デザインと好きをかけあわせること

こんにちは!
デザイナーのあこです。
今はフリーランスでエンタメ関連を中心にお仕事しています。
三度の飯よりエンタメが好きな人間です!

簡単な自己紹介

現在エンタメ中心のお仕事をしている私ですが、元々は全く関係のないデザインを作ってました。

・専門学校を卒業後、制作会社に新卒入社
そこではいわゆるコテコテのザ・カタログを制作
・アパレル会社に転職
いわゆるインハウスのWebデザイナーになる
・フリーランスとして独立

と言うような流れでエンタメとは全く無縁の商業的なデザインをメインにやってました。
とっても勉強にはなったんですが、カタログやECサイトでとにかくどうやってもの売れるようにするか!みたいなことを永遠に繰り返してやっていたので。
今エンタメのお仕事をするにあたってもっと表現力や世界観などのビジュアルを作ることもやっとかなあかんかったな〜って。

あとは新卒で勤めた制作会社は、Adobeも長らくCS4〜6にしがみつく、新しいパソコンも買えないから中古、ていう古い会社に5年もいてしまって幅も伸びずだったので、なんでもっと世界を広く見て早く転職しなかったんだろう、、とめちゃくちゃ後悔しています。(アホすぎる)
なので就職を考えている方はその会社が新しいことに意欲的かも確認したほうが今後の成長のためかも、、!!

フリーランスなりたての時期

そんな何も考えずに生きてきてしまった私ですが、前の会社でデザイン部署が多すぎるということで社内で一番下っ端だったこともあり部署移動を求められました。
そうなったときにデザイナー以外の道を考えてみたのですが、いやデザイナー辞めるなら仕事やめた方がマシ、と思い会社を辞めました!笑

でフリーランスになったのですが、まあ本当に何も考えてなくて(今振り返っても20代何も考えてなさすぎてやばい)
でもエンタメ好きだったし今まで関わることもできなかったので、何かエンタメのお仕事ないかな〜と探し始めました。

そうするとめっちゃ強運なこともあり、たまたま出会ったアイドル関連や劇団さんのお仕事をいただくことができました。
特にネームバリューのあるアイドルさんと劇団さんだったので、この時の実績がかなり今に生かされてるかなと思います。どこの出会いが人生変えるかわかりませんね、、、!

SNSを使わないお仕事の広げ方

そんな感じでのらりくらりと、現在は
・イマーシブシアター
・謎解き
・マーダーミステリー
・ミニシアターの映画
・アイドル関連
・イベント
のデザインをメインに制作しています。

こういうのどこでお仕事をもらうの!?とよくご質問をいただくのですが、私の場合はSNSもやっていないためほとんどリアルな場で出会うことが多いです。
ただエンタメは割と特殊で、異業種交流会では出会うことはできないため
・ボードゲーム会
・マダミス会
・劇団さんと交流できる場や
・知り合いのイベントに遊びにいく
みたいな感じで、エンタメ関連の方が集まりかつ交流できる場所によく行きます!
これは下心なくライフワークというか、ただただエンタメを摂取しにいったらたまたま出会ってお仕事に繋がったみたいなことが多いです。
とにかく息をするようにエンタメを摂取できるくらい好きなため、このあたりは苦がなくできます。唯一の才能かもしれません、、笑

実際好きを仕事にしてみて感じたこと

当たり前ですが今までは表面でしか楽しんでいなかったので、中に入ってみるとこんなに大変なんかーーーって感じることがたくさんあります。
特に金銭面、、、
エンタメは普通に公演だけしていても赤字なのできちんとグッズなど他で利益を出すことを考えないといけません。
でもこのあたりの集客や利益のことなどを考えることが苦手な方はたくさんいます。

そんな時に、私の今までやってきた商業的な考え方が結構役に立つときがあり、わー経験って何一つ無駄にならへんねんなーと感じます。

私はエンタメが大好きなので、自分の良いと思うコンテンツもっと広がってほしい!自分の人生の糧になっている表現者さんたちに幸せになってほしい!という気持ちが強かったので、中に入っても思ってたのと違うみたいなことはありませんでした。

あとは今の1番の課題はやっぱりビジュアル面の制作です、、、
エンタメって割とデザインとアートの真ん中を求められることが多いのでそもそもの思考が今までと違うみたいなことがあったりします。
なのでこれに関してはセンスがいるんです!
センス欲しい!
特に造形センス!
これからは、今までの経験も生かしつつ、デッサン頑張ったりイラスト表現や自主制作の方もこだわってやっていきます!

デザイナーとしての働き方ってたくさんあると思ってるので、その一つとしてこんなのもあるんやなーと思っていただけたら嬉しいです。
デザインがない業界ってほぼないと思ってるので、私はデザインを使って好きな業界を後押ししていければいいなと思っています!

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