本 夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない/こだま

半日で読み終えた。わからない。「よかったー」となる話ではそもそもないので、読了と同時に爽快感が湧く作品でないけど、それにしても、どう感想を持てばいいのかわからないやつだな。

つまらなくない。私小説だからつまらないわけがない。でも、起こることや、その時々の夫の反応や、自分自身の言動など、私小説だからこそぜんぜん共感できないって部分がたくさんあって、ふーん、へー、そうかー、って感じだった。それこそ、この人のブログなりTwitterなりを1日で全投稿追いかけたような感覚。「見た。以上!」こんな感覚。

ただ、あとがきは読めなかった。痛くて。

感想としてはやっぱりわからない。批判したくないしできないし、かといって共感できるわけではないから。「なるほどね」になっちゃうな。私本読むの向いてないのかな。私小説って、とくに今生きてる人の私小説って、感想を抱くのむずいね。