VOY@GERが好きだ
皆さんはアイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』を試聴されただろうか。まだ見たことがない方や、なにそれ? という方は、とりあえずこの動画を見てほしい。
この動画を見たことがある人は、別にこの記事を読まなくてもいいのだが、おそらくここにいる多くの人がVOY@GERを見て、他人の感想をすすりたいVOY@GERゾンビなのではないだろうか。ということで、徒然なるままに感想を綴っていこうと思う。
※注釈 まず私、あくにんはSideMの木村龍Pだ。他のブランドは曲を聴いたり、無料公開中にアニメやライブを見たり、知り合いのPやTLから受動喫煙的に話を聞いたりする程度の知識しかない(ちょっとだけデレステやミリシタをプレイしたり、シャニマスも触ったりしたが、本当にちょっとだけだ)そのため他ブランドの話に関しては、何となくの理解に収まっている部分が多々あるので、なんか違うこと言ってたら、お目こぼしいただくか、コメント欄とかリプライとかでこっそり教えてほしい。
VOY@GERの話に戻るが、一言で言えばこの曲は性癖だ。試聴動画が出た時点で一曲ループが止まらないくらい好きだったし、試聴動画を聴いて泣きながら歌詞を書きとり、そらで歌えるように練習する程度には性癖だった。私はMiracle NightとかLight Year Songとかさよならアンドロメダとか、そういう浮遊感のある宇宙を感じる曲が大好きなのだ。SideMにもそういう曲調欲しいとずっと思っていたので嬉しい。フルの歌詞は今覚えている最中だが、たぶんそのうち全編通して歌えるようになると思う。ラップの歌詞覚えられないんだ。ダンスの振り付けも覚えようとしたけど、まだ1番すら通して覚えられない。そんな話はどうでもいい、PVの話に行こう。
冒頭部
まずこのイントロ。まるで映画の冒頭のような近未来感が、私を現実からこのVOY@GERの世界へ引きずり込んでくれる、オタクがみんな好きなやつだ。例にもれず私もこのイントロが大好きだ。
”Are you ready?”というメッセージが出てから、一番最初に流れる曲がREADY!! なの、ニクい演出だ。
そこから各シリーズのメインテーマ曲(という表現が正しいのか分からないが)が流れるドラえもんのタイムマシンみたいな空間を抜けると、READY!! の矢印が無限大に変わる。こういう今までのオマージュ演出があると、私のような軽率なオタクはすぐに心を許してしまう。許してほしい。
ここ、『無限大なんて言葉じゃまだ足りない 君とならもっと遠くまで アイは時代を未来を照らす光になる』って歌詞とリンクして好き。
イントロ
無限大を抜けた先、曲が始まるとともに扉が開くような演出。狂おしいほど好き。
扉の向こう側には、データとして構成される春香さん。
ここの春香さんアーケードの頃の絵柄に似てると聞いてなるほどなと思った。
少々メタ的な話になるが、私たちはゲームの向こうで笑いかける彼らがデータ上の存在であることを知っている。そんな彼らがこの何もない空間で『この空の向こう側にはどんな世界が待ってるの?』と、空に歌いかける様子は、まさに新しい世界が始まる直前のように思えた。(この後の描写が細かい動きから、ライティングから、全て“生きている”ので、そう見える部分も大いにあると思う)
『溢れ出した胸の鼓動で』のところから指パッチンが始まるの、脈動って感じがして好き。
そのあとの歌い分け、『水平線の向こうの方へ』(シャニ)『流星を追って伸ばした手』(ミリ)、『さあ立ち上がって走り出したら』(デレ)なんですね。歌いわけの聞き取りできてなかったので、作画で分かるのありがたい。
『さあ立ち上がって』で立ち上がるシンデレラ+玄武。歌詞とリンクした振り付け大好き。
現実のアイドル動画とか見てると、けっこう12人とか9人とかのユニットって多くて、そういうチームってフォーメーションダンスをするんですよね。踊りながら隊列を変えるやつ。そういう実在性アイドルって感じがして好きです。
フォーメーションチェンジで前に出てくる春香さん
ここの間奏部分のダンス、音ハメが心地よすぎる。
タイトルロゴの出し方がおしゃれすぎて、見るたびに悲鳴を上げてしまう。
ここの一連の動作の貴音さんめちゃ好き。
一人一人のダンスの微細なズレにこだわりを感じる。
吹奏楽部出身なので、マーチングみたいな上からの隊列変更のカット最高にそそられる。
ここの抜けていく夏葉さん、たとえ映っているのは一瞬でも、私を見て! という気概を感じてとても好き。
1番Aメロ〜Bメロ
ここ、冒頭の歌詞が『好奇心のライトともして 君と描いた航路を行こう』なんですけど、それってまさにプロデュースのことですよね……
ここの衣装チェンジ、電脳空間って感じがして好き。
ここの真さん好き。後ろで周子さんや春香さんが動くのと一緒にカメラが移動するので視点移動が自然。
春香さんの伸ばした手に合わせてカメラ移動するの最高。
このパートの背景に映っているロゴって何か意味があるんですかね。意味深に感じる。
顔がいい古論クリスからの顔がいい浅倉透のコンボで、情報量の多さに脳が蒸発する。
ここ繋がってるのは星座じゃなくて、顔がいい男女のカットなんだよなぁ…… というのはともかく、『星屑みたいな可能性から 星座を繋いだ道標』で、投票によって選ばれた古論クリスのカットが差し込まれるの、すごく意味深で好きです。
一瞬のカットなんですが、ターンしながらのフォーメーションチェンジかっこよすぎる。
比較的クールなキャラが多いので、元気いっぱいな海美と杏奈ちゃんかわいい。
カメラが抜ける一瞬のすきにアピールを決めていくの、実在性を感じて泣いてしまう。
ここ『夜空の瞬き』って歌詞で貴音さん使うの分かりてだし、一瞬で背景が夜に変わるの最高。
ここ、真とはーちゃんが背中を合わせて歌うの、こういうアイマス越境を見たかったんだよって、全私が泣いた。
ここ、『準備はできてる 君も私も』って歌ってから、止まっていた周りの人たちが一斉に動き出すのいいですよね。
こういうカットが挟まると、一気に実在性が増すよね。
『飛び出そうよさらに』今まで静かな動きだったカメラが一気に動き出すの最高
1番サビ
ワンフレーズだけで情報量が多すぎて震える。人間に目は2個しかついとらんのじゃ。この曲は“無限大”がキーフレーズなので、振り付けも手で∞を描くものが多く使われていますね。
ここの周子さん好き。
浅倉透はどこを抜いても顔がいい。
ここ、指で五芒星描いてるんですよね〜〜天才。
ここのカット感動した。春香さんと真が一瞬目線を交わして、こちらにファンサしてるんですよ………生きてるじゃん、アイドルたちがさ…………
ここVivid Rabbitじゃんって聞いて、そういう細かい小ネタたくさん教えてほしい
『その目を離さないで』で目元トントンするの好き。
両腕で大きく∞を描いて手を握る。古論クリスの顔がいい。
2番Aメロ〜Bメロ
サビ終わりのセット組み変わるところで、心の中の男児の血が騒ぎだしてしまった。
ここ照明がだんだん切り替わる感じにこだわりを感じる。
ここ飴色のレコード、ってゴールデンレコードですよね……、ゴールデンレコードの中って世界中のいろんな音楽やあいさつ、写真なんかが入ってるんですよ。世界を跨いだコンセプトのvoy@gerにぴったりのテーマじゃん………
『歌うように星が揺れる』で背景の星が揺れるの好き。
ここの夏葉さんアピール力が高い。華がある。
『木星の雲』のところでちゃんと木星映ってるんだな
真さんの見せ場のところでダンサブルになるの、最高ですが?????
『土星の環っか』でクルッとターンするのかわいい。
ここのアイドル杏奈さんめちゃかわいい
冬優子さんが『いつか見た流星を追い越して』という歌詞を歌う意味合いを考えて泣いてしまう。
2番間奏~ラップ
美波さんが手を出した後にパネルが割れる演出、天地開闢じゃん
ここの世界が変わるワクワク感たまらない
ここ、曲調が変わると同時に一気にサイバーなグラスをかけるの、高速道路のトンネルを駆け抜けるようなカッコよさがある。
ここのカット、展開が早すぎて目が追い付かないんですけど、オタクがコマ送りしてくるの分かってらっしゃる。あんなにギラギラしてるのに、作画がめちゃ綺麗。(YouTubeのコマ送りはPCなら 、or。のキーでできます)
震えるほどかっこいいはーちゃん
ここ2人になるカットでダンスが上手い真と海美持ってくるの最高
ここの貴音さんあまりにもVi人すぎる
冬優子さん寄るよりも先にカメラ見つけて目線をキメに来てるの本当にプロ
ここのはーちゃんは無邪気でかわいい
夏葉さんは不敵な表情がよく似合う
で、ここからはSideM勢最大の見せ場ラップタイム。いや、最高か?????
恭二が全編通して楽しそうな表情をしているのが泣ける。
ここの玄武さん最高にクール
クリスさんは自然でいつも通りなんだけど、それが逆に不敵な感じがして好き。あとポニテが揺れて動きが出るのたまらん。
『僕らはそう光になる』で背景が光っているの、こういう歌詞ハメ大好きなんですよ。
ここの指クイクイ考えた人に金を包ませてくれ
ここの向かい合うカット本当に一瞬なのにずっと顔がいい。すごい。
『Across the Universe』で目線を交わすんですよ……
ここのキック好き
SideMが『巻き起こすさシンギュラリティ』って歌うのすごくない??? 君たちは今、特異点にいるんだよ…………
Cメロ~落ちサビ
この足元から光が当たるライティング大好き
ここ海美がちょっと頷くの好き
ここの紬さんいい笑顔してる
春香さんが手を差し出した先で、光がファンってなるの曲調にあっててとても好き。
ここのカット、構図としては一番最初と同じなのに背景がきらきら光っているんですよ……『君と見た夢の続き』で『君を連れていく光』じゃん……
ここで”未知への挑戦”がコンセプトの古論クリスが映るのも最高
ラスサビ~ラスト
ここ! 『君のアイが私を照らしてくれるなら』って歌詞の後に、あふれてきた光に包まれるの泣くが???
ここの手クルッとする作画が良すぎて何度も見ちゃう
ここ『君とならもっと遠くまで』って歌うの最高
ここ、『アイは時間も次元も越える光になる 見ていてね』のところでペンライトと観客の姿が映るのって、たとえ暮らしている次元が違っても、たとえ姿は見えなかったとしても、ちゃんとあなたの応援は彼らに届いているよ。あなたがいてくれたから私は今日ここまで来れたんだよ。だから、これからも見守っていてねってことなのかなって、思いながら泣いていました。
サビは基本的に一番と振り付け同じなんですが、ここは『君と確かめに行こう』って歌詞に合わせて、手を差し出しながら前に進み出る振り付けに変わってるんですよね……
浅倉透は顔がいいし、なんなら後ろの恭二も顔がいい
ここ961マーク入れてくれてありがとう。
ここから天井の照明が光の粒になって消えて、ビルの光も消えて、だんだん暗くなっていくのが、夏祭りの終わりに打ちあがった花火を見送るような、大好きな映画のエンドロールを見ているような寂しさがある。でもアイドルって、まさに一瞬の煌めき、今だけしか見ることのできない奇跡みたいな存在なんですよね……
ここの紬もいい表情をしている。
ここ背中合わせでそれぞれ別の方角を向いているんですよね。
ここ、ビルの照明が消えてだんだん暗くなっていくの、切ない……
ついに真っ暗になってしまったビル群と、空に手を差し出す春香さん、いい表情をしている。背景の玄武と恭二、顔がいいな……
曲が終わって現実に引き戻される感が、切ないと同時に、日常に戻る感じがして好きです。
エンドロール、SideMだけテンポ感が違ってごめんな。ドアラもいい曲なんや……
ということで、つらつら思いつくままに感想を書き連ねてみました。このアニメ制作に関わったすべてのスタッフさんにお礼を言いたいです。というか、一曲全編フルアニメーションで踊りっぱなしで、しかもアニメに登場していないアイドルたちはキャラデザインから新規。レコーディングがあって、モーションアクターさんが踊って、カメラをあんなに動かして、隅から隅まで本当に長い時間と手間と愛をかけていただいて、この映像を見ることができて本当に幸せでした。ありがとうございます。
円盤特典でレコーディングや制作の様子、モーションアクターさんの仮映像とか入れて販売してくれませんかね……お金を落としたい……
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