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おみおくり
今日、出目金をお見送りしました。
午前中に、係の人が自宅までお迎えに来てくれて、菓子箱(お棺) に入れた金魚を渡しました。
(写真の保冷剤・プラスチックは事前に取出し済)
「大体1時間くらいでお骨をお渡しできると思います。」と言われていたけれど、実際は30分くらいでした。びっくり。そりゃあれだけ小さければそんなものよね…。
係の人から小さな骨壷を受け取って中を一緒に確認。
「どんな小さな骨も、一つ残らずお拾いいたしました。ほらこのあたり、華奢ではありますけれど、肋骨がきれいに残っていますよ。」
細々とした破片の中に、ところどころ金魚の骨組みが見受けられて、嗚呼この子は確かにこの世界に存在していたんだなぁ、私の水槽で元気に泳ぎ回っていたなぁ、と、改めてその存在の尊さを実感しました。
今回、金魚のおみおくりにペット火葬を選んだのは、本当に良い選択だったと思います。
衛生面や環境面もそうですが、なにより自分の心にある種のケジメを付けられたような気がします。
「お葬式は、亡くなった人のためというより、残された人のための儀式」という言葉を、少しだけ実感できたような気がします。
幼い命を救えなかった後悔や悲しみは、この先もずっと癒えることはないと思いますが
残された金魚たちのために、これからも飼育方法について、勉強していきたいと思います。
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