。
今更ですが、各バイには成功条件的なものがあります。
例えばバイラウンドはラウンドを勝たなければ武器を買った意味がありません。そしてエコラウンドは負ける可能性が高いのを念頭に置いて勝ちに行き、負けそうでも1人でも多く倒して所持金を減らすのが目的です。
そしてこのフォースバイの目的は「勝つ」と言う事です。勝つ事が目的のバイラウンドはトムダルやオペレーター等を買うので武器が互角以上の状態で戦いますがフォースバイはただでさえ少ない金を全て使うので基本的にどこかの部分でトムダルより劣る武器を使うことになります。更にフォースバイをする場面は「勝たなければいけない場面」なので敗北が許されません。フォースバイラウンドの敗北が試合の敗北や自分達の更に首を絞める結果になります。なので武器で劣る分、自分の技術でカバーしなければいけないのが難しいところです。
しかし、フォースバイラウンドで勝てば逆転のチャンスが生まれるので非常に重要なラウンドです。頑張って取りに行きましょう。
さて、次はフォースバイと同じくらい頻度の高い【ハーフバイ】について解説します。
ハーフバイはその名の通り「半分買う」を指します。めちゃくちゃそのまんまですね。このハーフバイはエコの解説でも話した「自分だけクソ雑魚ハンドガン現象」を回避する方法になります。
具体的な買う内容はフォースバイと特に変わりません。スペクターやブルドッグといった中価格帯の武器にライトヘビーのどちらかを買います。
ここで勘がいい初心者の方は
「それ、エコじゃダメなんか?」
と思ったでしょう。
ここからはエコとハーフバイの違いを書いていきます。
その前にエコとフォースバイの違いを一言で解説します。それは「金はあるけど買わないか金はないけど無理やり買うか」の違いです。ハーフバイは「金はあるけど買わない」んですね。
そう、エコだって「金がないから買わない」んですよ。それなら何故ハーフバイをするラウンドが出来るのか。
先程ハーフバイは「自分だけクソ雑魚ハンドガン現象を回避する方法」と言いましたがハーフバイはエコラウンドの中でやる特殊な買い方であり、フルバイできる金があるからと調子こいて味方はエコなのに自分だけ一生フルバイしてると段々お金は無くなっていきます。そうするとあら不思議、自分と味方のお財布事情が逆転します。
しかし、お金はあるのに何も買わずエコするのも勿体無いですよね。そんな時に「次の為のお金は残しつつ戦える武器を買う」のがハーフバイです。このハーフバイはエコの派生系とも取れますね。
では、次に最も頻度が少ないであろう「ヒーローズバイ」に付いて書いていきます。
ヒーローズのヒーロー(ズ)は意味としてはそのまま「英雄」です。直訳で「英雄買い」になります。
ヒーローズバイは味方の中で最も信頼のおける人に対して武器を「買ってあげる」と言う買い方になります。そう、買うのではなく買ってあげるんです。
今更ですがヴァロラントは味方に武器を買ってもらうor買ってあげる事ができます。やり方は簡単。装備購入画面で欲しい武器にカーソルを合わせて右クリックしましょう。そうすると操作してるキャラが「誰か買ってくれないか」と言う趣旨のセリフを話し買って欲しいアピールをします。
この買ってあげれるシステムを使って「こいつなら敵を倒してくれる!」と言う絶大な信頼を得ている味方に強い武器を買ってあげて逆転を目指すのがヒーローズバイになります。
ただしこのヒーローズバイ、野良は愚かフルパーティーでも中々することはありません。なんなら世界大会等でも中々ありません。
何故ならこのゲームは5v5のチーム戦であり、チーム内でたった1人が強いだけでは勝つのが難しいからです。(とはいえ1人で1試合50キルとか出来るなら話は別ですが)
なので一応知識として頭の片隅に置いておく程度でいいと思います。
STEP3.最後に
今回の記事は書きたい事が多い癖に私に文章力がないあまり、とんでもない文字数になり申し訳ありません。こんな超長い記事をここまで読んでくださった方には感謝しかありません。改めてありがとうございます。
ではこれで本記事を締めさせていただきます。
ありがとうございました!
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