2024宝塚記念 枠順決定後と天候ほぼ確定後の見解

さて、枠順が発表されて天気予報もほぼ固まってきたところでまずは率直な感想を述べよう。
京都行くのを今回にしなくてよかった(そっちかよ)
というのも駅メモで京阪の南側が埋めれてないので競馬現地で見れるうちに見てそのついでに埋めようと考えていたが、結局都合がつかずに断念することになった。
なんだこの天気は
日程が合わなかったとはいえこんな土砂降り確定のレースに行こうなんて考えなくて良かった……。(他にも駅メモのイベント的な話で宝塚にしなくて良かった話もあるが、面倒なので省略)

さて、話を戻すと天気は土曜夜からゴリゴリの雨予報。正門前徹夜勢の方々はくれぐれも体調には気をつけて頂きたい。
京都競馬場は水はけがいいとはいえここまで止む気配のない雨では良くて重馬場、最悪田んぼレベルの不良馬場まで考える必要がありそうだ。

という訳で枠順と天候を踏まえた個人的な各馬感想を述べていくとしよう。

1枠1番 シュトルーヴェ
1週前でもう涙を飲んで買わない決断をしたが、そもそもこの枠では難しい競馬になりそう。
重馬場以下実績も不足しておりここは予定通り消し。父キンカメだからボロ負けはしなさそうだが……。

2枠2番 ジャスティンパレス
1番扱いに悩む馬が1,2を争うレベルで扱いに悩むところに来た
1週前予想では先行する行き脚がないから十中八九後方からの競馬になると予想した(はず)。しかし隣に来たのは確実に先行、もしかすると逃げまでするであろうべラジオオペラ。
和生は京都記念でべラジオオペラに2200が若干長いことは承知のはずで、ラチにピッタリ付けて距離ロスを抑える動きを取るだろう。行き脚が悪いこの馬で抵抗するのはほぼ無理。というかルメールもそこまでして前にはこだわらないはず。
かといって後方に付けようとすると今度はドウデュースにマークされる位置になる。となると理想は中団なのだが、ルメールがゲートをうまく出せるかが鍵になってくる。
ズブ馬なので京都の坂はプラスに働きそうだがそれを相殺するコーナー加速力の悪さが足を引っ張りそう。捲りタイプならドウデュースの方が上な感じもする。
23春天は稍重だが未明まで降っていた雨が上がって馬場が回復しての稍重、状況的には良馬場に近かった気がする。陣営も良馬場が理想と言ってる以上割引になりそう。ただ消すかどうかは最後まで悩みたい。

3枠3番 べラジオオペラ
内にいるのは両方差し馬、外隣もドウデュースと楽に先行できるいい枠を引いた。これのせいで死ぬほど悩ましくなってしまった。
1週前で評価したようにロードカナロア産駒はアモアイレベルのバケモノはともかく普通にやれば2200mは長い。また同コースの京都記念では1kg重かったプラダリアに完敗。残り200mまでは善戦してたがそこで脚が上がったので距離適性が怪しい。京都長期開催で内が荒れた馬場が継続してる。よって消し。

という評価だったのだが、有力馬が雨微妙な上にこうも隣に恵まれて楽にラチ沿い先行できそうと考えると熟考まで評価を上げた。重馬場はスプリングSで勝ってるので心配はそこまでいらない。皐月賞は展開負け。
ただし当日の京都の傾向が強く味方しないと正直京都記念よりメンバー上がるここでは厳しいと踏んでいるので買うかどうかは最後まで悩みたい1頭。

4枠4番 ドウデュース
パレスよりは外だけどまだ内目、差し競馬をしたいソール・ブローザホーン・ローシャムパークあたりが壁になりそうか。
最近の武豊は差し追込馬で馬群を縫うのができなくなっている気がする。ドバイターフは忘れねえ(本命で負け)。23有馬の当馬や今年の安田のナミュールみたく外に出せれば強い競馬ができる条件付きの騎手になってるような。小頭数なのであんまり心配もいらなさそう。
問題は雨
陣営は雨でも大丈夫だと言っているが正直稍重~重までならギリセーフ程度に思う。凱旋門ではレース前から降り続いた雨が敗因と分析されてるが今回も前日夜から断続的に降り続く雨。馬場も水はけいい京都とはいえだいぶ渋りそうなのはマイナスではないか。不良馬場なら思い切って消しもある。

現状ではジャスティンパレス・べラジオオペラ・ドウデュースの中から当日の状況を見て1頭消す予定。これで3頭で決まったら顔ない。
稍重以上→べラジオオペラ消し(重以下もTB要注意)
重以下→ジャスティンパレス消し
不良→ドウデュースも消し

4枠5番 ディープボンド
両隣は差し馬で楽に先行できそう、スタミナが問われる重不良想定、そして得意の京都開催と完璧に条件が揃っている。
ハナは中距離馬のオペラに譲りそうだが持ち前のスタミナを活かして粘り込んでG1初制覇、という夢が見える。
が、夢は夢で終わると思う。調教タイムはいつも出す方だが流石に7歳馬、衰えが隠せなくなってきている。春天よりもメンバーレベルは上がるし掲示板に乗れば拍手程度。
……まあ去年本命だったよしみで応援馬券だけは握っておくか。

5枠7番 プラダリア
未勝利勝ち上がりは重馬場、日経新春杯3着は稍重、京都大賞典勝利時は重馬場と渋った馬場は大歓迎の珍しいディープインパクト産駒。クロフネの血が影響してる。枠も上々の帽子をもらった。
京都巧者でグランプリ男池添謙一、好枠で重馬場前後想定とあまりに材料が揃いすぎてるし間違いなくNetkeiba想定の15.9倍なんかつかない。
ただし正直勝って来たG2のレベルが微妙。XとかNetkeiba見ると負かした相手がボッケリーニやべラジオオペラ(京都2200m適正疑問)で僅差のG2勝利が過大評価されてる印象がある。
このオッズで買えるなら間違いなく抑えるけど、10倍切ると買うかどうかは悩みたい。買うなら前有利のバイアスなはずだしべラジオオペラとセットでもよさそう。

6枠9番 ソールオリエンス
枠も天気もいいところを引いた印象。ドウデュースやジャスティンパレスより重~不良での信頼感は高い。
イクイノックスがスピード型で大活躍したせいで実感しにくいがキタサンブラック産駒は割とパワー型の産駒が多い印象。たぶん母父の血を引き立たせてる。ソールも母父Motivatorでパワー型。重馬場は間違いなく合うし阪神→京都もプラス。
1週前でも述べた通りここまでの古馬混合戦は割と敗因明確で見直せる要素がある。大阪杯は結果こそ出なかったものの復調気配は感じてあとは馬体重が戻るだけ。なんだけど、調教後馬体重は正直ここから輸送があると考えるとやや物足りない。
買い要素はあるし人気もしなさそうだから馬体重さえ持てば買いたい。当日馬体重は要チェック。

7枠10番 ローシャムパーク
絶好枠。この位置からならある程度の位置さえつければ包まれることもなく運べる。前走みたいに捲ることも容易だろう。オールカマーも同じオレンジ帽から勝っている。
スピカSを負けて重馬場ダメみたいな風潮があるが、稍重の函館記念(洋芝)を勝っていてしかもここでブローザホーンに0.4差を付けて勝利している。ハービンジャーに母父キンカメといかにも悪い馬場の京都で走りそうな血統構成も魅力的。
ローシャムパークをXで検索したりNetkeiba見たりしたところスピカSの敗戦と戸崎の関西成績と賛否両論の調教内容で割と軽めな印や消しが多い印象。
これなら10倍はついてほしい。よっぽど輸送負けしましたとかしない限りは本命を打ちたい。

8枠12番 ブローザホーン
外枠ということで嫌われそうだが長距離も走れる馬。多少の距離ロスは許容範囲内だと思う。函館記念と春天の内容から差し馬と思われがちだが先行も行けるタイプ。陣営も先行策を示唆してる。小頭数なのでここから先行しても大丈夫そう。
同コースで行われた23年烏丸Sを圧勝してるので馬場に関しては問題ないだろう。3着アウスヴァールはOPクラスになったのでレベルが低すぎるということもない。OP馬メイショウブレゲだっている。京都大賞典は心房細動なので参考外。
少し心配なのが今年すでに4戦目で状態面の上積みが見込めないこと。あとは最終的に馬体重がどのくらいかも重要なところ。調教後馬体重は430kgなのでちょうどいいくらいにはなりそうだけど一応….ね。
現状の重不良想定では対抗指名の予定。

8枠13番 ルージュエヴァイユ
川田将雅って去年の有馬のソールは1枠だったし一昨年の有馬のプボは8枠だったしいっつもグランプリ極端な枠に押し込められてない?

(一応昨年宝塚は7枠14番、いやこれでもだいぶ外だが…)
母父の血統的には重馬場をこなせても全然おかしくないが、果たしてジャスタウェイは母父の血を引き立たせるタイプなのか。(血統Noob)
大阪杯もエリ女もうまくインを突いて好走。これを考慮すると枠もそんなによろしくなさそう。
何より馬場でスタミナを問われる展開になると苦しいんじゃないか。川田テン乗りにいい印象もなく熟考対象だったが覚悟決めて消し。

金曜未明時点での印(重~不良想定)
◎ローシャムパーク
〇ブローザホーン
▲ソールオリエンス
△プラダリア
?べラジオオペラ(展開次第)
?ドウデュース(不良なら消しも)

WINSに行こうかテレビで見ようか悩んでたけど愛知も降水確率90%だしテレビで見ようかな。テレビ使えないという最悪の結末が見えなくもないけど。
つまり中日が早々に終戦すればええんや、頼む立浪迷采配しろ。


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