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2023年にやった事と2024年にやること(目標的な)

 個人的に勝手に恒例となってる1年振り返り記事。例年は12月の2週目くらいには書き始めてる気がするんですが、今年はマジでバタバタが絶頂に達していて、寸前にやっと手をつけはじめました。

 って思いながら昔の記事を見にいってみたんですが、はてなブログ時代は29日だったのになぜかnoteに引っ越してから28日に投稿していることに今気づきました・・・。(クソどうでも良いですが)そして2015年頃の記事とか今見ると恥ずかしさしかない笑

 それはさておき、2023年という年を改めて振り返ると、

「自分自身との向き合い」

がテーマの1年間だったように思います。結局自分は何がしたいのか?自分の本音とどう向き合うのか?みたいなことを考えてる時間が長かったような気がします。


去年に考えた目標の振り返り

去年のnoteに書いてた目標

運用含めサウナをちゃんと稼働させる

 はい、まずは個人の資産管理会社でやってるサウナ付き物件の運用。これですけど、なかなかnoteでは書けないようなインシデントが発生しており完全に硬直です。稼働してません笑 めちゃくちゃお金使ったのに年2~3回バスケしにいくだけの施設になってます今のところ。

無邪気なこどもたち

 とは言えさすがに何かしらで運用はしていきたいので、身内だけでも経営合宿やプライベート利用で使えるところまでは持っていけたら良いのだけど。ここは特に拡張性皆無なので割愛します。

1年間病気やケガなく役割を果たす

 事業の側面でも個人的な意味合いでも同様ですが、「心身ともに健康で居続けること」は何よりも価値が高いことだなと感じます。ここについては去年同様に大きなケガやブレもなく安定して動けました。(痛風のため薬漬けの生活は続いていますが)

鉄人

 子供の時は「鉄人衣笠」の連続試合出場の価値がどれほどの事なのか理解できていませんでしたが、今ではよくわかります。とにかく毎日打席に立ち続ける、その中で安定して高い水準を維持し続けるということの価値。で、それをするために勝手に意識していることを勝手に書くと、「比較をしない」「完璧を求めない」ことかなと思ってます。

比較:人間誰しも比較をしたい生き物だと思いますし、比較こそが幸福感の源泉なのではと感じることもありますが、あえて比較をしない。もはや上を見ても下を見ても自分より社会的に成功している方もいるし、逆に当たり前に思えている環境を享受できてない世界が無限にあるなかで、誰かと比較して満足感を得ることは自己満でしかないのかなぁと。

 それより過去の自分と比べてどうだったか、去年、先月と違うことが何かできているか、何か前に進んだことがあるのか、そういう部分に着目する方が自分自身が外的要因に引っ張られず良いのではないか。この辺は去年の年末記事でも若干触れてますが、より一層今年はそう感じ、ある種諦めながら過ごしてたような気がします。

※DMM亀山会長の比較三原則の話面白かった

完璧:もう1つ、完璧を求めないということも意識していて、と言うより完璧ってそれこそが上限を決めている概念かも?と。それよりも「今よりも良くなるには?1歩でも前に進めるには?」に意識を向けて、とにかく早く打ち返す、アウトプットを出す、下手でも前進させる。ということを今年は特にやりました。

 まだまだ全然小さな会社ですが、正解が全然わからんような意思決定も多くなってきたなかで常に完璧なものを求めようとすると疲れてしまうので、最初から求めない。ある程度こんなもんかという割り切りを作りつつ常にもうちょい良くなるんでは?を考える。そんな感じ。

沢庵さん良い事しか言わん

サウナ:そして書きながら思い出しましたが、今年はサウナにいった。まぁまぁ行った。いまだに「ととのう」という単語はいまいち理解できてないですが、サウナでひたすら無になって無の中でもなんか考えてる余白の時間はめちゃくちゃ重要なような。ついでに有酸素運動、筋トレ、水。あと夜飯を抜く。そこまでやると朝ごはんの味が変わります。キマってるんかな?と思うくらい米の味がします。

 どんどん話が逸れてしまいそうなのでこの辺にしますが、常に自分の状態を俯瞰的に捉えながら良い状態を保とうとすること自体が結構大切だったりするような。知らんけど。

本業は事業計画通りに数字を残す

 ここは1番重要なところなのでじっくり振り返ります。まず今年は

  • 生産性

  • 予算管理

  • 回転率

に注力するべくスタートしました。

 生産性:それぞれ具体的な数値やその達成率については触れませんが、まず生産性については1人あたりの粗利、1人あたりの営利、問い合わせあたりの粗利、問い合わせあたりの広告費、都道府県別の成約率、都道府県別の見込み粗利、それぞれ支店別、直間比率、在庫比率、当座比率、広告比率、人件費率、投下資本(キャッシュ)に対する利益、あらゆる数字を定点でウォッチしてどこをいじれば生産性を維持したまま拡大できるのかという点に注力しました。

 ここはある程度前よりはよくなったものの、まだまだ数字が明確に取りきれてない部分もあり2024年はもっと解像度を上げていけるように係数管理を徹底していきます。

やはり良本

 予算管理:続いて予算管理。生産性でウォッチしてる数字とも絡んでくる部分ですが、まだまだ去年作成した予算精度が低く今年もここはめちゃくちゃ苦戦しました。何を根拠に予算を積み上げるのか?そもそも予算は積み上げるものなのか?ここの精度はまだ赤点レベルで、経営力のなさを痛感した1年となりました。

 ここはまさに2023年より良くなれるであろうポイントでもあり、完璧は存在しえない領域かと思います。特に拾いたい数字を正確に捉えるにはバックオフィス(特に経理)の強化が必須であり、来年のテーマにもなってくる部分です。

回転率:3つ目のテーマ回転率。2022年はキャッシュの存在をかなりぞんざいに扱ってしまい瀕死状態に陥った経験から2023年は回転率を意識してきました。その結果現預金のポジションという意味ではかなりの回復を見せることができ、元来1番キャッシュがなくなるであろう期末前の11月もまったく動じることなくやり過ごすことができました。

 具体的に去年の同時期(在庫:現金)の比率が(10:0.5)くらいの水準まで落ち込んだのに対し、今季は(10:7)くらいの位置をキープしています。もちろんそれによる他スコアへの影響もあり、回転率を取るのか1件あたりの粗利額を取るのかというのは経営が強くなってよりベストバランスを追求していく必要があるなと感じています。

 上記以外の部分で言うと、組織が縦にも横にも広がりを見せたことで今まで伝わっていたことが伝わりにくくなってきました。経営はこう考えているけど、現場ではこういう事が起きている。そもそも経営がどう考えているのかが伝わらない。現場がどう感じているのかもわからない。そういうモヤモヤが各所で表面化してきたような。

 それでもある程度最低限の数字は残しつつ、来年に向けて課題も浮き彫りになった1年間。TPMにまずは上がるというマイルストーンもほぼオンスケで進めることができ、その点だけは自分でも評価して良いのかなと思います。

プライベート

 プライベートといってももはやなんもないレベルなんですが、個人的に物件買ったこと、それ以外でのご縁もあり今年は沖縄に数えきれないくらい行きました。(今も無駄に沖縄でこれ書いてますw)

キャッチャーに駆り出されるおじさん

 あとは子供が小3小1まで大きくなり、特に最近は教えてもいない野球にハマりだし毎週のようにキャッチボールしようと誘い出されてます。(本業はバスケ少年)スケジュールも見直しながら書いてますが、もう本当にそんくらいしか書く事がない。なんもないので次。

2024年はどうする

 諸々そんな1年を振り返り、2024年はどうしていくのか?何を目標と置くのかを備忘録的に置いときます。

より一層ガバナンスを強化する

 まずここから。TPM市場まではいけたとしてもここはまだ全然足りておらず、しっかりと機能を整えていく必要があります。置物ではなく、機能として意味を成している状態を目指す。

各部門での良し悪しを見えるように整えていく

 管理会計がまだまだ理想的な状態にならず2023年は若干足踏みしたような形になってしまいました。経理の内製化とソフト乗せ替えを同時並行で走らせたということもあり難しさもありましたが、ここは2024年にはきっちり整えて各部門の良し悪しが明確にわかるようになるべく動いていきます。

 特に部署別のPL(理想を言えばBSも)が完全には見えておらず、ここを整え切らない限りはうちの事業は生産性を保ったり予算を明確に管理していくことが困難です。今年はじめてちゃんと予算に則った形で事業推進をしてきて見えてきたものもあり、次の1年できちんと修正をしていきます。

価値観浸透のための全社取り組みを増やす

 来年はここにある程度リソースを割いていきます。人数が多くなれば色んな価値観を持つ人が集まることになりますが、それ自体は悪いことだと思っていません。「価値観=何に価値があると感じているか」なので、そもそもそれ自体に良し悪しはなく。

 ただし仕事においては「法人格の価値観としてここに価値を置いている」というのは全体が把握していないと、現場の細かい判断でも迷いが出てきてしまう。それを都度確認していたら時間がいくらあっても間に合わないし、そもそも自分自身で決められない領域が広ければ広いほど仕事はつまらなくなると思います。なので、可能な限り仕事が楽しく成長環境を整えられるように、価値観浸透の動きを増やしていきます。

個人的に言語化をもっとやる

 あとは個人的にまだまだ言語化能力が足りておらず、気になった部分は少しでもアウトプットをして誰かに伝えるということをやっていきます。方法はテキスト、音声、動画、会話、絵、動作、行動、なんでも良いのですが、思考を他人に伝えるということを繰り返していく必要があり。

改めて全体の振り返り

 冒頭で今年のテーマとも言い切ってますが、自分自身の考えを明確にしていくような時間を多く取りました。これ書くと病んでる感すごいですが、1mmも病んではないですw 

 どうしても仕事量が増えていく中で家族やプライベート(?)に使う時間が徐々に少なくなり、その中でもバランスとりつつ本当にやりたいことなんだったっけ?というのをよくよく考えた気がします。

 特に「最短最速で成果を出さなければいけない、成長が必須」と自分で無意識的に思っていたことに気がつけたことは個人的に大きく、だからどうアクションを変えるという話ではないのですが客観的に捉えることができて若干の余白ができたような感覚があります。

 効率化や合理性だけがすべてではなく無駄なことや遠回りにも意味があるしそれこそが面白おかしく深みを作ってくるんでは?という謎哲学的な思想も節々に感じたりもします。

 とはいえ、来年の今頃「2024年はやりきったなー」と思えるかどうかは数字から逃げ切ることもできず、そこを目指してまた1からコツコツやっていこうかなと。今の状態に何1つ満足していないので、四球とヒットでランナーためてバントで送って犠飛で確実に追加点していければ。酔いも加速してそんな気持ちになってきたところでこの駄文を終了したいと思います。本来は目標も結果も数字を書きたい中でそれも憚られつまらん内容だと思いますが、最後までお読み頂きありがとうございます。

 今年1年たくさん遊んでくれた皆様本当にありがとうございました。年間通じて成長を見せまくってくれた社内メンバーも本当にありがとうございます。(まじですごい)また来年も是非宜しくお願い致します。

今年読んで良かった本

 最後おまけ的に今年読んで良かった本置いときます。

ユーザーファースト  穐田誉輝とくふうカンパニー

クックパッドや食べログがどのような価値観のもとに成長してきたかについてと、当時の時代についても臨場感をもって知れる本

CFOポリシー〈第3版〉: 財務・非財務戦略による価値創造

無形資産の数値化についてと、いかにして株価をあげるかを長期的に考える時に読みたい。

DX戦記 ゼロから挑んだ デジタル経営改革ストーリー

不動産屋がDX化(この言葉自体微妙だけど)を推進するリアルが描かれてる本。

資本主義の中心で、資本主義を変える

資本主義がなんたるかを知れる本。キーワードは「成長の目的化」と「忖度なき是々非々の関係」みたいな感じ。

エゴを抑える技術

本当の意味で自分自身を自己否定して成長し続けるにはエゴは不要ですよーと突きつけられる本。そもそも俺エゴないって思ってた!けど実はあるって気付かされる。

欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア

大半のものは「友達が持ってるから欲しい(奪いたい)」が欲望の源泉で模倣こそが欲望と気付かされる本。おもしろい

CFO思考――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

世界で戦う「CFO」がどんな仕事をしてるか解像度があがる。日本の「CFO」はいわゆる金庫番。

経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術

人材のプロがひたすら人材についてをまとめてくれてる本。採用の見極めに関してだいぶ納得感がもてる。

投資は「きれいごと」で成功する

経済面以外で評価されるべき部分を言語化してる本。きれいごとだけではないけど長期的に見て正しいことをすることに関して、とか。

2024年も楽しくやる。良いお年を

終わり

フェブリク40mgとパックの泡盛これを飲んで寝ます

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