KQBfB 領事裁判所 マコトの思考と行動


キラークイーン村とは

 キラークイーン村(以降KQ村)とは、人狼ゲームのシステムを使用したデスゲームである。13人の参加者(これは異なるケースもあるが)が集い、トランプの番号(A~K、Joker)と固有のクリア条件、ツールを配布される。

 参加者は、個人間通信である「秘話」とツールを駆使し勝利を目指す。村は自動で生成されるわけではなく、有志のGM(ゲームマスター)が趣向を凝らし設定や条件を練り上げ、開催が告知される。詳しくはKiller Queen Wikiを見ていただくのが良いだろう。

この記事は何?

 本記事は2024年3月に開催されたKQ村、キラークイーンBfB(以降KQBfBと表記)に参加した際に、自分が何を思いどう行動したかの記録である。

 自分の行動を整理すると共に、もしKQ村に興味を持った人が「実際参加したら具体的に何をどう考えるの?」という部分を知る材料に少しでもなればよいかと思い、この記事を書く事とした。KQBfBのネタバレ記事となるので、これから読む方は注意して欲しい。

プロローグ

入村時発言

 今回選んだキャラは領事裁判所 マコト。GMお2人の結婚に際して行われたデスゲームであり、結婚パーティーという設定の村に、新郎同僚の高校教師として参加。
 
 自分は色物キャラで入る事も多いのだが、今回は綺麗めの大人の女性チップにした。色物=自分で中身がスケスケになる可能性があり、今回それは避けようかと思ったのが一点。また、使った事がないタイプのチップを使ってみようと思ったのが一点。RP的には今までやったことない系統のキャラが出来たと思っている。

 が、プロローグの動きとしてはあまり良くなかった。あまりアクティブに動かなかった為、因習村からはるばるやって来た少女デメテル、新郎の教え子=自分の教え子でもあるギャルJK櫻子、そして少しだけ会話した新郎の昔のバイトの後輩春道の3人と会話するにとどまった。
 一時期プロローグ挙動を軽視していた時期もあったが、やはりKQ村においてプロローグ縁故は重要だ。配布された役職やツールによっては縁故が無くても問題ないケースもあるが、特筆する能力のない非犯人に割り当たった時は、縁故が物を言う。
 「ゲーム開始後の損得勘定で縁故を作る」事に抵抗がある人もいるかもしれないが、別にそういう風に考えずとも、素直にプロローグをアクティブに楽しんで出来た縁故を頼る、それくらい気楽に考えてもよいと思う。

初日

条件配布

配布情報

 配布は久しぶりの守護者。これは絶対秘匿役職、知られたら命がない奴だ。【仄かなエンパシー】にしてもクリア条件にしても、犯人にとって邪魔にしかならず、知られれば最優先処理対象となる。かなり慎重なふるまいが求められる。

ゴコクセイジュウとは、犯人側に入り込んで犯人に害をなす行為を指す

 役職とクリア条件を騙って犯人側に入り込み、護衛を続けて犯人側を崩壊させるしかないのか?そんな想いがよぎる。最終的にどうするかはともかく、役職とクリア条件を騙るのは絶対条件だ。

 【靴の中の6ペンス銀貨】は呪狼に関係しそうだが、これが呪狼にとってプラスの効果なのかマイナスの効果なのかわからない。ひとまずは秘匿し、情報収集からとなるだろう。

作戦検討

作戦検討の独り言

 自分の条件に「ウェディングケーキ入刀まで」の条件があり、これは普通に情報収集する必要がある。タイムリミットを知らずに作戦は立てられないからだ。
 結論として、役職「片思い」を騙る事とし、クリア条件は「ウェディングケーキ入刀までに告白を成功させる」事とする。矢を撃った先にシステムメッセージが表示されないので、すぐにバレる事は無い。また、偽装条件に本当の条件を一部紛れさせる事で、「本物らしさ」を出す事が出来る。配布に記載されてなければ、ウェディングケーキ入刀イベントが存在する事などわかりようがないからだ。
 本物の片思いがいる可能性は十分あり得たが、そこは押し通す事とした。「2人いるものは2人いるんだよ」くらいの態度でいれば、皆そういうものかと思ってしまうものだ。

正体当てゲーム

正体当てゲーム説明

 久しぶりの初日ミニゲームも開催された。古のKQ村ではよく行われていたミニゲーム、最近は廃れていたが「初日に会話のきっかけとする為の開催されていた物」という認識だ。
 となれば、「正体」はある程度流通する情報であり、殺害トリガーにはなっていないデザインの可能性もそれなりにある。積極的に「正体」情報を集め、賞品ツールを取りに行った方がよさそうだ。何故なら【お名刺頂戴します】が、明らかに役職や条件を抜けそうなツールだからだ。自分の偽装をツールで抜かれたくない。
 実際は役職や条件サーチツールが豊富に存在したので、賞品を確保してもリスクはそれなりにあったのだが、この時点でそれはわからないので、判断としては正しかった。そして、この判断は後々別の部分で効果を発揮する事になる。

初動

初動発言

 いよいよ秘話解禁。当初の予定通り櫻子、デメテル、春道に連絡を送る。基本自分の「正体」はダミーを渡して賞品確保に走るつもりだったが、櫻子とデメテルには本物の正体も渡した。あわよくばこの辺りときちんと手を組みたいという意図、それから教師というRPに多少引っ張らてていた部分もある。

序盤の感触

 基本的には犯人に入り込みたいので、犯人を捜しつつ正体を集めていく。その形で動き始めたが、正直会話があまり飛んでこない。皆犯人を捜している非犯人を名乗り、深い情報は入ってこない。やや置いていかれている危機感を覚える。

サムシングフォー

新、古、借、青はサムシングフォーと呼ばれる、結婚式で花嫁の幸せを願う4つのアイテム
靴の中の6ペンス銀貨もサムシングフォーの詩(マザーグース)に付随するアイテムだ

 一方、用途不明だった【靴の中の6ペンス銀貨】に関係しそうな人物、新婦父の博士が表発言で情報を求めていた。博士が呪狼の可能性もあるが、博士と自分が呪狼を介して対立する条件の可能性もある。自身のツールの詳細は隠して確認するも、互いに警戒し深い情報は明かさず、この場は特に何もわからずに終了した。ただ、ここで会話した事実は後で大きく役に立つ事となる。

ウェディングケーキ入刀イベント

公開発言で情報を募る

 秘話での情報収集がはかどらない状況、どうしてもケーキ入刀の情報は確認する必要があった。背に腹は代えられず、公開発言で質問を行う。

ケーキの宇宙人現る

 すると、しばらくして煙から連絡があった。煙がケーキ入刀のタイミングを決められる宇宙人なのだとか。自身がケーキ入刀までに告白条件であることを伝え、タイミングについては教えてもらえるよう交渉する。
 なお煙のケーキ入刀は「長老、少女、守護者いずれかを対象にクリア条件を当ててケーキ化して殺す」ツールだったので、自身の真役職、真条件を明かさないのは正解であった。

ケーキ入刀タイミング交渉

 交渉の過程で2日目に告白せざるを得ない流れとなる。ここはもう少し交渉しようか迷ったが、自身の真条件「襲撃死者ゼロの日を作る」は、3日目夜明けが一番達成しやすいはずだ。一匹狼は襲撃制限があったり、制限がなくても初回は存在を隠したくてパスしたりしがちだ。殺害ツールも初回いきなりぶっ放せるものはそう多くないはず。2日目告白で問題ないと回答する。

 ここの方針決定は重要なのでもう少し説明する。「守護者」が生き残る可能性はそもそも高くない。では、勝ち抜く作戦として何を重視すればよいか?それは、勝てるルートにいけた時の勝率をさらに上げることだ。
 2日目に告白し3日目に条件達成すれば、ほぼ「告白条件」だと納得してもらう事ができ、守護者であることを隠して進むことが出来る。3日目にクリアできる可能性は40%程度あるだろうと見込んでいた。なら、そのルートで勝てる確率をさらに上げるのが良いはずだ。
 3日目クリアできなかったら、その時はその時でそれっぽい嘘をつくしかないし、クリア前にケーキ入刀されてしまったら敗北だが、それはもう仕方がない。ここで中途半端な挙動をして3日目クリア時に変に疑われる方が、最終的な勝率を落とす事につながるだろう。守護者という死と隣り合わせの役職なら、それくらい振り切った作戦でないと勝利はおぼつかないという判断だった。  

礼奈(ワレンチナ)とのコンタクト

犯人と目星をつけた相手に強行突破をはかる

 プロローグでは交流が無かった礼奈だが、消去法で犯人ではないかと思い始めた。「犯人役を捜している」と言われていたが、「犯人でない」とは言われていなかったのだ。「5日目以降まで生存する」という条件も犯人的ではある。煙から犯人の目星がついて居るとも聞いており、ならこの辺りか?との判断もあった。

必死の交渉
食い下がる
よろしくお願いします!!!
犯人席ゲットしました!!!

 必死で交渉を繰り返した結果、礼奈の席に入れてもらえる事となった。既に一番連れて行きたい人がいる上でと言われたが、それでも犯人側に組み入れてもらえるならありがたい。一緒に行けるなら全力で支援しますよ!!!

 さて、ここで少し一般論としての犯人席が溢れている状況での非犯人の戦術を述べてみる。

  1. 真面目に頑張って犯人の一番になる

  2. 競合の非犯人を始末する

  3. 殲滅に寝返る

 ざっと考えてこんな所だろう。今回はまず1を目指す。路頭に迷っていた自分を拾ってくれた恩は素直に返したいし、自分の出来る限りは頑張って、礼奈を勝ちルートに乗せる気持ちは強かった。こっそり犠牲者無しの日は作るのだけど。
 2は自身に直接殺害する手段がない以上計画的に行う事は出来ないのだが、それでもそちらに向かう流れがあれば、助長して始末することは可能だ。犯人側の票を削る事になるので情勢の把握は必要だが、常に意識しておいて悪い事は無い。
 3は犯人側が崩れてしまったケースで選ぶ事になる。最終的には離反するしかないのだが、極力礼奈とは一連托生の挙動を見せる。殲滅コースなら非犯人よりは犯人が吊られていくはずで、その過程で発生する襲撃は犯人勢力と思われておいた方が避けやすい。最後の最後で実は殲滅OKでした、の形がベストだろう。

賞品ツール「Secret of my heart」

賞品ゲットしました!!!
3位なら悪くない

 正体当てゲームで3位の賞品ツールを入手。名刺頂戴ツールは手に入れられなかったが、チームを組めておらず独力で集めたので、頑張った方だろう。正体当てゲームでツールを入手した=情強と思ってもらう事も出来るし、礼奈へのアピールポイントとして悪くない。
 自分より上位はおそらく櫻子+その仲間と予想した。理由は、自分の真の正体を教えたのが櫻子とデメテルのみであり、櫻子がかなり順調そうだったからだ。

 「Secret of my heart」については、情報共有ツールか、まあ強いは強いけど……と思っていたその時。ふと気になる事があった。

悪用出来まーす!

 悪用出来る奴だった!やるかどうかは置いておくとして、これは重要。表示の仕様は確認しておいた方がよいだろう。

2日目

開幕

「親しみを込めて」って聞き覚えあるような……

 礼奈とさっそく会話し、マスタと博士が犯人であることを教えられる。ん、博士が呪狼という事は、普通にサムシングフォー襲撃条件であり自分のツールととても相性がよい奴では……?

吊り工作開始

こまめな工作は大事です

 初日~2日目にかけて、博士と心安が公開発言で告白を行っていた。おそらく本物の片思いだろう。フランクが絆系死亡条件とのことなので、さっそく連絡し吊り工作を開始する。自分は絆ではないのだが、絆を偽装している以上絡まれる可能性は十分にあるのだ。

 が、それと同時にフランクから殲滅への誘いもやってきていた。初日の連絡を完全スルーされていて、ようやく犯人についた後で殲滅に誘われても時既に遅し。とはいえ情報は抜く必要がある。

殲滅の動きがあるなら察知しないといけません
おいおいおいおい、絆サーチされちゃってるの???
返事は平静に

 フランクと会話した結果、どうやら絆サーチされ自分に絆が無い事を知られてしまっているらしい。これは困った……が、考えようだ。絆を察知するシステムツールなどない。つまりGMが手動で通知するツールという事だ。であれば、口先で当座をしのぎつつ今日フランクを亡き者にすれば、明日以降気にする者もいなくなるだろう。

誤魔化すよ

 「私の恋は告白成立するまで恋人扱いじゃない」と礼奈に伝えることで、フランクのツール情報が出回った場合の対策とする。フランクのツールの詳細な仕様が分からない限り、この辺はフワっとごまかせるはずだ。

虚無二股告白

そもそもがダミーなんですが、ダミーのダミーをしろと……?

 さて、礼奈に告白をと思っていると、ダミー告白を依頼される。えーと、それは構わないし出来るのだけど、ただでさえダミーなのにそのダミーですか。虚無の告白を2つするんですか、自分?
 ひとまずダミー告白は仲が良かったデメテルにお願いし、駄目もとで煙にも頼むがそれは断られる。まあ、デメテルに出来れば十分だろう。

虚無告白1回目
回答が縦読みで「嘘の告白」になっていて秀逸!

 デメテルへの告白は無事終わり、次いで礼奈への告白。だが、とっかえひっかえの告白は色物キャラでは過去やったことあるのだけれど、真琴のキャラでは少々やりづらかった。なので少し工夫する事にした。

別時空にしたかった
本命だけどダミー告白なんですすみません!

 なんとか無事2人への告白を終える。犯人側の各所からどういう事だと問い合わせがあり説明が大変だったが、デメテルへのダミー告白は依頼されてやっただけで自分は何も悪くない。きちんと説明し、お茶を吹かれたり、納得してもらったりした。

呪狼・博士へのアプローチ

 礼奈からは一匹狼のマスタと手を取って進むと聞いていた。が、マスタやマスタの席にいる櫻子の自分への温度があまりにも低かった。共にゴールする仲間への態度に感じず、念の為もう1人の犯人である博士へのアプローチを開始した。

礼奈に話を通してから
靴の中の6ペンス銀貨、いまこそ役に立てましょう 

 いくつか確認のやり取りはあったものの、やはり自分のツールは博士と相性の良い物だったようだ。

いい感じでこちらに向いてくれそう

 マスタがダメなら博士と組めばいい。礼奈の生きる道は自分も精いっぱい確保するのだ。▼フランクも都合がよい。流れは順調……と思っていたが。

突然の連絡

何ですと?

 唐突に礼奈から櫻子を殺すと連絡。殺すってどういう事?えっ、えっ?
全くよくわからなかったが、「櫻子が真琴吊工作中」の部分は見過ごせなかった。何かがバレたのか、それともマスタ・櫻子に自分を排除したい都合があるのか?▼フランク吊りで大勢は決まっていたはずだが、それを確実にする為に、自分に出来る「ある事」を決行した。

虚無投票委任ツール

情報共有ツールの悪用です
これは普通信じます、自分でも逆らうの無理

 春道が追従者であり、委任先を出来るだけ少なくしたい条件だとは聞いていた。であれば、犯人博士についている心安に委任させることで、犯人側の票にする事ができるはずだし、心安は絆条件だから▼フランクでほぼ間違いないはず。最終的に博士が心安を切るなら春道も死んで席競合の心配も無くなる、こういう寸法だった。
 そして、春道の離反により殲滅側の票不足が確定的となり、皆犯人側の票に揃える事となった模様。思った以上に虚無ツールは効果を発揮していた。

櫻子死亡

殺すとは聞いていたけれど

 更新10分前の21:50に櫻子が突然死亡した。礼奈のツールという事らしい。犯人側票が見込める存在のはずだが、自分を吊ろうとしてたから?えっ、そんなに愛が重い状態になってた?何もかも嘘ついてるのバレたらヤバくない???

 そんな思いを抱きつつ、運命の3日目へ突入した。

3日目

条件クリア

本日の犠牲者はいませんでした!(櫻子は前日死亡扱い)

 吊りはフランクに満票入り、襲撃は自分が護衛。一匹狼の襲撃も殺害ツールも無く、無事自分は条件クリアした。非KQ証明にもなるし、片思いと思われていれば、自分を排除したい者は礼奈を狙って自分の後追い死を狙うはず。かなり良い状況を築くことが出来た! 

クリアタイミングについてもフワっと嘘をつく

本当の仲間

 そして夜半、不在だった礼奈が戻ってきて連絡をくれた。櫻子を殺した「ファーストバイト」というツールの説明、KYOを連れて行くつもりだったが、今は自分を連れて行くつもりなこと、マスタからの襲撃を危惧していること、本当は自分のことを片思いじゃないかもと思っていること。
 自分に対して誠実に話してくれる礼奈に、正直絆されてしまった。マスタからの襲撃なら守れる。自分の役職と真条件は墓場かエピまで持っていくつもりだったが……

ゲロっちゃいました 
許された……

 全ての秘密を明かし、互いに2人だけの秘密を持つ共犯者的な存在になった。自分の騙りについては基本誰にも言わない方向で調整。

 この日は▼沙良▲煙で進行。煙はケーキ入刀のターゲットにデメテルを選んでおり、役職もクリア条件も抜かれていた為、自分にはどうにもならなかった。(殺されると教えてはあげたが)ただ襲撃されるならケーキ入刀は発生しないのか?それとも結婚パーティーなら一定時間で自動的に発生もあり得るのか? 

強盗犯が偶然殺人犯がいる家に忍び込んだ

何て?

 更新直前、礼奈から通信が入る。昨日襲撃強制変更ツールを使用されたが、ファーストバイトと競合し無効化された?櫻子を殺したい勢力がもう1つあったという事か?

 謎をはらみながら、ゲームは4日目へと推移する。

4日目

ブーケ爆発とケーキ入刀

どこかおかしいイベントの数々
これは本当にそう

 ブーケは沙良のツールであり、日替わりで人から人に渡り、4日目に爆発して、歴代所有者のクリア条件を晒す代物。デメテル→明里→マスタと渡っている事は認識していた。
 煙の襲撃も想定通り。だがケーキ入刀は発生し、デメテル死亡。特別なイベントだから死んでも発動するツールなのかな?と思ったが、実はこのゲームの大きなギミックに関わるヒントになる部分でもあった。が、この時点で地上からはわかりようがなかったと思う。

マスタ処刑工作

プランを提案
この時はKYOと行くんだと思っていた

 8人中3狼、かつ一匹入りなので今日狼を吊らないと明日エピ入りだ。マスタの条件が「2狼以下」なので、マスタが生きようとすると確実に今日礼奈か博士が犠牲になる。そしてそれは彼の裁量である一匹狼の牙にゆだねられる可能性が高い。

 それよりは、マスタを吊って礼奈・博士で組む方が絶対に安定しているはずだ。礼奈が「マスタを吊りたい」と言い残し更新後不在気味になった認識だったので、博士やKYOに▼マスタの提案を開始。

礼奈のお役に立ててます!
票ゲットしました!

 この時点で明里、心安は博士の殺害ターゲットだったのだが、「生存勝利ならそれでもOK」と博士に騙されており、犯人側票として期待出来た。また春道は心安に委任する必要があり、やはり票は確保できていた。礼奈・博士が結託した今、票は万全だ。あとはKQケアのみ。

KYOへの不信

 KQ危惧で言えば、まずマスタだった。能力に比して条件が緩いのでは?という疑惑。だが、ここは吊るのでよいとして、襲撃とその後のルートを検討していた。明里の「相性ツール」等も含めKQ候補を検討していたが、そこで浮かび上がってきたのがKYOだった。自分はそこまで交流していなかったが、直接交流していた犯人達が信頼できないなら、信頼できないのだろう。

異存ありません!
実際そうでした
仕方がなかったんです

夜明け前の突然の連絡

え?

 自分はてっきり博士とゴールするものだと思っていたが、夜明け前に礼奈から博士生存敗北案が来る。別にそれでも構わないのだけど、明日になったら理由を聞かないといけない。

 場は5日目へと進行する。

5日目

最終局面

ここまで3日連続満票吊り

 無事マスタが吊れ、最終局面となった。

コミットできる状況じゃないんです……

 心安からコミット可の連絡が来ていたが、自分と礼奈は「誰を生かすか」の選択権を持っている状態だった。

別ルートの検討

ここに至って春道の所有ツールや条件も正確に判明し、以下の2ルートを選べる事になったのだ。これは礼奈のカウント外ツール(人を人カウントじゃなくすツール)、そして自分の守護者としての護衛が必要であり、選択権は自分と礼奈にあった。

  • 礼奈・真琴・明里・心安・博士でゴールし博士が条件未達死で4人勝利

  • 礼奈・真琴・博士・春道でゴールし4人勝利

KQ危惧、今までの経緯。様々な事を礼奈と話した。

選択

 話した結果、博士、春道とゴールする事を選ぶ。そして、エピローグへ。

エピローグ、そして

エンドロール

この表示がされるまで気が抜けないのです

 無事、決めた4人で勝利。本当に、良かった。喜んでいると、ギミックがあったという話を聞かされる。

とんでもないギミック

 この村は、KQマスタが生きていると墓下の人の条件がKQ生存勝利に変化し、墓下からツールを使って地上の生存者を殺しにかかる仕様だったとの事。KQ勝利すれば全員勝利になる、そういうギミックがあったとのことだった。マジですか????
 防御ツールやいくつかの運が絡み、そのギミックが表だって発動する事は無く(ケーキ化ツールが煙死亡後も発動したのはこの仕様だったのだろうが、流石に気づかなかった)この結末となったわけだが、いやはやとんでもない村だった。

総括

 役職・条件隠しではかなりアクロバティックに立ち回った自覚はあるが、犯人と手を取りゴールを目指す部分においては、結構誠実・正統派プレイが出来たのではないかと思っている。また、KQSINで最終日犯人に捨てられた反省も活きたかもしれない。

 あと皆のエピロルがめっちゃ良かったので、そこも是非読んでみて欲しい。色々圧倒されてしまった。

 GMのお2人はリアル結婚おめでとうございました。デスゲームと共に末永くお幸せにお過ごしください!

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