レイヤー

数年ぶりに弾き語りのお誘いが来るかもしれず、この数日間弾き語りをする人としての人格を呼び戻している。
そもそも、自分の中には「サポートでバンドのギターを弾く自分」「DTMをする自分」「本屋としての自分」「会社員としての自分」など、様々な自分が存在しており、そもそもおかしな話の様な気もしますが、これはもう、こういう風にしかなれないし出来ないので仕方ないと最近は思うようにしている。

そこで、この数年間の様々な変化を経た上での「弾き語りをする自分」をどうアップデートするかという点が、この数日間の間の課題な訳です。

現状見えてきた答えとしては、「以前の延長を推し進める」という、ひどくぼんやりとしたイメージのみが頭の中にあります。

埃を被った以前までのSSWとしての自分は、これもまた理論の理の字も知らず学ぼうともしなかったが為に上手く表現する事が出来ないのですが、一般的な音階のメロディーしか作れず、そこを超えたいと思ったまま埃を積もらせていった次第なのです。
まずこれが課題の内の一つです。

そして歌詞はより大衆的に。
これも課題の内の一つです。

上記の音楽をする様々な自分が居る上でも、一貫して「ポップスを作ろうとしている」という姿勢のみが一貫してあるように思います。

弾き語りの曲というのは放っておくとかなりプライベートな内容になってしまい、人の弾き語りを聴く分には大概はいいのですが、自分の曲を振り返ると「もうちょっと寄れるのではないのか?」とよく考えていたものでした。

ただ、無理に合わせるのではなく、この様な変わった人間の中にも少なからず存在する、他者との共通項をクローズアップして引き伸ばす作業をしないとなと思っています。

そんな訳でコード進行の勉強でもしようと思って色々見ていると、この曲を見つけました。

この曲、かなり良い。

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