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0130_会社を辞めて4ヶ月@MyROOM

偉そうに大々的にかけるほど
熱い話も
厚い話もない

ただ、会社を辞めて4ヶ月経った
この気持ちを残しておきたいだけ話

久しぶりに息をした日

お風呂に浮かびながら「ああ、今日があのnoteを書く日だ」て感じた

やっと息をした
思えば壮絶な4ヶ月だった

実家もない東京で職を失い、先日定期預金を解約した
契約書の書き方も分からなくて助けを求めて
よく分からない弁護士サービスに騙された
「お金がない」って言えなくて
1500円のランチを食べながら明日のご飯を諦めた

精神的な他人依存をやめるって決めてから
1人で過ごす時間が多くなった
何を信じていいかわからなくて家に居られなくて
夜フラフラ散歩をしていた

やりたいこともわからないまま、あくびをやっていた
この数ヶ月で1番聞かれたのは「何がやりたいの?」だった
こんなにやってるのに自分のゴールが見えない、うまく答えられない
自分が何をやってるのか、どんどん分からなくなった

今だから言えるけど
よく生き延びたなって4ヶ月を送っていた

そんな私は、今、お風呂にぷかぷか浮いている
久しぶりに力が抜けている

お金の話も、夢の話も、人間関係も
ある程度、やっていけそうだ

そう実感して、久しぶりに勝手に涙が出た
私はここまでよく頑張ったと思う

お金・仕事の話

「誰かにお願いするならあくびさんがよかった」
仕事の打ち合わせで何度か言ってもらった言葉だ
嬉しいことに、そう言ってくれるのは私が憧れた世界の人だったりする

作品や、できることももちろんだけど
「あくびさんと」働いてみたかった
これほど嬉しいお話はない

そして、能力だけじゃなくて人として認めてくれているから
少し背伸びになるお仕事をいただけたりする

やってみたかったことをやっている。
死に物狂いで。

フリーランスになって
自分にはできないと思った夢を走っている

やったことない社員研修を0から勉強して作ったり
出したことのない規模の選考に1人で応募したり
行けないと思っていた東京ドームの夢を口に出している

こんなもんじゃない
毎日毎日新しいことに挑戦している

どれが身を結ぶか分からないけど
面白いと思ったものを全部できる環境を手に入れている
じっとしていられないくらいワクワクする

叶えられるかなんてどうでもいいとさえ思える

目標なんて実はどうでもいい
このワクワクが止まらない日々を過ごした方だけかもしれない

大事な人の一大事を近くで見れている

フリーランスになって
大事な友人たちの大舞台を、近くで見れている

会社員をしながらあくびをしていると本当に時間がなくて
友人たちの大舞台に行けなかったり
ゆっくりした時間を過ごせなかったりした

友人の大舞台を写真に収めて
作ってくれたパンケーキを頬張って
深夜の高速で人生観を語っている

友人を大事にできる自分を手に入れ出した

人は「豊かさ」はくれても「幸せ」はくれない

人に依存しなくなって
自分で生きる方法に向き合い続けて
自分の中の「絶対」が消えていく

自分がいかに
家族や友人や恋人の価値観に合わせて生きていたか痛感する

やっと、自分らしい幸せや評価軸がわかってきた
そして、それを理解してくれない人への執着も薄れてきた

最近読んだ本で好きな考え方がある
人は「豊かさ」はくれるけど、「幸せ」はくれない
もちろん自分も、相手を「豊か」にはできても「幸せ」にはできない

愛情とか時間とか物とか
「豊かさ」を与え合って
それが奇跡的に噛み合って「幸せ」になるだけだ

他人からじゃないと埋まらない幸せもあるが
1人から全部の幸せを貰おうとしなくていい

そんな悟りみたいなことを最近考えている

やっと自分を許せる

どこかでずっと自分の首を絞めてきた

「なんでこの程度しかできないんだ」
「ここで休んじゃダメだ」
「誰にとってもいい人でいなさい」

もう少し、これまでの自分の生き方を肯定していいと思った
ここまで頑張った自分を許していいと思った

私らしく生きれる環境と作ってくれて、ありがとう
私らしいを肯定してくれる人に出会わせてくれて、ありがとう
私らしいから逃げないでくれて、ありがとう

「自分らしい」に向き合うのってすごく難しい

向き合わなくても、誰の迷惑にもならない
向き合わなくても、生きていける
向き合わなくていい理由はいくらでもある

自分を受け入れるのは、自分を甘やかしている気がした
わがままを通しているだけな気がした

でも多分
自分に向き合うのが一番、忍耐が必要で
それを越えたからこそ、生きやすくなってきたんだと思う

もう何年も踏ん張り続けてきた
ここまで頑張ってくれてありがとう、自分

譲れないものが見えてくる

こんなにいろんなものに固執しなくなっても
涙が勝手に出るほど手放したくないものがある

私はやっぱり、私が見る夢が大好きらしい



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