「深夜の電話」第13話

「あんたなんかじゃ話にならないわ!先生いないというなら母親を出しなさいよっ」少年の顔つきが変わる。“敵”が、守らねばならない防衛ラインまで来てしまったのだ。そもそも、年端も行かぬ少年がこんな深夜の電話をとるのには理由があった。尾上少年の母は病気を患っていたのだ。……続く

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