「深夜の電話」第28話 4 藤若亜子 2014年6月25日 15:28 ────玄関脇の電話台の傍の床で、横になっていた少年は目を覚ました。辺りはもう明るくなている。握りしめたままの受話器にはっと気づいて、少年はそれを耳をあててみるが「ツー、ツー、」という無機的な音が鳴っているだけだった。……続く ダウンロード copy 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート