税務⑦-消費税の扱い
消費税は消費者に対する課税であるため、事業者は国に代わって消費者から受け取った消費税を納付する義務があります(逆に、事業者が支払った消費税が受け取った消費税より多いときはは、還付手続きをすることで消費税を取り戻すことができます。)。
また、小さな事業者ではすべての仕入れや売上の記録するのは負担なので、売上1,000万円以下のときは消費税の納税が免除され、また、売上5,000万円以下のときはみなし仕入れ率で簡易的に計算することができる簡易納税制度を使うことができます。消費税の納税免除と簡易納税制度は、どちらもオプションの制度で義務ではありません。
不動産ファンドの実務でも消費税の納税と還付の理解は必須なので、ここは理解しておきましょう。
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