本 蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷 恩田陸

上下巻、月曜から日曜まで丸一週間で読み終えた。本おもろ。

ピアノの森との共通項が結構あるな〜と思いながらも、ピアノの森のほうもアニメでさらっと内容を知っただけだしそこまで違和感なく読み進められた。設定のひとつひとつがフィクションみ強くて、なんかアニメの台本読んでるような感覚だな(読んだことないけど)って感じだった。でも、そのぶんするする読める。とにかく読みやすい。登場人物が多くて、視点がコロコロ変わるので、その点でも開きにくくて読みやすかった。

そして2作続けてピアノにまつわるお話を読んだことで、ピアノクラシックへの興味が湧いた。蜜蜂と遠雷は、コンクールが話の舞台ということもあって、曲名がはっきりと記されていて、その曲の特徴や、演奏してるキャラクターを通して曲のルーツやイメージが描かれているので、「聴いてみるか」に繋がりやすかった。実際、下巻読んでる間はずっとピアノを聴いてた。

そういう意味ではかなり収穫が大きかった。ピアノ。これからも聴くと思う。落ち着く。きれい。