初期THE MAD CAPSULE MARKET'Sを語りたい件 Ver.2
先日高円寺SHOWBOATでTHE LAST CORDS、STORMのクマ君から「あのマッドのやつ、スゴイ良かった!」と言われたのですが、消してしまったので思い出しつつ(といっても全然何を書いたのか忘れてしまった)THE MAD CAPSULE MARKET'S時代のマッド語りを再びしたいと思います。
MADを知ったの高1。中学時代の同級生とバンドを組むことになって、どんなのをやるか会議で挙がったのがメジャーデビューした辺りのTHE MAD CAPSULE MARKET'S。最初にデビューシングルの3枚を聴かせてもらって、それはもう衝撃的で、そこからメチャクチャにはまりました。特に『ギチ』って曲が歪んだベースから始まって歌詞は何言ってるのか全くわからないパンクとしか言いようがない曲で最高!と、高校生にとってはそれはもう刺激的でしかなかった。メジャー1stアルバムの『P.O.P』も即購入。爽やかなビーチのジャケットはフェイクで、中にある骸骨の山が本当のジャケットという演出もクソヤベー!でございました。
そこから遡ってインディーズ時代の傑作アルバム『HUMANITY』を購入。これには摩怒新聞なる新聞が付いていて、それも斬新でパンクっぽく厨二心を串刺しにされました。『P.O.P』より音がクリアーでテンポも緩め。なので歌詞がしっかり届いてくる。アルバム通してとてもドラマティックで、ボーナストラックはポップでキャッチーなラブソングと思わせておいて最後にギャフンと言わせる皮肉たっぷりなショートチューン。よ、良すぎる!
白シャツに赤スプレーで『THE MAD CAPSULE MARKET'S』と描き、細い黒ネクタイ、腕章をしてライブに乗り込んだり、支援組織(所謂ファンクラブ)CAPITAL CONTROL CORPSに入ったり・・・今考えるとかなりミーハーなファンでしたが高校生なので許してください。初めて行ったライブは日清パワーステーションで、歳上のお姉さんばっかりだったのが衝撃的でした。
メジャーの1stアルバム『P.O.P』からミニアルバム『CAPSULE SOUP』、2ndアルバム『SPEAK!!!!』までが一番ライブに行っていた時期で、渋谷のクアトロやクラブチッタ川崎でのライブが強烈に印象に残っています。あとは横浜7th AVENUEで観たシークレット・ギグ!この頃になるとKYONOさんが長髪、ネルシャツ、Gパン、ワークブーツというチーマー風のヴィジュアルに。勿論すぐに影響を受け人生唯一の長髪にしました!(写真がないのが残念)7thは運良く最前で観ることが出来たけど、KYONOさんに手を踏まれるんじゃないかとヒヤヒヤした覚えがある。
この後くらいから自分のバンドが楽しくなってMADのライブには行かなくなったんだけど、音源は毎回楽しみにしていたし、初期~中期は未だによく聴く。ベースを弾く時は必ず”HUMANITY”を弾いて音合わせをする。自分の中でそれが凄くしっくりくる。
次回は初期~中期の音源を1枚ずつレビューしちゃおうかなと思ってます。
From aleJJandro hiderowsky
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