インポスターによるセルフレポートについて【among us】

クルーメイトを殺害した後、インポスターが死体発見ボタンを押すマッチポンプをセルフレポートと言う。村がセルフレポートを疑う傾向にあるか/自身がインポスターを引いた際にセルフレポートをする傾向があるかによって、セルフレポートの強弱は異なるだろう。後者はメタ的だが、通話を用いてアマングアスを遊ぶ場合はメンツが半固定化されるので、考慮すべき材料と言える。

個人的な見解を先に述べると「セルフレポートは弱い」。以下は理由。なお停電時や開幕だんご状態のドサキルについては考慮外。

1.死体発見時間が早まる

セルフレポートが弱い最も大きな理由だと考えている。死体発見時間が早まることによって、相方がキルを狙って単独行動をしていた場合は相方の犯行orセルフレポートである線が太くなる。死体位置を知らせることで古い死体か新しい死体か、というクルーメイトを惑わすための議題を捨てており、セルフレポートをすることによって自らの首を締めているという構図になる。

「インポスターがわざわざセルフしないでしょ」という逆説的考察も、結局クルーメイトが固まって行動していた場合は跳ね返されてしまう。アドミンで確認してバラけているのを確認してからセルフレポートをした場合でも、議論時間で白証明される可能性は否定できないため「賭け」でしかないと思っている。

2.容疑者候補から外れることはない

セルフレポートを一切疑わない卓であれば話は別だが、セルフレポートかもしれないことを考慮する卓の場合、レポートしても容疑者候補から外れることはない。クルーメイトが報告してもセルフレポートの線は消えないわけで、1の理由と合わせて、クルーメイトが発見するのを待ったほうが良いという話である。

3.議論回数が増える

死体発見が早まる→容疑者を絞りやすくなる→議論で詰めるという流れが構築され、議論回数が増えることもデメリットと言える。そもそも議論は「クルーメイトがインポスターを絞るための手段」であり、インポスターにとっては怪しまれないような発言をして耐える時間である。「だからこそセルフはしないんじゃないか?」というのも結局のところ容疑者が2択あたりまで絞られてしまえばあまり関係のない話で、10人部屋なら容赦なくローラーされてド不利に陥る。

つけたし

・死体発見時刻が早まると容疑者を特定しやすい、という理由から仲間のキルであっても報告すべきではない可能性が高い。
・死体位置を虚偽報告し、それが通った場合はセルフレポートが活きる展開になりうる。
・スケルドで虚偽報告をする場合はアドミン→ベントキル→セルフレポートが一番破綻しづらいように思われる。
・だけど結局「賭け」の域を出ないので特定のクルーから白評価を得てからどっかで別のやつ殺したほうがいい気がする。
・霊媒なし部屋でローラーを回避できるほど弁が立つインポスターならセルフレポートは強力な武器になるが、そんなやつはいない。

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